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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

2024年12月

洞窟ではなかったクリスタルケイブ

 3日目も娘の行きたいと言ったクリスタルケイブに向かいました。ケアンズから約85kmほどのアサートンという町です。
旅の目次はこちらです。

 着いたのが昼前だったので、そのまちで評判だというミートパイのお店に行きました。ステーキパイとマッシュポテトが乗ったシェパードパイを注文。

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でも期待ほどではなく、去年にニュージーランドで食べたものの方がずっと美味しかったです。
 さてクリスタルケイブですが、町の真ん中にあり、どう見ても何かのお店という感じ。そして入ったところはジュエリーショップでした。

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 実はここはルネ・ボイスマンという人が集めたクリスタルや化石の博物館だったのです。

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 彼は1963年にケアンズから500kmほど内陸のアゲートクリークで、巨大な瑠璃の塊を見つけ、それ以来、水晶、宝石、化石、鉱物を求めて世界中を旅したそうです。そして1987年にこのアサートンに「クリスタルケイブ」を建設し、600点以上の標本を人工的な洞窟に展示しました。

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 ケイブへ行くと聞いて、トレッキングシューズまで履いている私。入り口でヘッドライトを貸してもらえます。

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でも足元はカーペット敷きで、ゴムゾウリでも行けました

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これらは大きな石から切り取られ、研磨されたもの

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人間よりも大きなアメジスト
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 これは石を押さえつけているのではなく、持ち上げようとしています。片手でつかめる大きさの石なのに、私の力では持ち上げることができませんでした。でも娘は軽々持ち上げることができましたけどね(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

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 入場料は大人25ドル。公式HPには見学に2時間かかるとありましたが、私たちはもらったパンフレットもろくに読まず進んだので1時間ほどでした。写真も娘が撮っていたので、私はどれがどれかも覚えておらず、コメントも書けずすみません。

 でもこの前のパロネラパークもここも、たった一人の人が作り出したものだと思うと、本当にすごい情熱につき動かされているのだと、感心しました。


一体、誰が描いたの!?@ケアンズ52号線

 旅行中は毎日アップは難しいです😞 でも昨日見つけた不思議なものだけ紹介します。

旅の目次はこちらです。

 昨日もケアンズから南に向かってドライブしました。帰りは娘が運転していたのですが、国立公園に入るところで、2車線の山道でした。

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そこでいきなり出てきたのがこれです!

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写真は、Google mapからお借りしました

 でもここは駐車禁止の道だということで、この写真を撮った人もどうしたのか。ただ交通量はそれほど多くなかったので、場所がわかっていれば少し停めることはできそうです。

 写真ではわかりにくいですが、この絵はかなり高いところで、多分私の身長よりずっと上です。Google mapのクチコミは1年前からなので、最近描かれたものなのでしょうか。

 それにしても一体誰が、どうやって描いたんでしょう。

「お城を作る」夢をかなえたスペイン人@パロネラパーク

 2日目の午後は、ケアンズから126km離れたイニスフェイルという町の郊外にある熱帯雨林の庭園と城跡がある「パロネラ・パーク」へ行きました。宮崎アニメの「天空の城ラピュタ」の城に似ていると、最近日本人旅行者も増えているそうです。そのおかげか、日本人ガイドさんがおられて案内してくれました。

旅の目次はこちらです。

 入場料は大人52ドルですが、ガイドツアーに参加できます。日本人は私たちだけだったので、気楽でした。やはり日本語で説明してもらえるのはありがたいし、質問もしやすいです。ガイドはまだ若い女性でした。

 このお城と庭園はスペインから出稼ぎに来たスペイン人ホセ・パロネラが小さい頃からの「自分の城を作る」という夢をかなえた場所です。貧しい家に生まれた彼は、学校を中退して働き続け、26歳の時にサトウキビ畑の労働者としてオーストラリアへやってきました。

 農園の過酷な労働に耐え、サトウキビの知識を身につけて、自らサトウキビ畑の経営に乗り出しました。そしてたった16年で莫大なお金を貯め、子どもの頃に夢見たお城の建設にかかったのが42歳の時でした。
 
 彼がこの地に魅せられたのは、この美しいミーナ滝を見つけたからです。ここを見渡せるお城を作りたいと願いました。

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 1946年、1977年、1986年に大洪水と1979年の火災で城の建物は大きな被害を受け、メインビルディングは柱しか残っていません。

