仕事が本格的に始まってから、一応週2回の記事をアップできるよう頑張っていたが、先週友人が泊まっていて毎晩おしゃべり三昧だったので、ちょっとP Cに向かう時間がなかった。今回はフエの続きを書こうと思っていたが、それだと闘病記ブログというより旅行ばかりになってしまうので、本来のテーマに戻ったことも書かなくてはと旅行記は中断。

 術後3ヶ月の後すぐ検診もあったので、術後4ヶ月の頃は体調も良く、特に記録するようなことはなかった。しかも8月中旬は試験期間があり、少し体力的にも楽だった。ただちょうどその頃から、夜トイレに行ってベッドに横になると、またすぐ尿意を感じてトイレに行きたくなることが続いた。ただ日中にそれを感じることはなかったし、トイレに行く回数も以前と変わったわけではなかった。

 ただ私は30代の頃から、ひどい膀胱炎に何度かかかったことがある。当時は育児も大変な頃で、仕事も忙しく、気がつくと5、6時間トイレに行けなかったこともよくあった。その上、今もそうだが水分をあまり取らない。だから夏になると脱水症状にもなりやすい。

 その時の膀胱炎は本当にひどくて、夜中に急にお腹が痛くなってトイレに行ったら、もうはっきりとわかる血尿。そのままトイレから立てなくなり、夫を呼ぶこともできず、ようやく立てて水を一気に1リットルほど飲み、そのまま朝までトイレから離れられなかった。

 朝になってすぐ病院へ行き、点滴をしてもらったら尿意は収まり、2、3日点滴をしに通院した後、1週間の投薬で治った。でもその後も半年に1度くらい膀胱炎になってので、当時の病院の先生には、本当に怒られた。

 実は昨年も1度膀胱炎でBNH病院にかかっている。その時は最初の薬があまり効かず、薬を変えて10日ほどで完治した。今回もやはり病院へ行っておいた方がいいかなと思い、まずクレジットカードの保険会社に電話をした。

 今回、まず既往症であるがんのことを伝えておかねばならない。でも膀胱炎はがんと関係がないので、クレジットカード付帯の保険で大丈夫なはずだ。そしてまだ日本出国から3ヶ月が経っていないので、持っているカードならどれでも大丈夫だが、今まで使ったことのないカードの保険会社に電話をかけて、翌日BNH病院で受診をしたいと告げた。

 検尿の結果は、赤血球と白血球の数値が正常よりも少し多かったので、軽い膀胱炎。5日間薬を飲み、1週間後にもう1度検尿。今回の先生はあまり英語が上手ではなかったが、昨年もやっているので、通訳がなくても困ることはなかった。

 1週間後の検査では正常値に戻っていた。ということで終了。2回の費用は2141バーツ(約7500円)と1015バーツ(約3600円)。1回目は薬代が1026バーツかかっている。でも保険のキャッシュレス対応をしてもらったので、私自身の支払いはなし。

 もう一つ、ずっと気になっているのは咳だ。やはりずっと咳は出ていて、以前と同じように急な温度差、何かの匂いに反応して咳が出る。そしてこれもがんになる前から思っていたが、少し疲れていると咳は出やすい。

 もう15年以上も空咳が出る状態は続いているし、この前の3ヶ月半のレントゲンで異常は見つからなかったので、この咳はがんと関係がないと思うが、やはり咳が出るととても気になってしまう。何か普通と違うことがあれば、すぐがんとの関連を疑ってしまうのは、がん患者あるあるなんだろう。
 
    傷口は時々かゆみを感じることはあるが、痛みは全くない。ドレーンの跡も、もう何も感じない。でもピリピリとした肋間神経痛はずっと続いている。それと左を下にして横になると、息を吸うときは何ともないが、吐くときに引っかかる。それが気になるので、どうしても寝るときに左を向いて寝ることができない。

    食欲は4ヶ月を過ぎる頃から戻ってきて、今は以前と同じ食欲だ。食べる量も完全に元どおりになった。でも今のところ体重は戻らない。活動量は、平日は手術前と同じだが、毎週日曜にしているジムでのランニングは、時間は同じだがランニングの時間は半分くらいで、あとはウォーキングをしている。でもゆっくり走っているので、息切れはない。

    時々手術をしたことを忘れている。でも、時々再発におびえている。私のような1Aのがん患者でさえ、毎日がんのことを考えるのだから、もっと厳しいがんとの闘いを続けている人たちの不安は私なんて及びもしない程だろうと思う。


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