いよいよ手術の日だ。でも朝、どうしても学校に行く用事があったので、それを済ませた。幸い家から10分くらいなのでたいしたことはない。家に戻って9時ごろ浣腸にチャレンジ。10分ほどは我慢したけれど、朝ちゃんと便通もあったので、なんだか薬だけが出た感じだ。

   日本の病院は「入院案内」のようなパンフレットがあって、持参するものも細かく書いてある。昔、出産した時も 、旅行カバンにいろいろなものを詰め込んだ記憶がある。手術を決めた日以来病院に行く必要もなく、その時に看護師さんに持参物を尋ねると、「特になにも、いつも使ってる基礎化粧品くらいですね」と言われただけだった。一応カバンに下着4枚、タオル1枚、iPhone、充電器、基礎化粧品を入れた。

12時前に内科の受付へ。まずいつも通り体重、血圧測定と検温。
12時15分頃、内科のM先生の診察。昨日受けた検査は全て正常値だったと言ってもらえ、少しホッとする。
12時半頃、病棟へ。 
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   まるでホテルのような病室。部屋代はいくらなんだろう、何日入院しなきゃいけないんだろうと、ちょっと心配になる。

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   ベッドの横にはソファがあって、その横には小さなダイニングテーブルとイスがふたつ。シンク、冷蔵庫、電子レンジもある。
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   その向かいのドアを開けると、左手にシャワー、右手にトイレ。どちらも手すりがある。洗面所には、寝巻きやタオルが置かれていた。



   看護師二人 が説明に来てくれた。入院手続き書、手術の同意書、麻酔使用の同意書にサインしたが、全て私のサインのみで、夫のサインは必要なかった。日本だと、入院には保証人が必要で、他の書類もサイン押印が要求されるのが普通なのに、タイでは自己責任だけでいいらしい。

13時半シャワーを浴びて、下着をつけずに手術着を着る。 日本だと弾性ストッキングを履くらしいが、それもないようだ。シャワーの後で看護師さんが胸全体の毛剃りをしてくれた。まだまだ時間はあるようだ。

15時40分、点滴のラインを右手の甲へ。でも最初の看護師は上手く入れられなかったようで、すごく謝ってくれ、ベテランの看護師さんを呼びに行ってくれた。その人は一発で入れてくれ、痛みもあまりなかった。

16時、手術室へ向かう。病室で夫には「じゃあ行ってくるね」笑顔を向けた。本当は心の中は不安だったけれど。 




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