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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

ブルーインパルス見ました!

 毎日テレビでニュースを見ているつもりなんですが、大きなニュースをのがしていました。でも知らなかったのに、ほんとに奇跡的に(!)ブルーインパルスを見ました。

 確か関西万博の開会式で飛ぶはずだったブルーインパルスは、天候不順で中止になったというニュースは見ました。でも関西万博に行くつもりのない私は、あまり関西万博という言葉に反応しないせいか、今日、明日、私の住んでいるところからもブルーインパルスが見れることを全く知りませんでした。

防衛省・自衛隊の大阪関西万博特設ページより
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 この地図の出典の防衛省のページによると、今日14時40分に関西空港を出発し、15時から15時15分頃は万博会場上空で展示飛行し、その後、Expo 70の太陽の塔、ひらかたパーク、大阪城と飛んでいくはずでした。実は私の家は、太陽の塔とひらかたパークの間にあります。これで見ると本当にルート上です。

 今日は、15時から子ども食堂のボランティアがあり、その前にコンビニで印刷したいものがあったので、14時45分頃家を出ました。いつもは自転車で行くのですが、今日は、少し荷物があったのと、夜雨の可能性もあったので、バイクで出ました。

 コンビニ前にバイクを停めると、タバコを吸っているわけでもなく、何かを飲み食いしているわけでもない中年男性が二人立っていました。何やってるんだろうと、ちょっと不思議に思いましたが、とりあえず印刷を済ませて、外に出たとたん何か大きな音が上空から聞こえてきました。
 
 空を見上げると、まさにこの形で隊列を組んだブルーインパルスが私の頭のはるか上を通って行きました。

日本経済新聞より
Screenshot 2025-07-12 20.27.50
この写真は模擬飛行のときのものだそうです

 もし今日子ども食堂のボランティアがなければ、家から一歩も出ていなかったかもしれません。しかも15時からだったので、その時間に外にいたわけなので、本当に奇跡的です。

 私がよくランニングをしていた川の橋の上は、人で埋め尽くされていました。その時もまだブルーインパルスとわかっておらず、「どうしてみんなここにいるんだろう」とさえ思っていました。でも子ども食堂に着いて、責任者の方から「ブルーインパルス見れた?」と聞かれ、ようやく理解しました。

 子どもたちの話題もブルーインパルスかなと思ったら、以外にも見ていない子の方が多く、あまり関心もなさそうでした。これもふと思ったのは、やはり親がニュースを見て、家庭で話題にしなければ、子どもたちに伝わらないのだろうということ。ここへ来る子どもたちは、親と過ごす時間が少ない子がほとんどです。

 それにしても、私もちゃんとニュースを見ていたら、自分でも写真を撮れたのにと思うと少し残念です。明日も同じルートで飛ぶそうですが、明日はその時間帯は他の用事があるので、見るのは無理そうです。でも今日偶然見れたことだけでも、ラッキーでした。

 
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やっぱり家電話には詐欺電話がかかってくる!

 以前、詐欺電話にひっかかりかけたことを書きました。


 
 この時は、本当に情けなかったのですが、実際被害にあう前に気づいたので、いい勉強になったと思ったのですが、この勉強のおかげで、その後の詐欺電話にはすぐ気づくようになりました。

 6月初めごろまで、家の電話に出る必要があったので、日中の電話にはだいたい出るようにしていました。すると月2回ほど、「市役所の保険課ですが・・・」とか「市役所の〇〇ですが・・・」とかいう電話があったのです。

 一度、本当にひどい電話がありました。ちょうどその時に来客中で(でも娘も対応してくれていたので、電話にも出ました)、「市役所の〇〇課の〇〇ですが・・・」と言うので、「今、来客中なので折り返してもいいですか?〇〇課のどなたでしたっけ?」と私が答えたとたんに、「うそつけ!」という暴言。瞬間に受話器を置きました。

 詐欺電話にしても、そんな暴言を吐かれると思っておらず、後から怒りがこみ上げてきました。でもホントにバカなヤツだと思います。

 この前のは、夕方6時ごろにかかってきて、やはり「市役所の保険課ですが」と名乗りました。もう絶対詐欺電話だと思ったので、「市役所ですか?もう勤務時間外ですよね」というと、相手は黙って切りました。

