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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

「世界一きれいな空港」は羽田です

 英国のSKYTRAX社発表した2025年度版「世界で最も清潔な空港ランキング」で東京国際空港(羽田空港)が第1位だったそうです。ずいぶん前にNHKで、羽田空港には日本一の清掃人がいるという番組を見ました。その人のおかげもあり、羽田空港は本当にきれいな空港だとか。

ちょっと調べてみると、その方の本もありました
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 大阪に住む私は、あまり羽田空港に行く機会がありません。東京へ行くときは、たいてい新幹線を使います。私の家は大阪北部で新大阪駅まで20分ほどしかかからないので、飛行機より便利なのです。

 でも今年はANAをメインにするので、何度か羽田空港を利用することになります。だから今回の「世界一きれいな空港」というニュースを読んで楽しみが増えました。

 さて順位ですが、以下のようです。
1位 東京国際空港(羽田空港)
2位 シンガポール・チャンギ国際空港
3位 ハマド国際空港(カタール)
4位 仁川国際空港
5位 香港国際空港
6位 中部国際空港
7位 成田国際空港
8位 関西国際空港
9位 台湾桃園国際空港
10位 チューリッヒ空港

 日本から4つも入っているのは驚きましたが、その中で私のメインエアポートの関空が一番低い順位だったのはがっかりです。セントレア(中部国際空港)は使ったことがないのですが、きれいな空港だと聞いたことがあります。

 それにしても3位のハマドと10位のチューリッヒ以外、すべてアジアの空港だということも驚きました。今年は羽田空港からワシントンDCへ向かいますが、世界一周してもこのリストの中で使うのは、羽田、シンガポール、成田だけです。世界一清潔な空港から出発したら、きっとどこでもきれいだと思えなくなるんじゃないでしょうか。

前に一度載せましたがチャンギ空港です
シンガポールはゴミを捨てると罰金だそうですが、空港もゴミは落ちていませんでした
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世界一周のルートを考える③バンコクから別チケットで大阪、沖縄

 前回はアメリカ、カナダ、ドイツ、バルト三国、トルコを回って約1ヶ月、その後バンコクへ飛ぶと書きました。バンコクに行くのはお盆の頃です。

 私の仕事は日本のカレンダーが基本なので、ちょうど8月は所属している学校も夏休みです。その休み期間を今回の旅行のメインパートに当てました。

 そしてお盆明けは、いつも通りバンコクでワーケーションになります。すでにAirbnbで泊まるところも予約を入れましたが、最初の2泊が取れなかったものの、残り10日間ほどをいつものファイクワーンのコンドに泊まります。

 前にも触れましたが、世界一周チケットはここで休憩です。前からずっとチェンマイのコムローイを見たいと思っていたので、11月にチェンマイに戻ってきて、そこで世界一周チケットに戻ります。そのためバンコクから日本は、ANAで別チケットを買うことにしました。

 安いLCCにしたいところですが、前回書いた上級会員を目指すためには、とにかくもう少しANAに乗らなくてはなりません。それで少し調べているうちに、とてもいいチケットの買い方があるとわかりました。

 私もLCCが出てくる前は、よく海外発券をしていました。その方が有効期間が短かったり、日付を変更できたりと使い勝手が良かったのです。今回、久しぶりのバンコク発になりますが、ANAは簡単にHPから海外発券ができます。

 そしてこれが一番の目玉情報ですが、バンコクー大阪往復のチケットと、バンコクー大阪ー沖縄ー大阪ーバンコクのチケットの差が、一番安い便を選ぶと3,000円ほどなのです!今検索したところによると、バンコク大阪往復が112,870円で、バンコク沖縄往復に大阪で2回のストップオーバーを入れて115,441円です。

 私は2月にこのチケットを発券したので、もっと安くて108,789円でした。しかもバンコクー大阪が8月末、大阪ー沖縄は10月の連休をはさんでいる時期、そして11月はじめに大阪ーバンコクと長期に渡るチケットです。

