去年帰国した時、頑張ってダイニングキッチンを片付けた。冷蔵庫と床下収納庫は本当に悪夢だった。もう2度とあそこまでひどい状態にはなってほしくない。
あまりにも意地になって片付けたので、母を責めるような物言いになり、それを聞いた長女が怒りだして、丸一日まともに口をきいてくれなかった。それ以降、片付けるのが憂鬱になり、そのまま冬になったので断捨離は中断したままだった。
連休中は予定があるので、今日実家へ行き、母の寝室を片付けることにした。去年最初に少し雑誌を整理したのだが、まだまだ山ほどある。というのは、母は私が小学生の頃から自宅でお茶とお花を教えていて、お茶の方の雑誌がいまだに毎月2冊送られてくるのだ。当然会費も払っているのだろうけど。
最近来た雑誌でも、ちゃんと読んでいるように見えない。まだ新聞は読んでいるようだが、本や雑誌はあまり読む気になれないようだ。読むこと書くことが好きだった母なので、今のような母を見るのはつらい。
とにかく寝室にあった雑誌のバックナンバーはすべて紐でくくり、ベッドの横の足の踏み場がないスペースにあった「わけのわからないもの」も、ごみ袋に入れた。昔、弟が使っていた本棚にも、お茶関係の本はあるが、それはそのままにして、その隙間や棚に置かれた箱もすべて確認して捨てた。そしていらない封筒と一緒になっていた御祝義袋の中の1万円札と、なぜかビニール袋の中にあった銀行の袋から4000円ちょっとを救出した。(ちゃんと母に返した)
今日のごみ袋5つは、すべて車に積んで持ち帰った。でもこっそり車に積んでいたのに、途中で2袋が見つかり、母は「こんなに捨てて、なんか大事なもんが入ってたらどうすんの?」と袋の中をガサガサやりだした。
実はある箱には、母の知人からの手紙もあったのだが、それはびりびり破いたので、「こんな空箱、おいてても使わないよね」と袋の口をあわてて結んだ。母はそんな手紙やはがきがあったことも覚えていない。
私が断捨離を始めると、いつも母は「ちょっとめまいがする。血圧下がってるせいやろか」とかいう。3,4か月前に血圧計も買っているので、「お母さん、最近血圧測ってる?測ってみたら?」と勧めると、上が129,下が69と普通だった。まあ自分に都合が悪くなってくると、「めまいがする」と言い訳するのは恒例のこと。
でも去年娘に言われたことを思い出しながら、ずっと断捨離をするのはよくないと思い、散歩に出かけることにした。出かける前には「めまいがする」と言っていたが、約2.3kmほどの距離を、ゆっくりだが休憩なしに歩いて戻ってきた。
先日桜を見た川沿いの土手を歩いているとき、「あの紫色の花はなんやろう」と母が言ったので、Googleで検索すると「クサフジ」という花だった。山野の草地や堤防の日当たりのいいところで5月から7月にかけて咲くそうだ。
歩いていると今度は服に小さな虫が止まっているのを母が見つけた。テントウムシのようだが、色が違う。またGoogleで検索するとヤナギハムシというようだ。
私もこんな黄色いテントウムシみたいな虫は見た記憶がないが、これはまだ幼虫らしい。成虫になると黄土色になるので、テントウムシと間違えられることもあるそうだ。
断捨離のストレスを、川沿いの散歩でちょっと癒された。母も「川が近くにあってよかったわ」と楽しそうで、もう「めまいがする」とは言わなかった。季節がいいときは、またこうやって母を連れて散歩しよう。
あまりにも意地になって片付けたので、母を責めるような物言いになり、それを聞いた長女が怒りだして、丸一日まともに口をきいてくれなかった。それ以降、片付けるのが憂鬱になり、そのまま冬になったので断捨離は中断したままだった。
連休中は予定があるので、今日実家へ行き、母の寝室を片付けることにした。去年最初に少し雑誌を整理したのだが、まだまだ山ほどある。というのは、母は私が小学生の頃から自宅でお茶とお花を教えていて、お茶の方の雑誌がいまだに毎月2冊送られてくるのだ。当然会費も払っているのだろうけど。
最近来た雑誌でも、ちゃんと読んでいるように見えない。まだ新聞は読んでいるようだが、本や雑誌はあまり読む気になれないようだ。読むこと書くことが好きだった母なので、今のような母を見るのはつらい。
とにかく寝室にあった雑誌のバックナンバーはすべて紐でくくり、ベッドの横の足の踏み場がないスペースにあった「わけのわからないもの」も、ごみ袋に入れた。昔、弟が使っていた本棚にも、お茶関係の本はあるが、それはそのままにして、その隙間や棚に置かれた箱もすべて確認して捨てた。そしていらない封筒と一緒になっていた御祝義袋の中の1万円札と、なぜかビニール袋の中にあった銀行の袋から4000円ちょっとを救出した。(ちゃんと母に返した)
今日のごみ袋5つは、すべて車に積んで持ち帰った。でもこっそり車に積んでいたのに、途中で2袋が見つかり、母は「こんなに捨てて、なんか大事なもんが入ってたらどうすんの?」と袋の中をガサガサやりだした。
実はある箱には、母の知人からの手紙もあったのだが、それはびりびり破いたので、「こんな空箱、おいてても使わないよね」と袋の口をあわてて結んだ。母はそんな手紙やはがきがあったことも覚えていない。
私が断捨離を始めると、いつも母は「ちょっとめまいがする。血圧下がってるせいやろか」とかいう。3,4か月前に血圧計も買っているので、「お母さん、最近血圧測ってる?測ってみたら?」と勧めると、上が129,下が69と普通だった。まあ自分に都合が悪くなってくると、「めまいがする」と言い訳するのは恒例のこと。
でも去年娘に言われたことを思い出しながら、ずっと断捨離をするのはよくないと思い、散歩に出かけることにした。出かける前には「めまいがする」と言っていたが、約2.3kmほどの距離を、ゆっくりだが休憩なしに歩いて戻ってきた。
先日桜を見た川沿いの土手を歩いているとき、「あの紫色の花はなんやろう」と母が言ったので、Googleで検索すると「クサフジ」という花だった。山野の草地や堤防の日当たりのいいところで5月から7月にかけて咲くそうだ。
歩いていると今度は服に小さな虫が止まっているのを母が見つけた。テントウムシのようだが、色が違う。またGoogleで検索するとヤナギハムシというようだ。
ちょっとピンボケですみません
断捨離のストレスを、川沿いの散歩でちょっと癒された。母も「川が近くにあってよかったわ」と楽しそうで、もう「めまいがする」とは言わなかった。季節がいいときは、またこうやって母を連れて散歩しよう。
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