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 下の写真はパンフレットですが、劇場として使われた場所で、上の写真が現在の姿です。

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当時もアメリカから輸入されたミラーボールがありました

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柱には、とうもろこしを運ぶトロッコの線路が再利用されています

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残っているのはお城のカフェの部分

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この奥にもミーナ滝が見えます
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階段の途中にあるプレートは1964年洪水の水位
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オーストラリアに渡る時残してきた恋人は、16年後に迎えにいくと結婚していました。お金持ちになって帰ってきたホセさんに、彼女の父親が申し訳ないと、妹との結婚を薦めたそうです。

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 学校を満足に行っていないホセさんですが、滝の力を使った水力発電所も作りました。クイーンズランド北部発の発電所で、2008年より再び稼働しています。

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 熱帯雨林の庭もかなり広く見応えがありました。その中で、ガイドさんが教えてくれた珍しいものが、この3つです。
バットフラワー(コウモリ花)と言うそうです
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レッドジンジャー
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ビーハイブジンジャー
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 ホセさんは最初の大洪水の2年後60歳で亡くなりました。その後、1977年に人手に渡り、1979年の火災、1986年の台風と洪水で廃墟になっていたそうです。でも1993年に現在のオーナーに買い取られ、テーマパークとして観光の名所となっています。


その辺にクロコダイル!?

 娘も私も、ケアンズは初めてなので、お互い行きたいところをピックアップしておこうと話していたのですが、ちょっと12月に入り忙しすぎて、あまり調べることなく来てしまいました。ということで娘が調べてくれたところへ出かけています。

旅の目次はこちらです。

 ケアンズ2日目はケアンズから南へ車を走らせました。1時間ちょっとドライブしてGoogle Mapに透明で広大な湖とあった「イーチャム湖(Lake Eacham)」へ。車を停めて湖に近づくと、泳いでいる人たちが見えました。

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でもふと見ると、こんな看板が・・・
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Crocodileに注意しろって、皆さん、ワニのいる湖で泳いでいるんですか!?

 よく読むと私たちが知っているワニとは違う種類で、freshwater crocodile という種類で、人間を食べないそうです。でも自己防衛のために、噛みつくことはあるとか。うーん、やっぱりここで泳ぎたくない・・・。

 さて次は滝を見に行きます。この辺りにはたくさん滝があるようですが、一番有名な「ミラミラ滝(Millaa Millaa Falls)」に向かいました。このミラミラはアボリジニの言葉で、「たくさんの水」を意味するそうです。

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 ここでも泳いでいる人がいました。crocodile はいないようです。さあ、お腹もすいたので、この近くでランチにします。

このナイフが突き刺さったステーキバーガー
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定番のフィッシュアンドチップス
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 アイスコーヒーを2つで48ドル(約4,700円)。ステーキはウエルダン気味で、食べにくかったです。でもバンズはおいしくて、かなり大きく、フィッシュ&チップスは半分以上持ち帰りました。

 この日の夕方、人に教えてもらった野生のクロコダイルを探しに、そのスポットまで行ってみました。地元ではよく知られているそうで、「クライド」と呼ばれているそうです。

でも彼のお昼寝場所にはいませんでした
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 ここは橋の上から見えるのですが、10分ほど待ったものの見つからず、途中2台の車がゆっくり通り過ぎました。2台目の家族が、「いつもこの下で泳いで、あそこで休憩してるんだよ」と言ってくれましたが、結局いませんでした。

 自然にクロコダイルが見れて、その地域のマスコットになっているのは、やっぱりオーストラリアだと実感。

Agodaで予約ミス!当日キャンセル不可?返金不可?

 これは、先週JICAに行った日に起きた、私のケアレスミスの話です。

    以前はずっとAgodaを使っていましたが、最近はBooking.comを使うことが増え、それ以上にAirbnbを使うようになり、ホテル検索サイトと縁遠くなっていました。でも、来月次女と福岡に行くのにピーチの早朝便のため、関空近くで前泊が必要ということで、Booking.comで予約を入れていました。前日までキャンセル可です。

 なのに、Agodaで今の方がほんの少し安くなっていて、ケチな私は、その少しの欲とポイントサイトを経由した方がポイントもつくという理由で、Booking.comの予約をキャンセルしました。