 バンコクーチェンマイ間はANAは飛んでいないので、タイ航空とエアーアジアで買いました。今年のコムローイは11月5日と6日とのことで、すでにそのチケットも手配しました。次女もニュージーランドから来るので、日本人向けの会場で手配したら高かったです(T_T)でもこれも一生に一度のことかなと思うので、今回は納得です。

 11月中旬にバンコクから大阪に戻る便は、やはりANAを使おうとしたら直行便のビジネスに空きがなく、バンコクーシンガポールー羽田となりました。ここでまた別チケットを買い、大阪に戻ります。

 そして最後は12月です。最後はどこへ飛ぶのか・・・次回に続きます。

長女夫婦が来ているので、皆で家の近くのハンバーグが有名なお店へ
ここも「飲めるハンバーグ」と同じくらい肉汁がジュワッとでてきます
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世界一周でANA上級会員を目指す

 2003年に初めて世界一周航空券を使った当時は、まだJALがワンワールドに加盟していませんでした。それでアメリカン航空でマイルを貯め、その1回で5万マイルを超えて上級会員になれました。上級会員になると、ワンワールドグループの航空会社を使うときはビジネスラウンジに入れるし、優先搭乗や荷物のプライオリティタグもつけてもらえます。でも会員の有効期間は1年間だけです。

 海外の航空会社の上級会員条件はほとんど同じで、年間5万マイルを飛ぶことでした。JALやANAは、マイル数だけでなく搭乗回数を超えれば上級会員になれる方法もあり、いったん上級会員になると、それに対応したクレジットカードを持つことで、無期限に上級会員になれるシステムでした。このために一日に東京ー那覇を3往復するようなJALの「JGC(Japan Grobal Club)修行」や「SFC(Super Flyer's Card)修行」をする人も増えました。

 でも最近JALはルールを変え、年間5万マイルか50回の搭乗だけでは1年間だけしか上級会員になれず、以前のように生涯続けるためには、カードやふるさと納税や資産運用など、生活に関連したJALのサービスでポイントを貯めることが必要になりました。そのためかなりハードルが高くなったと思います。

 一方ANAは、まだ大きくルールを変えていません。同じようなANAサービスを使う条件もありますが、以前と同じくフライトマイルだけで大丈夫です。

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 このプラティナムで、スターアライアンスゴールドというステイタスになるので、スタアラグループの飛行機に乗るときは、
優先カウンターでのチェックイン、保安検査の優先レーン、ビジネスラウンジ使用、優先搭乗、手荷物のプライオリティタグなどの特典が受けられます。

 そしてプラティナムになると、今持っているANAゴールドワイドをSFCカードに変えてもらうことができ、そのカードは年会費を払い続ける限り、ステイタスが維持されます。

 今回の世界一周では、このANAのプラティナムを目指します。プレミアムポイントというのは、単純なマイルではなく、路線やクラスによってもポイント数が変わるので、ANAホームページにある「ANAフライトマイル・プレミアムポイントシュミレーション」を使って、5万ポイントを超えるように計画を立てました。

 でも最初の計画では、5万プレミアムポイントまでギリギリだったので、3月に母が行きたいと言ったプレミアムクラスでの宮古島往復のおかげで、超えることになりました。でも最後のフライトは12月の予定なので、本当にギリギリ間に合いそうです。

 世界一周のルートを考えるのは本当に面倒で、それを旅行社に頼む人も多いようですが、私はそんな面倒なところも楽しくて、マイル計算ばかりしていました。でも今回はどうしても行きたいところを先に決めていたので、それほど時間はかかっていません。

 バンコクから大阪へのフライトについて書くつもりだったのに、先にANAの上級会員のことを書いてしまいました。プランニングだけで、まだ2回くらい続きそうです。

最近娘とコンビニによく行きます。
ローソンで見つけたこれ!美味しいです!
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ローソンHPより
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世界一周のルートを考える②ヨーロッパ

 北アメリカ大陸は、9日間の駆け足で、トロントからヨーロッパに向かいます。スターアライアンスグループの航空会社だけしか使えないので、トロントからだとエアーカナダ、ルフトハンザ、ユナイティッドのどれかが就航している都市に向かうことになります。