 最近はもう留守電にしていることの方が多いのに、それでもたまに出たら詐欺電話ということは、一体どれくらいの頻度でかかってくるんだろうかと、反対に興味がわきます。もう家電を無くしてしまおうかとも思うのですが、母は時々家電にかけてくるし、日ごろ疎遠になっている親戚も、何かのおりには家電しかかかってこないと思うので、やはり完全になくすのは無理かなと思うんです。

 それとこの前友人たちと食事に行ったとき、家電の話になり、夫婦年金暮らしをしている友人がこんなことを言っていました。

 「娘が仕事で東京に引っ越すことになって、マンションの契約をするときに、私たち夫婦は年金暮らしだから、連帯保証人になれるかなって心配してたの。そしたら、家電があるなら他に証明がなくてもOKと言われたんだって。今、家電があるのは、ある程度、経済力の証明になるのかもね。」
 
 でも家電のメリットって、他に何でしょうね。今のところ思いつくのは、何か電話番号を書かねばならないとき、携帯の番号を知られずにすむことでしょうか。まあずっと留守電にしておけば、詐欺電話を受ける可能性も低くなるので、当分はこのままキープしておこうと思っています。

旅行前に連続して子ども食堂のボランティアへ行っています
この前の土曜日のメニューです
左上から時計回りに、お好み焼き、レタスとトマト、ポテトフライ
コロッケ、エビフライ、チャーハン
野菜とソーセージのスープ
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不在者投票を済ませ、学生気分にひたり、図書館で仕事してます

 私の住んでいる市に2年ほど前、市民ホール、図書館、地域センターが一緒になったような複合施設ができました。私がタイに行っている間に工事が始まり、帰国後にもう立派な建物になっていてびっくりし、その翌年オープンしました。図書館は市に何か所かありますが、ここが一番近くなったので、予約受け取りはいつもここに来ています。

 建物の中には、ベンチやイス、テーブルがたくさんあって、吹き抜けのエレベーターホールをぐるりと囲むところもベンチに囲まれていて、そのベンチでお弁当を食べている人も見かけます。1階外のテラスだけでなく、上階にもテラスがあって、気候のいい時は、そこでも飲食をしている人が多いです。

 去年の夏は、ヨーロッパの後ボルネオ島にも行き、その後長女の結婚式のために次女が帰国してきて、あまり家にいませんでした。でも今年は6月からすでに夏の暑さで、エアコンの部屋にいても、トイレに行くだけで汗だくになってしまいます。そこで、夜までレッスンの入っていない日は、お弁当を持って図書館に行くことにしました。

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 こんな風に、遠くの山を見ながら仕事ができます。ここのカウンターテーブルには一つずつコンセントもあり、ネットは2時間ごとに一度切れますが、6時間までは無料で使えます。

 今も私の並びはほとんど受験生のようで、ちらりと見えるのは「英文法~」とか「数Ⅱ~」とかいう本。英語の問題集や参考書を持っていると、ちょっと気になります。(昔の仕事が・・・)

 お昼は、残り物で作ったチャーハンを容器に入れ、ミニ水筒に野菜ジュース、500mlのペットボトルにはアンチャンティーを入れてきました。昨夜雨が降ったためか、それとも5階のためか、外のテラスも風があるとそれほど暑くなく、ちょっとピクニック気分になりながらランチを楽しみました。

 そうそう、今日は参院選の不在者投票も済ませてきました。まだ近くのイオンモールの中の不在者投票は始まっていませんが、市役所だけはやっていることに気づきました。そして今いるここは、ちょうど市役所の向かいにあるんです。ということで、朝一番に投票も終えました。投票日の私は、すでにカナダにいるはずなんです。

 仕事だけでなく、このブログもあっという間に仕上げました。やはり周りが勉強をしていたり、本を読んでいる人ばかりだと、Youtubeを見ながらということもできないので、ブログもはかどりました。
 来週も、旅行準備が終わっていたら、またここで仕事したり、ブログを書こうかなと思います。

北海道初の熱中症アラートって・・・

 今ネットでニュースを見ていたら、「網走、北見、紋別、十勝地方に熱中症警戒アラートが出た」とありました。2021年に道内でアラート発信を始めて最も早い発表だそうです。北海道でさえ36度のところがあり、大阪は37度越えでした。

