2年前日本を出る時に、私は住民票を抜いて、日本では無保険となった。そのまま住民票をおいて、それまでの雇用保険から国民健康保険に変えると、前年の収入からするとかなり高額の保険料になると思ったからだ。

   私のビザは5月から1年間なので、今年も4月に一時帰国をするつもりだった。でも想像もしていなかった肺がんの手術のため、帰国は5月中旬に変えた。そのために免許更新も間に合わず、失効してしまった。

   とにかく日本に帰ってすぐにしなければならないことは、市役所で転入届と国民健康保険加入、そして運転免許場で失効した免許の手続きだ。今回は夜行便でもどったので、荷物を置いて一息ついた後、市役所へむかった。

 でも時期が悪かった。日本は令和に入ったばかりの5月、これまでになかった10連休の直後。思ったより人が多い。2年前に転出届を出したときは15分くらいで終わったのに、今回は待つこと1時間。私の住む市は人口は25万人以上で、市役所もガラガラということは決してないが、それでもこの込み具合はひどかった。

 転入届が終わってすぐ国民健康保険の窓口へ。こちらはあまり待つことなく手続きが終わった。保険証も1週間以内に郵送で届くとのこと。今回の帰国は、歯医者をはじめいくつかの病院に行きたいと思っているので、健康保険は必須だ。

 そして翌日、運転免許試験場へ出かけた。免許失効した人なんてそれほどいないだろうと思っていたら、14、5人が列に並んでいる。そして一向に進まない。途中で窓口を2カ所にしてもらえて、ようやく30分後に受付をしてもらった。

 「住民票の写しがいるんですか!?」失効した免許証とパスポートがあればいいと思い込んでいたので、ちょっと詰めが甘かった。前日の転入届の受け取りを見せて交渉したが、確認してもらったところやはり無理だった。 

 「今日は列に30分以上並んだんですけど、すいている時間帯っていつですか?」
 「連休明けで、ずっと込んでいるんですよ。いつもの2倍くらいです。」
 ショック、またこんなに待たなきゃいけないのか。短い滞在期間に、半日この手続きでつぶすのは嫌だなあ。

 すると係の方が「今回時間がなければ、3年以内なら大丈夫です」と言ってくださった。私のように短期の帰国の場合(2週間くらい)、時間が取れなかったという理由で、次回の帰国時に手続きをすることが可能だそうだ。さすがに1ヶ月ほどの帰国だと認められないらしいが。

 ということで、万が一来る時間がなくても、次の一時帰国でもかまわないと少し安心した。でも結局バンコクに戻る直前の5月末、 もう一度試験場へ行き手続きを終えた。その時はほとんど待ち時間もなく受付をしてもらい、優良運転者講習30分を含めて2時間もかからなかった。そして、人生2回目のゴールド免許を手に入れた。まあこれは2年間バンコクにいたおかげで、それまでは原付に乗っていると、3年に一度はなぜか捕まってしまうという不運(?)が続いていたせいなんだが。



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