 私が行きたいバルト三国に直接入る飛行機はないので、まずどこかの都市に入り、そこからエストニアのタリンか、リトアニアのビルニュスに向かうことにしました。でもバルト三国内は、どちらを出発点にしても、バスや列車だけで移動することになります。

 でも地上移動も1回のフライト、移動マイルとして換算されるので、なるべく少ないマイルで移動するために、まずトロントからフランクフルトへ飛び、そこからエストニアのタリン、そしてリトアニアのビルニュスからイスタンブールへ飛ぶことにしました。

 去年ターキッシュエアーを利用したときに、トランジットツアーという無料のツアーに参加しました。でもちょっと時間が足りなくて、クルーズ以外はあまり観光ができなかったのです。



 実はトルコは、30年以上前に新婚旅行で訪れた地でした。その前にもペンフレンドがいたために、イスタンブールへは行っています。でもはるか昔のことで、あまり覚えていないので、もう1度美しいブルーモスクやアヤソフィアを見たいと思いました。

 ここでヨーロッパ大陸とお別れです。まあトルコはイスタンブールの一部がヨーロッパ側で、ほとんどがアジア側になるんですけどね。

 日程としては、これで日本を出発して約1ヶ月です。次のアジア大陸ですが、やはり移動型の旅の後は、バンコクでのんびりしたいので、イスタンブールからバンコクへ飛び、そこで世界一周の旅は一時中断します。

 スタアラの世界一周航空券は1年間の有効期間なので、途中で中断することができます。そこでバンコクから大阪へは別に航空券を買い、往復することにしました。

 今回のスタアラ世界一周航空券は最大39,000マイルまで。ここまででだいたい23,000マイルほどでした。マイル数をカウントするには、いくつかのサイトがあり、これらを使いました。ここから残りのマイルをどう使うのか、考えるのも楽しいです。

Airmilescalculator https://www.airmilescalculator.com/

Webflyer http://www.webflyer.com/travel/mileage_calculator/

 飛行機のマイルを計算したり、就航都市を確認するには、空港コードを利用することが多いです。私は以前に世界一周航空券を利用したとき、かなりの空港コードを覚えたのですが、今回はまったく行ったことのない都市もあるので、計画するときに、まず可能性のある都市の空港コードを書き出しました。これは、後日ANAで予約をしたときも役に立ちました。

 空港コードは例えばスワンナプーム空港ならBKK、ドーンムアン空港ならDMK、成田空港ならNRT、関西空港ならKIXという3文字のアルファベットです。

 世界一周の残り部分はまだです。タイからどこへ飛ぶのか、次回に続きます。


世界一周のルートを考える①北アメリカ大陸

 去年30数年ぶりにヨーロッパへ行き、やはりまだまだ見たい国がたくさんあることを実感しました。私は1980年代後半に2回ヨーロッパをバックパッカーで周遊しましたが、当時はまだベルリンの壁は崩壊しておらず、東ヨーロッパの国々に行くのはビザも必要で、東ベルリンに少し足を踏み入れたものの、あとはすべて西ヨーロッパの国でした。

 2回の世界一周航空券を使ったときは、2003年はチェコだけ、2004年は北欧とロシアでした。チェコはとても美しい国で、ほかの東ヨーロッパの国を見てみたいと思いながら、長距離の飛行機に乗る勇気(?)が出ず、20年が経過・・・。去年、ようやく長女に刺激されたスロベニアとクロアチアへ向かいました。円安でかなり費用がかかったものの、美しい街並みや素晴らしい自然に圧倒され、またヨーロッパに行きたいと思いました。

 その時頭に浮かんだのが、高校教員時代、副教材で使った「杉原千畝、命のビザ」のこと。その教材に出会うまで杉原千畝のことは知らず、自分なりにいろいろ調べ、彼の生まれ故郷岐阜県にある「杉原千畝記念館」へも行きました。そして日本領事館があったリトアニア、カウナスには、今もスギハラ通りがあり、領事館の建物が記念館として残っていることを知り、どうしても行ってみたいと思ったのです。