 朝8時にはエアコンをつけましたが、エアコンがちょっと古くて効きが悪いのに、LDKがまあまあ広くて本当に効率も悪い。一緒に扇風機も回しました。朝9時から10時半までオンラインレッスンをして、そのまとめをしているうちに11時半。郵便局に行く用事があり外に出てみると、あまりの暑さにふらっとなりそうでした。

 昼食後、テレビをつけたままソファに転がると、そのまま寝落ち。先週一晩中エアコンをつけて寝て、少しのどが痛くなったので、昨夜は5時間のタイマーにしたら、暑くて5時過ぎに目が覚めて寝れなかったんです。まあ短時間の昼寝はいいらしいけど、1時間はちょっと寝すぎかもしれません。

 今もエアコンをつけても汗がでるほど暑いので、熱を測ったら37度ありました。これは本当に「熱」があるのか、室温が高すぎて体温があがるのか、もしくは熱中症になりかけているのかわかりません。(とにかく水分補給中です)

 ぜったいにバンコクの方が涼しいですよねぇ。8月はタイの方がずっと過ごしやすいと思います。とにかく旅行前に暑さで体調を崩さないようにしなくては!

 さて、昨日の日曜日は久しぶりに全く予定のない一日だったので、一歩も外に出ず、朝から掃除洗濯をして、パンも焼きました。しかも久しぶりにベーグルに挑戦。

 二次発酵まではパン焼き機がしてくれます。ひも状にしたものをドーナツの形にして、沸騰したお湯で1分間茹でます。それをオーブンで焼き上げます。

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 家で食べるものだからと、いい加減に成型したら、くっつけたところが外れてしまい、変な形になりました。生地には黒ゴマをいれています。

 昼食は、子ども食堂の残り物でもらってきたエビフライと家にあったチーズ、レタスをはさんだベーグルサンドにしました。

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7月5日、ただ暑いだけで終わりそうです

 7月5日午前4時18分、日本の大災難の日時だと、香港では大騒ぎになって、飛行機の便まで減便されたそうですが、今のところ無事今日は終わりそうです。

 私はその噂の元になった本のことは全く知らなかったのですが、ネットで読んだFlashの記事によると、1999年にたつき諒さんが描いた「私が見た未来」という漫画だそうです。その本の表紙に「大災害は2011年3月」と書かれていたのが、東日本大震災の予言だと話題になりました。その後2021年に出版された「完全版」で帯に「幻の予言漫画復刻!!本当の大災難は2025年7月にやってくる」とコピーが書かれていて、あとがきにも、「夢を見た日が現実課するならば、次にくる大災難の日は、2025年7月5日ということになります」とあるそうです。

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amazonより

 でも作者のたつきさんは、「完全版は私の書いた文言ではないし、注目されたのは私の漫画のことではないので、まったく他人事のような感覚が拭えません。帯の文言は編集者によって書かれたもので、それが注目を浴びてしまった形です」とおっしゃっているそうです。

 昔「ノストラダムスの大予言」に、日本でも大騒動になった記憶がありますが、人間は、そんな「予言」が大好きなんだなと思います。まあでも、それに振り回されなければいいのかなと思います。



世界一周だと服装がちょっと難しい

 私は暑い国に行くことが多いので、旅行の服装はほとんど同じです。メインはTシャツに薄手のパンツ。去年のクロアチアも、いつも通りの服装で行きました。洞窟へ行ったりやハイキングもしたので、ずっとパンツスタイルでした。でも今回はちょっとイメージを変えた服装で行こうかなと思っています。

 というのは、今回訪れる場所が、ちょっとロマンティックなところが含まれているんです。カナダでは赤毛のアンの聖地プリンスエドワード島へ、そしてドイツでもローテンブルグというロマンティック街道にある町。やはりこんなところへ行くなら、ワンピースかなあと、黒のワンピースを用意しました。といっても、ニット素材の安いものですけどね。

 ワンピースは2枚ともノースリーブなので、上にTシャツやブラウスを羽織ればスカートに見えるし、意外に便利かもと思って、ちょっと嬉しくなっていたのですが、行く予定の場所の天気を調べて、今ちょっと焦っています。

 私が訪れるカナダ、ドイツ、バルト三国は、今のところ最高気温が25度前後で最低気温も15度から18度くらいです。暑くないのはうれしいですが、15度ってどれくらい?とわからなくなりました。つまり夜になるとかなり冷えることがあるって言うことですよね。

