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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

2019年12月

血液数滴でがん早期発見

    今年に入って、血液や尿からがんを発見できるようになるという記事を読んだ記憶があった。でも11月末から立て続けにそんな記事を見つけた。もちろんこれを読んでくださっている方は、すでにご存知かもしれないが。

 まずは11月末に報道されたのは、東芝が血液1滴で13種類のがんにかかっているかわかる検査キットを、国立がん研究所などと共同開発したというニュース。このキットを用いれば、2時間以内に99%の確率でがんを検出できるそうだ。ステージ0でも発見可能で、早ければ2021年から実用化され、費用も2万円くらいだそうだ。

 もう一つはつい先日ネットで目にしたニュースで、やはり小さなチップに数滴の血液を垂らすだけで、大きさ0.1ミリ以下という超早期のがんまで見落とすことがないバイオチップ「プロテオ」を、小さなバイオベンチャーが開発したそうだ。

 こちらのニュースにはとても驚いた。発明者は兵庫県神戸市のバイオベンチャー「マイテック」の研究者である長谷川克之さんという方で、これは、ご本人、息子さん、そしてもう1人の研究者だけで開発されたのだ。しかもこの長谷川さんという方、最終学歴は地元の公立中学校だとか。

 どうして医療とは無関係で、勉強もされていない長谷川さんが、これほどの発明ができたのだろうか。ご本人の弁によると、「できるまでやる。絶対にやめない」だからだそうだ。

 10年間の開発期間中に、お母さんを肺がんで亡くされている。この悔しさもバネにされ、絶対に負けたくないという気持ちで開発を続けられたそうだ。でもこの発明が妻の幸子さんのステージ0の乳がんを発見した。医者から、全く症状もないのに、なぜがんを疑ったのかと言われたそうだ。

 本当に世の中の技術は進化している。30年前なら「がん」になったと聞いたら、誰でも死ぬのだと思っていたかもしれない。でも今はいろいろな治療薬や治療法もあり、ステージ4から完治される方もある。私のように2cm以下の小さな肺がんも、X線検査で見つけてもらえることもある。でも何よりも、血液だけで早期発見できるようになれば、がんはもう怖い病気ではなくなるはずだ。ステージ0やステージ1であれば、生存率は随分高くなるのだから。

 「プロテオ」を開発された長谷川さんは、現在59歳。私と同じ年だ。「がんを早期に見つけ、亡くなる人を1人でも少なくしたい。日本だけでなく世界に広めていきたい」と話しておられる。「できるまで絶対にあきらめない」気持ちでずっとチャレンジされるのだろうと思う。

 この長谷川さんの記事に、とても大きな勇気をもらった。私のチャレンジは、長谷川さんに比べると米粒ほどもないが、「できるまで絶対にあきらめない」で、いつまでもがんばり続けたい。

 今回、以下の記事を参考にしています。
「血液1滴でがん検出」キットで劇的に変わりそうな死亡率と平均寿命
「血液数滴でガン診断 中卒研究者が世界仰天の発明できた理由」



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術後8ヶ月 [2019/12/03]

 手術後、本当にあっという間に8ヶ月が過ぎた。術後2ヶ月半で完全に仕事復帰し、その後も問題なく仕事を続けることができている。ただ、以前にも書いたが、授業が本格的に始まると咳が出やすくなり、今回も授業開始3週目で、やはり咳が気になるようになった。

 日本で撮ったCTには何も問題はなかったので、この咳はやはり声を出し過ぎて、負担がかかっているのだと思う。でも教師という仕事柄、声を出さないわけにはいかない。この前の一時帰国で日本製のノンシュガーのど飴を5袋も買ってきたので、それで乗り切るしかない。

 手術前には、週一回1時間のランニングをしていた。流石にそこまで戻すのはまだまだ時間がかかりそうで、最近はせいぜい5分歩いて5分走るというサーキットトレーニングを1時間続けることが精一杯だ。しかも走る速度も以前より少し遅い。

 手術直前に行ったネパールトレッキングは本当に素晴らしかった。その時に、夫と、もう一度3年後くらいに、トレッキングに挑戦したいねと話をした。今のままでは到底無理なので、そのためには少しずつ走る距離も伸ばしていかなくてはならない。

 そうやって自分を励ます反面、やはり再発するのではないか、他にまたがんができるのではないかと、心の奥でずっとおびえている。1Aという早期発見で術後、普通の生活を取り戻している私でも、そんなおびえを感じている。世の中には、もっと厳しい戦いをしている人もたくさんいるのに、こんなことでは情けないなあとも思う。

 そして12月に入って、少し悩んでいることがある。タイに来てから、クリスマスの頃に、クリスマスとお正月のご挨拶を兼ねた便りを、年賀状代わりに友人たちに出してきた。いつもなら近況や新年の抱負を書いてきたのだが、今年は手術のことを書くべきかどうか迷っている。

 今のところ家族とかなり親しい友人にしか手術のことは話していない。ただ、このブログを始めたのは、同じような経験をした方の何らかの手助けとなればいいと思ったからだ。そう考えると、同世代の友人たちに伝えるのは当然だとも思う。

 2人が1人ががんになる言われている今の時代、がんは全然珍しい病気ではない。私の体験も、全然大したことではないだろう。近いうちに、あまり深刻にならないように、毎年の便りを用意しようと思う。



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