これがその副教材です
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 次の夏の旅行は、リトアニアを含むバルト三国にしようと決めました。北からエストニア、ラトビア、リトアニアと南下するか、逆に北上するか、どの航空会社で向かうか、いろいろ考えて、またターキッシュエアーで行こうかなと考えました。

 それがなぜ世界一周と言われそうですが、旅行関係のYoutubeを見ているうちに、世界一周航空券のメリットを考えると、それを利用して行く方がいいのかなと思ったのです。でも世界一周するためには、ヨーロッパへ行く前にアメリカ大陸を超えて行く必要があり、これも10数年ぶりのアメリカ大陸の目的地を探す必要が出てきました。

 そこでもうひとつ思い出したのが、多くの女の子がハマる「赤毛のアン」。そういつかアンの世界を見てみたいと思ったことがあるのです(でもかなり若いころの話です)。カナダのプリンスエドワード島にアンの家やモンゴメリーの生家があるそうなので、3泊して「赤毛のアン」聖地巡りをしようと思います。

Netflixで「アンという名の少女」を見て予習中
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 最初にANAを使うので、カナダに直行便がなく、アメリカはワシントンDCに入ることにしました。アメリカは数回行ったことがあるのですが、ワシントンは初めてです。でも2泊でトロントへ飛び、ナイアガラの滝だけ観光します。トロントは昔の世界一周旅行のとき、友人が住んでいたので、泊めてもらって主なところは観光しました。

 このように、北アメリカは駆け足で回ります。そしてトロントからヨーロッパへ飛び、一番の目的であるバルト三国の旅へ。この続きはまた次回に・・・。
 

断捨離も少し息切れして、タイ料理で元気をつけました

 GW前から始めた大整理も、かなり進んできました。すでにこれだけのものを処理しました。

①衣類や古いタオル、シーツなどの古布 45Lゴミ袋12袋分
②古雑誌、新聞、紙類 20括り分くらい
 これらは、市の環境衛生センターに持ち込むと、無料で置いてくることができます。

③古本 段ボール21箱分
 これは、ブックオフの買い取りを利用し、全部で85,242円になりました。でも値がついたのは1/3以下です。

④耐火金庫 前回書いたように処理費用19,800円かかりました。

⑤姑の指輪やアクセサリー、夫のカフスボタン、東京オリンピックの記念硬貨、古銭など
 これはキングラムという買い取りに持ち込んで73,200円でした。付加価値のない記念硬貨などは、銀行で入金(10,950円)しました。

⑥段ボール2個分の雑貨、新しいタオル、バッグなど
 エコリングに持っていくと、全部で500円でした。持っていった手間賃だけですが、ほとんどアジアの国に送られて、再利用してもらえるのだと期待しています。

⑦50cm〜100cmのもの(私の市では小型ゴミと分類されています)
 キャスターが壊れたリュック型スーツケース(タイで買いましたが、全部で5回も使っていません)、古い布団2組、古い毛布4枚、衣装ケース2個

 これだけのモノが家からなくなったのですから、本当にすごいと思っています。姑が使っていた6畳の和室の押し入れは、たぶんお返しでもらったシーツや掛布団が入った箱が5箱くらい残っているだけになりました。

 そして私たちの書斎にあるスライド式の本棚も、厳選された本や仕事関係の資料、アルバム類(高校教員だったので、学校のアルバムも2人分で10数冊)だけになりすっきりしました。でも場所の入れ替え作業が残っています。

 これだけのことをやり続けたので、かなり疲れが溜まってきて、さすがに今日は朝からダラダラ過ごし、昼前に買い物に行き、私は3時頃から1時間ほど昼寝をしました。起きて娘の部屋を覗くと、やはりベッドの中。