 いつもユニクロのパーカーと薄いウインドブレーカーは持って行きますが、それ以上厚手の服は持って行ったことがないのです。でも私は寒いのがかなり苦手です。3年前のニュージーランドでは、初夏のはずなのにかなり寒くて大変だったので、その翌年の同時期には、ウルトラライトダウンも持って行きました。

 でも今回はウルトラライトダウンまではいらないかなと思い、スェットパーカーを出してきたのですが、重さを測ってみると、ウルトラライトダウンが240gでパーカーが350g。でも15度でウルトラライトダウンが必要なのかと、悩んでいます。

 まあ出発まであと2週間ほどなので、もう少し考えて、服もあまり増やさないようにしようと思います。一人旅だと、いつも同じ服装でも平気です。(もちろん洗濯はしますよ)
 

もう予定を決めない旅は無理かなあ

 昔、初めてバックパックを背負ってヨーロッパに行ったときは、往復の飛行機と最初と最後のホテルがセットになったチケットを買いました。確か1か月ほどの旅でしたが、ユーレイルパスだけは購入していったものの、他の移動手段や宿はすべて現地で手配しました。

 ひとつの町に着いたら、まずインフォーメーションセンターへ行って、そこで手ごろな宿を紹介してもらえたらラッキー、そうじゃなければ安宿街を歩いて探しました。午前中に着けば、簡単に宿は見つかりましたが、夕方だと2時間くらい歩き回ったこともありました。15㎏ほどの上のバックパックを背負って、よくやったもんだなあと思います。今のようなガジェットはないものの、カメラ、フイルム(20本以上持って行きました)、本のガイドブックだけでもかなりの重量でした

 インターネットが普及して、私も宿は出発前に取ることがほとんどになりました。今回も1か月以上の旅行で、押さえていないのはトルコの2日間のみ。これはまだイスタンプールに行く前にもう1か所寄るかどうかを悩んでいるためです。でも出発前に決めれたら、宿は取ろうと思います。

 昨年のスロベニアとクロアチアの旅行も、行く前にすべて宿はAirbnbで予約しました。場所が町の中心ではなくても、まあまあ便利なところにあり、しかもアパートなので広くて自炊も出来て便利でした。今回もバルト三国は同様のAirbnbで予約済です。

 相変わらず「地球の歩き方」にはお世話になって、図書館で借りてきたものを読み、都市ごとにシュミレーションをしています。最初のカナダからフランクフルトまでは、かなり行程も考えて、「歩き方」も写真に撮って、iPadのGoogle Keepに保存しています。

 そう準備は着々と進めているのですが、時々、昔が懐かしくなります。もう若くはないので、そんな行き当たりばったりの旅ができるはずはないのですが、昔、知り合ったばかりの人の家にも泊めてもらったなあと、若かった自分の無防備さにも少しあきれます。でも私は本当に良い人に巡り合うことが多く、危険な目にあうことがなかったのです。

 私だけでなく、かなり旅のスタイルも変わってきているのでしょう。スマホさえあれば、どんなチケットでも取れるし、知らない町でもGoogle mapで歩けます。その分、地元の人に道を尋ねることも少なくなり、知らない人との会話も減っているように思います。
 
 それでも昔の旅のスタイルに戻ることはないのでしょうね。今はコスパだけでなくタイパを重視する人も多く、せっかくの旅行で、宿探しに時間をかけるなんて無駄だと思われるでしょう。私もそう思っており、宿は手配して、そこまでの交通手段も調べておくのが当然だと思います。

 若いころ「トラベルとトラブルは一文字違い」と読んだことがありますが、まあこの年になると、トラブルは極力避けて、楽で楽しい旅がしたいと思います。

最近暑すぎて、料理の意欲もわきません
ということでまたまた手抜きランチのスパゲティ
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具はすくないですが、しっかりタラコの味はしました
そして量が多めで、お腹一杯になりました
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確か300円しなかったので、満足です


e-simはKlookでいいかな 世界一周準備編②

 以前は旅行先の空港に着いたときに、simカードを買っていましたが、最近は、旅行前に用意することが多くなりました。去年のヨーロッパの時は、アマゾンで10GB、30日間有効のsimカードを買いました。確かイギリスの会社のもので2000円弱でした。

