本文とは全く関係がないが、家の近くで売っているココナッツアイスクリーム
甘いもち米やピーナッツ、コーンのトッピングもついてこれで30バーツ(100円くらい)
私は大人になってから入院したのは、出産の2回だけで、他に大きな病気にかかったことはない。ずっと働いていたので、常に保険証は持っていて、それ以外に入っているのは、一時払いをした郵便局の養老保険だけだ。これについては、もうあまり内容も覚えていない。多分、特約で入院費用などはついていたように思うが、海外までは適用されないだろうと、日本に帰った時も調べもしなかった。
でもちょうど手術を受ける1年前に帰国した時、たまたまクレジットカード会社からのダイレクトメールの保険が目についた。実は、タイでの1年目に、ほんの少しの不正出血があり、病院へ行った。その後、タイの保険に入るべきかとも考えたことがあったから、そのダイレクトメールを開けてみたのだと思う。
それはそのクレジットカードの使用者は無料で保険に入れるというちょっと怪しい(?)ものだった。でも無料だと大した保障ではなく、がん保険を含めた特約をつけることにして、金額は月1140円とわずかな額だった。3年間だが、3年後には日本に帰っている可能性も大きいので、まあ安心料かなとあまり深く考えずに申込書を送った。
でもその特約が役に立つことになったのだ。本当に自分が肺がんになるなんて夢にも思っていなかった。万が一がんになるとしたら、ずっとポリープができている胃か、やっぱり婦人科系かなと思っていた。その万が一のために、気楽にその保険の申込書を送っていたのだ。
取り扱い会社はチューリッヒ保険会社だった。今、検索してみると、傷害保険しかないようだ。カード会社が負担するので、基本は無料。でも私のような特約をつけることはできる。期間は3年間なので、3年後は特約を解約しないと、保険料が高くなるようだ。
いったいその無料の保険は本当に得なのか。検索すると、それについて書いている人もいた。保険に入って3年間の間に事故にあったり、大怪我をする可能性はそれほどないので、かなりの人は500円とはいえ、掛け捨てになる可能性も大きい。もし全く特約をつけずに無料で済ませるなら、まあ入っても構わないかもしれないが、自分の個人情報がその保険会社に渡ってしまう。まあ、これはその人がどう判断するかだなあ。
でも私はこの保険のおかげで、その時たった11ヶ月分しか払っていなかったのに、がん特約のための一時金50万円と入院手術のための3万円の給付を受け取ったのだ。ただ手続きは、少し面倒だった。タイから診断書や領収書は全て持ち帰っていたので、電話で問い合わせて、必要事項は全て自分で記入した。診断書は英語のままでもかまわなかった。
前回書いたように、タイでのがん関連の出費は、総額141万円ほどだった。そのうち100万円は海外旅行保険でまかなわれ、残りもこの保険でまかなわれたことになる。
私は単にタイミングがよくラッキーなだけだと思うが、手術の後、友人にはがん保険に入るか、特約をつけた方がいいと勧めている。やはり二人に一人ががんになる時代なのだから、準備はしておくべきだと思う。

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