 夕飯も手のこんだものは面倒だなと思い娘に聞くと「カオマンガイが食べたい」とのこと。私のカオマンガイはかなり手抜き料理なので、これ幸いと準備をしました。

 お米を洗って、中華スープの素とおろし生姜を入れ、水の量は普通で、その上に鶏のもも肉を3枚乗せて、炊飯器のスイッチをいれるだけ。

 スープは、玉ねぎ、もやし、えのきを入れたカレー味。小松菜はフライドガーリックとおろし生姜を入れて炒めて、ナンプラーで味付け(空芯菜炒めと同じ味付けです)。

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 タレは刻み生姜とニンニクに料理酒を入れて、電子レンジでチン。そこにオイスターソースを入れ、水で少し味を調整します。

 まあ本物とは違うかもしれませんが、私たちはこれで満足です。さあGW後半もがんばらなくては!



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家庭用耐火金庫の結末

 先日書いた昭和52年製の耐火金庫のことですが、今日、業者さんに来てもらいました。でも昨日、予想外の発見があったのです。

 このGWは、姑の部屋の押し入れを徹底的に片付けました。他の小さな引き出しと、和ダンスは以前に整理したので、見ていなかったのですが、タンスの上の和紙でできた箱、姑が作った「手毬」や「木目込み人形」などが残っていたので、それらも処分することにしました。その時、和ダンスの小さな引き出しにスカーフのようなものが入っているのが見えて、それを出してみると一番下に「金庫説明書」と「鍵」が出てきたのです!


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この説明書の裏に右に◯回、左に◯回、と5回くらい繰り返し

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下の鍵穴に鍵をいれると、カチャっと音がして開きました!

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中に入っていたのは、ホコリにまみれた黒い袋

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 一体何年ぶりに開いたんだろうかと思うと、ちょっと感動しました。そして中に入っていたのは・・・
 家を建て替えたときの記録である「登記済証」と昭和52年に亡くなった夫の父の「相続関係書類綴」、そして姑の貴金属の証明書が数通。でもダイヤや真珠の指輪は遺品の中になかったので、夫が姑の親戚に形見分けとして渡したようです。

 懐かしい聖徳太子、岩倉具視、板垣退助のお札も出てきました。全部で4万円弱ですが、次女は見たことがないというので、長女にも見せようと思います。そしてなぜここに入っているのかわからない現金の封筒(20万円弱)で表書きはお祝いとあり、くれた人の名前がメモしてありました。

 とにかく中を確かめられたので、ほっとしました。昨日、業者には連絡して、金庫の処分だけをお願いしました。時間通りに来てくれて、まず扉を外し(外れるとは思いませんでした・・・)、本体を布の上に移し、二人で運んでいきました。料金はメールで確認した通り、処分で15,000円、出張費で3,000円、税金を入れて19,800円でした。

「もし、鍵が見つからなかったら、何分くらいで開けてもらえたんですか?」
「これなら5分ですね。」
びっくりです。そんな簡単に開くのなら、金庫の意味ないと思ってしまいました。

「これは中がコンクリートですね。分解して処理するんで、うちもほとんど儲けにならないんですが、困っている人も多いんで。」
「足元見て、10万円くらいふっかけてくる業者もありますよ。」

 この前の見積もりは3万円だったので、まだマシなほうだったようです。(でもこの業者は10,000円!)

必要な方は少ないかもしれませんが、一応使った業者さんを紹介しておきます。
 関西テック株式会社

 最後に業者さんが言ってくれたことを書いておきます。
「こんな家庭用金庫は無駄ですね。50kgもないので、一人で担いでいきますよ。だから一人で持てない重さの金庫じゃないと。」

 納得です。この業者さんが5分で開けることができるなら、プロの泥棒も簡単に開けられるのでしょう。まあイマドキ家に金庫がある家なんて、よっぽどのお金持ちじゃないとあり得ないと思うんですけどね。



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半世紀前の耐火金庫を開けられるのか?