 その後、ソウルに行ったときに、毎日1GB、3日間有効というe-simをKlookで見つけて使ってみました。ソウル市内だけしか使っていませんが、速度も全然問題なく使えました。それで今回はまずKlookを検索してみました。

 するとなぜかわかりませんが、アメリカとヨーロッパで、また100円というe-simがあったのです。
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 ワシントンDCは空港だけになったので、この100円e-simを見つけてよかったです。トロントからナイアガラの滝に行き、そこでアメリカ側に渡る予定なので、その時に使うだけになりますが、100円なので十分です。

 ヨーロッパは一日1GB、5日間有効のe-simだけが100円と不思議な価格設定なので、これを3回分購入しました。そしてカナダは到着日を含めると8日間になるのですが、その日は空港からホテルへ移動するだけなので、楽天モバイルの海外利用2GBで対応します。ということで7日間有効トータルで3GBのe-sim、1026円を買いました。もし足りなくなったら、ネットが通じていればどこでも帰るので、追加しようと思います。

 ということで、事前に用意したe-simは全部で1426円です。旅行で便利なe-simとして、HolaflyとかTrifaとか、よくYoutubeでも宣伝されていますが、カナダ1週間でも、無制限なら5000円弱でした。今はAirbnbでもホテルでもWiFiが使えないところはほとんどないのでGoogle mapをずっと使ったり、お店を検索する程度だと、2週間でも5GB程度しか使いません。

 万が一使えなかった場合は、現地でsimカードを買うか、他のe-simで対応するしかないですが、とりあえずKlook内のクチコミは悪くなかったので、ソウル同様、普通に使えると期待しています。


「ゼロで死ねるか」続き

 今回も、この前の続きで「ゼロで死ねるか」である。多くの高齢者は、「もっとお金を使ってやりたいことをすべきだった」と後悔しているが、実際、認知症になると成年後見人がついて、自分の意思でお金が使えなくなる。そして2025年には認知症を発症する人は約700万人になると厚生労働省が予測しているのだ。

 この20年で、60歳以上の金融資産残高は、1.5倍に増加し、個人金融資産約2千兆円のうち、60歳以上が6割以上を保有しているそうだ。「高齢者がやりたいことにお金を使って循環させれば社会貢献になる」と言われているが、老後資金をどれほど必要かわからず、不安で貯金には手をつけないようにする高齢者が多い。自分がいつまで生きるかわからないのだから、もっと年老いてからお金が無くなると不安に思うのは当然だろう。

 総務省の家計調査によると、夫婦二人が年金をもらいだす65歳から30年間生きるとして、年間の赤字額が約45万円。その補填に1350万円。そして平均的な介護費が約600万円なので、よく言われている「老後資金2千万円」というのは妥当な数字らしい。その2千万円を貯めても、不安に思う人が多く、実際貯めた金融資産は80歳を過ぎても平均で1〜2割しか減らないそうだ。


 そして紹介されていたのが、「DYE WITH ZERO(ゼロで死ね)」(ダイヤモンド社)というアメリカのコンサルティング企業のCEOであるビル・パーキンス氏が書いた本だ。人々がお金を使い切れない理由は、①自分がいつ死ぬのかわからない ②老後の生活は以外にお金がかからない ③お金はステータスになる ④子どもに残したい の4つ。

 特に強調されているのは、お金を使う能力は年齢によって変わり、同じ金額でも60代より30〜40代の方が価値を高められ、コスパもよいので、子どもには早く財産を引き継いだほうがいいということ。親が80代、子が60代の「老老相続」はコスパも悪く、親はお金がどう使われるかも見届けられない。

 そしてやりたいことを年代ごとにリストにして、お金とは「経験を買うために使うもの」であり、もし動けなくなっても思い出は「記憶の配当」として人生を豊かにしてくれる。だからこそ、やりたいことを先延ばしにせず、元気なうちにやり、悔いのない人生をおくるべきだということだった。

 この特集記事を読んですぐ市の図書館でこの本を予約した。5ヶ月近く待って届いた本を一気に読んだが、かなり納得できることが多かった。もちろんアメリカと日本では全く同じというわけにはいかないが、実際私がやってきたことも含まれていた。

 ここでふと思い出したのがラーマ9世の有名な政策「เศรษฐกิจพอเพียง 足るを知る経済Sufficiency Economy」。これを経済ではなく生活と置き換えて、いつも自分にとってพอเพียง な生活を求めていけばいいし、もしお金が残るのであれば、早く子どもに譲ったり、寄付をしたりと、自分にとって意味のある使い方ができるのではないかと思った。

