タイのビジネスビザは、まず日本の大使館や領事館で取る。それもいろいろな書類が必要で、東京と大阪でも違った。東京大使館で申請した同僚と同じ書類では、大阪領事館では不足だと言われたのだ。
タイに来るとすぐに労働局へ行って、ワークパーミットを申請する。この時はよくできる学生が通訳として付いて来てくれたが、また書類の不備を指摘され、翌日は事務の方やタイ人の先生と一緒に行って、ようやく発給された。
次に、日本で発給されるビザは3ヶ月経つと切れるので、またイミグレーションに行かなくてはならない。この時は、私はすんなり発給されたが、タイの他の学校から移ってきた同僚が、以前の学校の手続きの不備のためペンディングとなった。彼女のミスではないので、その後無事発給はされたが、イミグレの対応は親切とは言いがたい。
ビザやワークパーミットは1年間しか有効でないので、昨年4月も更新したが、イミグレだけで8時間くらいかかり、ワークパーミットも3、4時間待った上、後日の受け取り。もうどちらも悪い思い出しかない。
今年は自分一人だけで更新に行かねばならず、体調も心配でかなり不安だった。先週学校へ書類をもらいに行った時も、試しに3階まで階段を登ったら、心臓がバクバクして呼吸を戻すのに3、4分かかった。
4時半には目が覚めてしまい、軽く食事をして5時50分に家を出た。すぐにタクシーが捕まって6時20分にはイミグレに着き、すでに並んでいる人達に続いた。といっても床に座って待つことができるのでつらくなかった。7時前に番号札を配りだして、6時55分の受け取りで61番。その後は入り口の前のイスでiPadを見ながら過ごした。
8時過ぎると、番号順に呼び出されて並びなおす。開始は8時半だが、その前に入れてもらえて、チケットカウンターでノンイミBのチケットは19番だった(ビザにはいろいろ種類があり、働くためのビザはノンイミグラントBというカテゴリー)。9時半過ぎには順番が来て、書類の確認と受付。今年は特に何の問題もなく、9時50分には延長したビザをゲット。
次はリエントリービザ。まずチケットを取ってから、もらったばかりのビザ―のコピーをしにいく。10時に受付をしてもらい、10時半にはリエントリーも受け取った。すぐにタクシーで労働局へ向かう。高速に入るまでが少し混んでいたけど、11時過ぎにはワークパーミットのキューをもらった。
労働局は、建物の外にちょっとした市場が出ていることがあり、今日も数は多くなかったが出ていた。ブラブラ見て歩いた後、食べ物の屋台も出ていたので昼食をとる。コーヒーを買って戻ったが、そこからが長かった。
結局受付をしてもらえたのは14時20分。でも去年より親切な男性で、今日受け取りたいのかを聞かれ、そうだと答えるとまず書類費用の100バーツを払い、またキューをもらいに行った。でもそれからもちょっと待って、3時20分ワークパーミットも受け取れた。3時半までにお金を払わないといけないらしく、本当にギリギリだったが、1日で終わってよかった。
外に出てGrabでタクシーを呼ぼうかと思ったが、ちょうどバイタクが通りかかったので停めた。振動がひびくかもと心配だったが、以外に何ともなかった。これでたぶん日常生活でできないことはなくなったと思う。明日で術後3週間と思うと、回復は早いほうだろう。朝早くから動いて疲れたけど、気分が悪くなったり、痛みがひどかったりと、恐れていたことは何もなくてよかった。
にほんブログ村
肺がんランキング
にほんブログ村