水漏れトラブルも大丈夫かとホッとしたのもつかの間、夜中の2時ごろに目が覚めた。でも最近は一晩中目を覚まさないなんてことは絶対になく、1、2度はトイレに行ってしまう。若い頃はずっと寝ていられたのにと思うと、これが年を取った証拠だと少し悲しい。
目が覚めて気づいたのは、なぜかとても寒い。タイは乾季で涼しくなったとはいえ、夜でも室温計は28度くらいだ。暑さに慣れた私は、これくらいならエアコンをつけずに寝ている。でも本当に寒いのだ。
「熱が出るんだ」と思い、日頃は使わない布団をかぶってじっと我慢した。30分ほどしたら、今度は汗びっしょりになったので、さっとシャワーを浴びて熱を計ると38度。やばい、やばい。これじゃ明日(いやもう今日だ)ホーチミンに行けない。
それからなんとなく眠りにつくことができ、朝はいつも通り6時ごろに目が覚めた。熱は37度8分。これはタイでも平熱じゃない。あわててホーチミンの友人へメールした。とにかく今日の航空券は捨てて、もし体調が戻れば明後日の便を買い直すつもりだと。
食欲はあったので、いつも通り朝食をとった。今日は授業はないけれど、一度大学へサインをしに行かねばならない。そう思って用意をしかけると、また急に寒気を感じた。
ベットに横になって布団をかぶったが、震えが止まらない。歯がガチガチいうほど寒い。今までこんな風になったことは一度もない。まさか、インフルエンザ? でも周りで誰もインフルエンザだという話を聞いたことはない。
身体の震えが止まらないまま、ベッドでじっとしていた。30分ほどしたら、ようやく震えがおさまり、今度は汗がふき出してきた。ようやく動けると感じて、サッとシャワー浴びて着替えて熱を計ると38度9分だった。
こんなとき1人暮らしはきつい。でもとにかく大学へ行って、そのついでに薬や食べ物を買ってこよう。本当なら今日から5日間留守の予定だったため、冷蔵庫の中はほとんど何もない状態なのだ。
大学までは歩いて5分くらいなので、とにかくサインを済ませ、薬局へ行った。タイに住み始めてから、風邪を引くたびにこの小さな薬局へ来るのだが、症状を説明して、店主のおばさんがくれる薬で、いつも飲み終わる頃に症状が治まる。
帰宅してすぐ薬を飲んで横になった。うつらうつらしながら、ふと気づくともう午後3時ごろだった。熱を計ると37度9分。ちょっとホッとしながら、とにかく水分を取りながら休むしかない。
そして翌朝には平熱に戻っていた。昼過ぎまでじっとしていたが、何とか元に戻ったように感じたので、友人に連絡を入れてから、次の日のホーチミン行きのチケットを取った。今までの私であれば、まあ大丈夫だろうと甘く考えていたのだが、やはりまだ続きがあった。
翌日お昼過ぎにホーチミンへ着き、迎えに来てくれた友人と少しだけ観光をして、夕方には彼女の家に着いた。久しぶりに会ったため、おしゃべりな私はとにかく喋りっぱなし。熱は全く出なかったし、体調も普通だったのだが、夜には喉がいがらっぽく感じていた。
そしてホーチミン2日目。朝起きると声が出ない。これほどかすれた声になるのも、いつ以来か覚えていないほどだ。でも喉がすごく痛いわけではなく、とにかく声が出ない。でもそれ以外に体調不良は感じなかったため、やはり観光に出かけた。
元々帰国の便は1月1日だったので、たった3日間だけのホーチミン滞在だった。声が出ない以外は、十分楽しめたし、食欲はあったので、美味しいものもたくさん食べた。2日から出勤だったので、その日は荷物を片付けて早めに休んだ。
声枯れ4日目、いつも通りの時間に大学へ。やはり声は出ない。それとかなり咳が出る。ホーチミンにいる間は、あまり咳は出なかったのに。仕事を早々に片付けて、またいつもの薬局へ行った。
家に帰ると37度8分の微熱。やっぱり遊びすぎたんだ。また一気に疲れが出てしまったのか。そして薬を飲んで、水分を摂って横になるしかない。
声枯れ5日目。熱はないが、やはりずっと喉はヒリヒリするし声は出ない。このままいつになったら声が戻るんだろう。しかも来週からは、普通に授業をしなければならないのに。
声枯れ6日目。バカな私は、以前から友人たちと計画していた一日ツアーに参加。でも午前中は、ほとんど声を出さないようにしていたが、午後からは、なぜか声が出やすくなり、小さな声で話せるようになった。
声枯れ7日目。昨日の反省から、今日は一言も喋らないと決めて、一日中じっとしていた。その甲斐あって、今週はなんとか授業をしている。でもまだ咳は出るし、声も少しかすれている。
風邪をひくと長引くのは、肺切除したためか、年のせいかわからない。でも3年前まで、今の倍以上働いて、土日もろくに休めなかった頃と比べると、各段に弱っている。自分ではリハビリに励んで、たった2ヶ月で日常生活に戻ったと自負していたが、やはり手術以前の身体に戻っているわけではない。手術後2回の風邪がかなりひどかったことを考えると、もう少し体調に気をつけて風邪をひかないようにしなければならないと反省した。