 まあそんな偉そうなことを書いても、人間は欲があり、理想と現実には大きな間があるかもしれない。でもできる限り、ゼロで死ぬことを目指し、人生を送りたいと思う。

今日は土曜日なので、またいつもの子ども食堂です
唐揚げの南蛮漬け ポテトサラダゆで卵入り、キャベツとツナのチーズ焼き
スープ(玉ねぎ、人参、キャベツ、じゃがいも)
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冷凍バナナと牛乳をフードプロセッサーで混ぜると
ムースっぽくなりました
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「ゼロで死ねるか」新聞記事で考えさせられた

 「ゼロで死ねるか」という特集記事が載っていたのは、昨年11月のこと。5回シリーズだったその記事を、切り抜いて保管している。ブログネタにしようと思っただけでなく、じっくり考えようと思ったためだ。

記事は2024年11月19日から始まった朝日新聞の特集記事「ゼロで死ねるか」より
 
第1回は、20億円を残して亡くなった93歳の男性のこと。5年前に奥さんを亡くし、都内のマンションで一人暮らしをしていて、倒れていたところを証券会社の担当者が発見し、病院へ搬送したがそのまま亡くなった。その男性は税理士から「死後事務手続きをしておいたほうがいい」とアドバイスされていたが、「まだ早い」と断っていたようだ。


 親、兄弟など相続人はすでに他界し、自治体で火葬され、無縁遺骨として保管された。知人にでも後で遺言書が見つかり、死後手続きを頼んだ知人に数千万を遺贈し、残りは「すべて公的な団体へ寄贈する」という遺言が有効になった。

 もう一人の子どものいない女性は、亡くなった夫とともに高級老人ホームに入り、月額22万円ほどを支払っている。自分の年金でその支払いもまかなわれており、夫の遺産は残ったままだ。それでも夫が亡くなる前の7か月間、毎月70万円もの医療費を支払っていたので、自分が100歳まで生きると想定すると、貯金に手を付けられないし、もう「足が弱り旅行も行けない」。この女性も「ゼロで死ぬ」ことはないだろう。

 第2回は3億円の資産を持ちながら身寄りがないまま認知症を発症した80歳男性のこと。ケアマネージャーが介護施設の入所資金を男性の銀行口座から引き出そうとしたが、口座は凍結されており、その男性は最低限の公的な介護しか受けられなかった。認知症になると、家庭裁判所が法廷後見人を選ぶことになるが、手続きにかなり時間がかかるそうだ。

 第3回も悲しい話が載っていた。和菓子店を経営していた83歳の女性が亡くなり、3歳下の妹に全財産を残すと遺言書を用意していた。生前、その姉は貧しい年金暮らしをしているように見えたので、妹は食事や病院へのタクシー代の援助などをしていた。でも遺品整理をしていると、預金や株などが1億5千万も残っていて、妹は「80歳近くになってこんな大金をもらっても・・・」と喜びより悲しい気持ちのほうが大きかったという。

 日本人男性の健康寿命は72.68歳で死亡最多年齢が88歳。女性は75.38歳と93歳。つまりお金は70代前半までに使わないと、使えなくなるということだ。両親のことを考えても、父の遺産はそのまま母に渡り、家だけを母、弟、私の三人で相続した。まあ我が家は大した額ではないが、父が亡くなったときすでに80代に入った母には、大きなお金の使い道がない。昭和ヒトケタ生まれの父は、あまり贅沢もせず、お金のかかる趣味もなかったので、残された母が十分暮らしていけるだけのお金は残してくれた。

 母はまだまだ元気だが、ゼロで死ぬことはありえないだろうから、今のうちに、母が納得いく額のお金を、どこか公的な機関に寄付するよう、遺言書を書いたらと勧めてみようかと思う。でも嫌がりそうだなあ。

これは先週土曜日の子ども食堂
サンドイッチ(サニーレタス、キュウリ、ハム、炒り卵)、唐揚げ、ポテトフライ
キャベツとツナのサラダ、ミネストローネ(玉ねぎ、人参、ネギ、キャベツ、ソーセージ)
コーンごはん、チョコ入りミニパン
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