 バカだったと思うのは、JICAからの帰りの電車の中で、次の予約をしていたんです。いつもなら航空券やホテルの予約は必ずPCの画面で確認しながらするのに、このときは魔がさしたというか・・・。

 移動中のため楽天モバイルからのデザリングが少し不安定になり、一度止まりました。それでバックボタンをタップして戻り、詳細入力のところからやり直したつもりだったのですが・・・。

 予約確定メールが来て、頭が真っ白になりました。なんと予約がその日12月13日から1泊になっていたんです!あわてて、Agodaのアプリからキャンセルしようとすると、当日キャンセルは出来ないと表示されました。

 梅田に着いて、まず予約した「関西エアポートワシントンホテル」に電話しました。対応はとても丁寧でしたが、ホテル側ではキャンセルも日付変更も出来ず、エージェントに連絡してくださいと言われました。

 まずAgodaのアプリからチャットを試みます。でも自動返答はあるものの、担当者につながりません。電話をかけても、なぜか「その電話はつながりません」との音声。少ししてもう一度ホテルにかけてみようと思ったら、Agodaの電話番号をタッチしたらしく、なぜか今度は繋がりました。

 担当者(中国系の名前でした)の人に説明し、「ホテルからキャンセル無料の返事をもらっている」と食い下がると、「Agodaからもうひとつエージェントが入っているので、そこがOKしないとキャンセル出来ない」との返事でした。Agodaって、下請けがあるんだとびっくりです。でも交渉してくれるようで、結果はメールで知らせてくれることになりました。(このとき午後2時過ぎ)

 Agodaから英文のメールが来て(14:21)、キャンセル返金不可とあったので、もう一度ホテルに電話しました。やはりエージェントも無理だと言っていると告げ、もう今日の部屋を押さえる必要はないと言っておきました。1万円弱をドブに捨てました( p_q)エ-ン

後で、チャットにも返事があったことに気づきました
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 1万円か・・・この1年間のICTの有償ボランティア代くらいかなあ、まあボランティアはお金のためじゃないんだから、それが消えても仕方ない・・・と無理やり自分を納得させ、家に帰りました。
 
 ところが!家で夕食の支度をしようかなと思った頃(16:42)、Agodaからキャンセルのメールが来てびっくり!あわててアプリでも確認すると、ちゃんとキャンセル済みになっていました。
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 思わず「Agoda様、ありがとうございます」と叫んでしまいました。この時点では、本当に返金してくれるとは全く期待していませんでした。

 今回は完全に私のミスです。でもホテルが当日キャンセルに応じてくれるところだったので、Agodaもキャンセルを受け付けてくれたようです。最近、Agodaの良くない評判も聞いていたのですが、これで私の中の株は上がったので、あらためてAgodaを通じて同じホテルに予約を入れました。実は800円ほど高くなってしまい、なんのために最初の予約をキャンセルしたのかわかりませんが、まあこれもアクシデントのときの勉強代だったと思うことにします。

キャンセル無理と言われて、トボトボ阪急梅田駅に向かっていると
こんなお店を見つけました
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ケアンズ空港 食品持ち込みは大丈夫?

 寒くなった日本から到着したケアンズは、予想外の蒸し暑さで、車から外に出るたびに、歩く気がなくなります。メルボルンやシドニーは12月にこれほど暑くなかったので、本当に驚きました。やはりオーストラリアは広大な面積で、同じ国の中でも全く気候が違います。

旅の目次はこちらです。

 旅行前に、娘に持ってきて欲しいものをたずねると、いくつかの食品がありました。オーストラリアは昔から食品持ち込みには厳しく、缶詰、レトルト以外の肉製品、加工されていない海産物、卵、果物、野菜、豆類などは持ち込めません。それはオーストラリア大使館のサイトで確認しました。

 娘のリクエストの、カップうどんやインスタントラーメンは大丈夫です。和菓子、クッキーやキャンディなど、醤油やわさびも未開封のものは問題ありません。去年ニュージーランドでアトランティックサーモンの丼を作って美味しかったので、今年はパック入りのご飯も持っていくことにして、6パック押し込みました。

 それがネットでいろいろ検索していると、あるサイトで「サトウのごはんは持ち込み不可」と書いてあったのです。食品については申告せず見つかった場合、高額の罰金を課せられると書いてあったので、ほおかのおかしと一緒にしていた2パックは残し、4パックはスーツケースから出しました。