  我が家には、昭和52年製の耐火金庫があります。私がその存在を知ったのは、家を建て替えるために仮住まいに引っ越しをしたときでした。かなり重いので、引越し業者さんが運んでくれましたが、新しい家に戻ってきて、姑の部屋に運び入れてもらいました。そしてまだあまり片付けていなかった押入れに、その50年近く前の金庫が残っていました。

40×30×50くらいの大きさですが、50kgほどありそうです
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 姑の部屋をかなり片付けましたが、この金庫の鍵は見つかりませんでした。それにダイヤルもわからず夫も知らないとのこと。おそらく大したものは入っていないだろうと、夫も今まで何も言わなかったのです。

 とにかくこれを開けて処分しなくてはと、いつも通りググりました。金庫の解錠をしてくれる業者はいくつもあって、そのうち関西の業者4か所に見積もりを依頼してみました。そのうち2社は、無料で見積もりに行くと返事があり、2社は写真だけで見積もりを出してくれました。

 見積もりをくれたところの金額は同じで、金庫の解錠/破壊が10,000円、処分が15,000円、そして別に出張費プラス消費税でしたが、その時その1社が関東の業者だと気づき、お断りをしました。

 見積もりに来てくれた業者は、鍵穴を触って、「これだけ解錠できました」と言いましたが、出てきた見積もりはかなり高くて、破壊作業/解錠30,000円、運搬と回収で20,000円、プラス消費税でした。そして「この時代の金庫は中に石灰も使っているので、廃棄処理も金属だけじゃないんですよ」とのこと。

 でもあまりにも差があったので、写真を見て見積もりをくれた業者に、電話をして聞いてみると、「写真を見て製品も確かめているので、見積もり以上になることはないし、もしそうなるなら断ってくれてもいい」と良心的な答えなので、そこにお願いすることにしました。そして「石灰」のことを聞くと、「それは、ちょっとおかしい。いろいろなことを言って、値をつりあげるところもあるから」とのことでした。

 業者は明後日に予約をしています。さあ、何が入っているんでしょうね。でもきっと、建て替える前の家や土地の権利書とか、姑の保険の書類とか、今ではもう必要のないものしか入っていないような気がします。姑が亡くなったときの保険や年金の手続きは、証書がなくても行えた記憶があるので、その時もこの金庫を開けようと思わなかったのでしょう。

 まあでも50年前の金庫を、業者さんがどう開けてくれるのか、次回に書きたいと思います。


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母の世代の頭には「終活」はないんだろうなあ

 本文に入る前に、まず今回の投稿をミスってしまい、前回のブログのコメントが、こちらに入ってしまっていることをお詫びします。前にも何度かしたことがあるのですが、前日のブログに上書きをしてしまいました。幸い、PCに残っていたので、前回分はもう1度アップしたのですが、ブログ村のリンクはおかしくなっているかもしれません。どうもすみません。
 
 さて今日の本題です。

 終活という言葉は、「週刊朝日」から生み出された言葉で、2009年(平成21年)8月から12月にかけ、「現代終活事情」という連載で使われたのが最初で、翌2010年には、新語・流行語大賞にノミネートされ、2012年の新語・流行語大賞でトップテンに選出された。
(Wikipediaより)

 もちろんこの言葉以前にも、「身辺整理」という言葉があり、50代ごろから少しずつ片付けたり、退職後に一気に片付けたりした人もいるようだが、専業主婦の人たちはどうだったんだろうかと思う。

 2021年の「株式会社ハルメク」が調査した結果によると、このときの60〜74歳の79%は終活は必要だと思っているそうだ。4年前なので、このアンケートに参加した人は最高齢でも78歳。うちの母より10歳、亡くなった姑の20歳以上、年齢が下の人なので、やはり母や姑世代とは違いがあるのだろう。

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 終活を始めたきっかけは、「親族・家族の死」「自分/配偶者の健康状態の悪化」「定年退職」「コロナ禍」など。また「必要だと思う終活」は「家具や家の中の荷物整理・処分」「金融口座・金融商品の整理」「衣類やアクセサリーなど身に着けるものの整理・処分」など。前回調査から、「情報まわりの整理」が「必要だと思う」割合が増加しているそうだ。