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目が覚めて気づいたのは、なぜかとても寒い。タイは乾季で涼しくなったとはいえ、夜でも室温計は28度くらいだ。暑さに慣れた私は、これくらいならエアコンをつけずに寝ている。でも本当に寒いのだ。
「熱が出るんだ」と思い、日頃は使わない布団をかぶってじっと我慢した。30分ほどしたら、今度は汗びっしょりになったので、さっとシャワーを浴びて熱を計ると38度。やばい、やばい。これじゃ明日(いやもう今日だ)ホーチミンに行けない。
それからなんとなく眠りにつくことができ、朝はいつも通り6時ごろに目が覚めた。熱は37度8分。これはタイでも平熱じゃない。あわててホーチミンの友人へメールした。とにかく今日の航空券は捨てて、もし体調が戻れば明後日の便を買い直すつもりだと。
食欲はあったので、いつも通り朝食をとった。今日は授業はないけれど、一度大学へサインをしに行かねばならない。そう思って用意をしかけると、また急に寒気を感じた。
ベットに横になって布団をかぶったが、震えが止まらない。歯がガチガチいうほど寒い。今までこんな風になったことは一度もない。まさか、インフルエンザ? でも周りで誰もインフルエンザだという話を聞いたことはない。
身体の震えが止まらないまま、ベッドでじっとしていた。30分ほどしたら、ようやく震えがおさまり、今度は汗がふき出してきた。ようやく動けると感じて、サッとシャワー浴びて着替えて熱を計ると38度9分だった。
こんなとき1人暮らしはきつい。でもとにかく大学へ行って、そのついでに薬や食べ物を買ってこよう。本当なら今日から5日間留守の予定だったため、冷蔵庫の中はほとんど何もない状態なのだ。
大学までは歩いて5分くらいなので、とにかくサインを済ませ、薬局へ行った。タイに住み始めてから、風邪を引くたびにこの小さな薬局へ来るのだが、症状を説明して、店主のおばさんがくれる薬で、いつも飲み終わる頃に症状が治まる。
帰宅してすぐ薬を飲んで横になった。うつらうつらしながら、ふと気づくともう午後3時ごろだった。熱を計ると37度9分。ちょっとホッとしながら、とにかく水分を取りながら休むしかない。
そして翌朝には平熱に戻っていた。昼過ぎまでじっとしていたが、何とか元に戻ったように感じたので、友人に連絡を入れてから、次の日のホーチミン行きのチケットを取った。今までの私であれば、まあ大丈夫だろうと甘く考えていたのだが、やはりまだ続きがあった。
翌日お昼過ぎにホーチミンへ着き、迎えに来てくれた友人と少しだけ観光をして、夕方には彼女の家に着いた。久しぶりに会ったため、おしゃべりな私はとにかく喋りっぱなし。熱は全く出なかったし、体調も普通だったのだが、夜には喉がいがらっぽく感じていた。
そしてホーチミン2日目。朝起きると声が出ない。これほどかすれた声になるのも、いつ以来か覚えていないほどだ。でも喉がすごく痛いわけではなく、とにかく声が出ない。でもそれ以外に体調不良は感じなかったため、やはり観光に出かけた。
元々帰国の便は1月1日だったので、たった3日間だけのホーチミン滞在だった。声が出ない以外は、十分楽しめたし、食欲はあったので、美味しいものもたくさん食べた。2日から出勤だったので、その日は荷物を片付けて早めに休んだ。
声枯れ4日目、いつも通りの時間に大学へ。やはり声は出ない。それとかなり咳が出る。ホーチミンにいる間は、あまり咳は出なかったのに。仕事を早々に片付けて、またいつもの薬局へ行った。
家に帰ると37度8分の微熱。やっぱり遊びすぎたんだ。また一気に疲れが出てしまったのか。そして薬を飲んで、水分を摂って横になるしかない。
声枯れ5日目。熱はないが、やはりずっと喉はヒリヒリするし声は出ない。このままいつになったら声が戻るんだろう。しかも来週からは、普通に授業をしなければならないのに。
声枯れ6日目。バカな私は、以前から友人たちと計画していた一日ツアーに参加。でも午前中は、ほとんど声を出さないようにしていたが、午後からは、なぜか声が出やすくなり、小さな声で話せるようになった。
声枯れ7日目。昨日の反省から、今日は一言も喋らないと決めて、一日中じっとしていた。その甲斐あって、今週はなんとか授業をしている。でもまだ咳は出るし、声も少しかすれている。
風邪をひくと長引くのは、肺切除したためか、年のせいかわからない。でも3年前まで、今の倍以上働いて、土日もろくに休めなかった頃と比べると、各段に弱っている。自分ではリハビリに励んで、たった2ヶ月で日常生活に戻ったと自負していたが、やはり手術以前の身体に戻っているわけではない。手術後2回の風邪がかなりひどかったことを考えると、もう少し体調に気をつけて風邪をひかないようにしなければならないと反省した。
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