 娘は前日にケアンズ入りしたので、検疫について尋ねました。でもケアンズ空港ではなくサンシャインコースト空港からオーストラリア入国をしたようで、ナッツと薬にチェックを入れたら、スーツケースを全部開けられたと返事がありました。
 その時点ではスーツケースはもう宅配で関空に送った後。荷物のどこに入れたかもはっきり覚えていないので、もし空港でダメと言われたら、知らなかったと言って没収してもらおうと思いま、そのまま飛行機に乗りました。
 
「トラベルどんきー」さんのサイトより
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 夜行便で最初は気づかなかったのですが、ジェットスター機内のポケットには、この日本語の入国カードが入っていました。私は飛行機が着陸して、機外に出る僅かな時間に慌てて記入しました。

 食べ物に関する項目は6、7、8ですが、この文章だけだと、申告すべきものを、私は何も持っていないことになります。結局全て「いいえ」にチェックしました。

 入国審査はETAを終えているので、機械で行いました。いくつかの質問に答えて、写真を撮られると、何か写真のついた紙が出てきました

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 そしてゲートを通り、検疫の列に行き、係りの人にこの2枚を渡すと、出口から出るように言われました。そう、結局ノーチェックだったのです。

 娘が着いた空港は小さいので、反対に厳しいのかもしれません。ケアンズは早朝でもすでに他の便も着いて、入国者も多いので、入国カードに申告なしとした人まで調べる余裕もないのかなと感じました。

 ところでパック入りのごはんですが、他のサイトもいろいろ調べましたが、ダメだと書いているものは他にありませんでした。6ヶ月以上の保存ができるものは大丈夫と書いてありました。だからあの情報はちょっと正しいかはわかりません。

 まあとりあえず、何も没収されず、娘は日本のお菓子を楽しんでいます。

今回もドライブ中心の旅行です
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オーストラリアに行く前にやっておいたこと

 今朝無事ケアンズに到着して、次女と合流しました。ただ夜行便で7時間だと、あまり眠れなかったので、今日の午後は娘が運転する車で寝落ちしました。

 さてまずオーストラリア準備編です。旅の目次はこちらです。
オーストラリアは昔からETAS(電子渡航許可制度)がありました。ネットで簡単に取得できるので、これまでにも何度か取ったことがあります。 今回もネットで取りましたが、申し込んで1時間もしないうちにETAが添付されたメールが来ました。費用もA$20とニュージーランドよりも安く、時間もかかりませんでした。

 すべて英語で、少し手間なところもありますが、こちらのサイトがとても参考になります。



 2つ目はニュージーランドに行くたびに取っている国際免許です。3年連続で取っているので、手順もわかっています。5月に二輪外免切り替えをしたときに、バイクで通ったので、今回もバイクで向かいました。

 他の手続きとは違って国際免許の申請は本当に簡単です。受け付け機に免許証を入れると、顔認証で必要事項が記載された申請用紙が出てきます。それを持って、費用支払の窓口へ行き、費用の2,350円を支払います。なんと今回からキャッシュレス対応になっていました。クレカ、バーコード決済も使えます。

 支払いを終えて、国際免許のカウンターに申請用紙、免許証、パスポート、写真を提出すると、この受取用紙を渡されます。

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 たった30分なので、いつもの食堂で自販機のコーヒーを飲みながら待ちました。そして30分後には国際免許を取得しました。

 3つ目はSimカードです。バリに行く前にバリ用のe-simと一緒に買いました。クロアチアに行ったときと同じThreeという英国の会社のもので、10G,30日間有効で1,980円でした。これは現地に着いてからSimを入れるだけで開通するはずです。

 4つ目はお金です。以前は、海外に行くときはクレジットカードでATMのキャッシングを利用していました。帰国してカードで返金すると、利子がそれほどかからず、いつも両替よりも安いレートでした。でもWiseのデビッドカードを作ってからは、先にWiseアカウントに入金して、現地でデビッドカードを使用するようになりました。

 今回もずいぶん前にレートがいいかと思って1000ドルを2回入金しましたが、実はそれから円高になり、今のほうがレートが良くなりました。ホントにレートは運なので、いつ入金するのがいいか難しいところです。

 今回の宿は、すでに娘がAirbnbで手配済みで、全行程決まっています。レンタカーも私より1日早くケアンズに着く娘が先に借りてくれます。残りのスケジュールは、これから二人で考えます。


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