 終活を始めるのは、やはりこのアンケートの世代じゃないと無理ではないだろうか。結婚後家を建て替えたとき、私が古い家の6割以上を片付けた。新築した家に荷物を戻したとき、姑は古い衣装缶を2つ、「階段上の収納庫に入れといて」と言い、十数年後に亡くなるまで一度もそれを出してほしいと言わなかった。

 母は私の独身時代の部屋を着物や服の収納部屋に使っていて、もう押入れを利用したクローゼットを開けることもできないくらい古い服で埋まっている。それ以外には洋服ダンスをふたつ、和箪笥をひとつ使っている。私が整理したのは、タンスに入っていたものだけなので、元私の部屋は開けるのも嫌になるくらいの有り様だ。

 そう二人とも、古いものには蓋をするという感じで、一切手をつけようとしなかった。そのために私は二人の母の遺品整理と生前整理で、このGWはかなりの時間を費やすことになっている。

 私たちの親の世代は、ほとんどが「死んだら好きにして」とか言いながら、子ども世代に終活も押し付けているんじゃないだろうか。昔は親の家にそのまま住み続けることも多かっただろうから、遺品整理もたいしたことがなかっただろうが、今は親の家さえも、処理に困る時代。すべての人に終活は必要になってきている。

 GW前半は、本の整理と、姑の部屋に残った様々なものの整理に追われている。かなり片付けたと思っていた姑の服は、45リットルのゴミ袋8個分になり、布団や毛布、シーツなどもかなりの量になった。ちょうど今週の金、土が小型ごみ、古紙、布の回収だし、古着は市の処理センターに持ち込みができるので、なんとか一気に片付けられそうだ。

 今日は朝から片付けていたので、このブログは完全に愚痴。でもGWはひたすら片付けようと思っているので、当分楽しい話題になりそうにもないです。
 
 
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ブックオフでの買い取り結果、第一弾

 先日のぎっくり腰もどきは、本が入った段ボールを持ち上げたためでした。そのときに書きましたが、ネットでブックオフの買い取りを申し込み、12箱を宅配に取りに来てもらいました。

 私にとっては大事だった料理関係の本も、ほとんど値がつきませんでした。たぶん私の本は5円から30円ほどの値段でした。夫の本は、学術書的なものがありましたが、それでも最高500円程度でした。

 12箱に入れた本は全部で709冊。そのうち値段がついたものが192冊、つかなかったものが517冊でした。これは「BOOK-OFF宅配買取」のマイページで詳細を見ることができました。値段がついたものはすべて本の名前と価格が載っています。そしてその192冊の買取価格は、23,918円でした。

 もちろんその709冊にかけたお金はその何十倍かもしれません。でももう私たちには必要のない本なので、これ以上置いておいてもしかたがないと判断しました。でも本の整理は本当に大変なので、今やる気になってよかったと思っています。

 本の片付けだけでなく、これまで気になっていたところも見てみると、もう15年近く前に亡くなった姑の部屋にも手つかずのものがありました。姑が亡くなった直後に、私一人でかなり姑の遺品を整理しました。でも服喪休暇の1週間だけでは時間が足りず、着物が入っていた和箪笥や押し入れの中はあまり手をつけられませんでした。着物は私がタイから帰ってきた直後に「バイセル」に少し買い取りしてもらい、残りはリメイクをしている友人に引き取ってもらいました。 

 でも整理したと思っていた観音開きの押し入れに、姑の「よそいき」らしい服がたくさん残っていました。そしてこれはまた今度書こうと思いますが、私には決して動かせない重さの家庭用耐火金庫もありました。

 服はもうリサイクルなどとは考えず、ひたすらゴミ袋にツッコミ、古着として出すことにしました。古い雑誌も出てきたので、私が2,3年前に買った雑誌と一緒に紐でくくりました。来月の第1土曜は、地域の「布・紙」回収日なので、ドサッと出すことになりそうです。


まだまだ夫の本が残っています
ハードカバーの本は、詰めるのも大変です 
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