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がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

2025年06月

e-simはKlookでいいかな 世界一周準備編②

 以前は旅行先の空港に着いたときに、simカードを買っていましたが、最近は、旅行前に用意することが多くなりました。去年のヨーロッパの時は、アマゾンで10GB、30日間有効のsimカードを買いました。確かイギリスの会社のもので2000円弱でした。

 その後、ソウルに行ったときに、毎日1GB、3日間有効というe-simをKlookで見つけて使ってみました。ソウル市内だけしか使っていませんが、速度も全然問題なく使えました。それで今回はまずKlookを検索してみました。

 するとなぜかわかりませんが、アメリカとヨーロッパで、また100円というe-simがあったのです。
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 ワシントンDCは空港だけになったので、この100円e-simを見つけてよかったです。トロントからナイアガラの滝に行き、そこでアメリカ側に渡る予定なので、その時に使うだけになりますが、100円なので十分です。

 ヨーロッパは一日1GB、5日間有効のe-simだけが100円と不思議な価格設定なので、これを3回分購入しました。そしてカナダは到着日を含めると8日間になるのですが、その日は空港からホテルへ移動するだけなので、楽天モバイルの海外利用2GBで対応します。ということで7日間有効トータルで3GBのe-sim、1026円を買いました。もし足りなくなったら、ネットが通じていればどこでも帰るので、追加しようと思います。

 ということで、事前に用意したe-simは全部で1426円です。旅行で便利なe-simとして、HolaflyとかTrifaとか、よくYoutubeでも宣伝されていますが、カナダ1週間でも、無制限なら5000円弱でした。今はAirbnbでもホテルでもWiFiが使えないところはほとんどないのでGoogle mapをずっと使ったり、お店を検索する程度だと、2週間でも5GB程度しか使いません。

 万が一使えなかった場合は、現地でsimカードを買うか、他のe-simで対応するしかないですが、とりあえずKlook内のクチコミは悪くなかったので、ソウル同様、普通に使えると期待しています。


「ゼロで死ねるか」続き

 今回も、この前の続きで「ゼロで死ねるか」である。多くの高齢者は、「もっとお金を使ってやりたいことをすべきだった」と後悔しているが、実際、認知症になると成年後見人がついて、自分の意思でお金が使えなくなる。そして2025年には認知症を発症する人は約700万人になると厚生労働省が予測しているのだ。

 この20年で、60歳以上の金融資産残高は、1.5倍に増加し、個人金融資産約2千兆円のうち、60歳以上が6割以上を保有しているそうだ。「高齢者がやりたいことにお金を使って循環させれば社会貢献になる」と言われているが、老後資金をどれほど必要かわからず、不安で貯金には手をつけないようにする高齢者が多い。自分がいつまで生きるかわからないのだから、もっと年老いてからお金が無くなると不安に思うのは当然だろう。

 総務省の家計調査によると、夫婦二人が年金をもらいだす65歳から30年間生きるとして、年間の赤字額が約45万円。その補填に1350万円。そして平均的な介護費が約600万円なので、よく言われている「老後資金2千万円」というのは妥当な数字らしい。その2千万円を貯めても、不安に思う人が多く、実際貯めた金融資産は80歳を過ぎても平均で1〜2割しか減らないそうだ。


 そして紹介されていたのが、「DYE WITH ZERO(ゼロで死ね)」(ダイヤモンド社)というアメリカのコンサルティング企業のCEOであるビル・パーキンス氏が書いた本だ。人々がお金を使い切れない理由は、①自分がいつ死ぬのかわからない ②老後の生活は以外にお金がかからない ③お金はステータスになる ④子どもに残したい の4つ。

 特に強調されているのは、お金を使う能力は年齢によって変わり、同じ金額でも60代より30〜40代の方が価値を高められ、コスパもよいので、子どもには早く財産を引き継いだほうがいいということ。親が80代、子が60代の「老老相続」はコスパも悪く、親はお金がどう使われるかも見届けられない。

 そしてやりたいことを年代ごとにリストにして、お金とは「経験を買うために使うもの」であり、もし動けなくなっても思い出は「記憶の配当」として人生を豊かにしてくれる。だからこそ、やりたいことを先延ばしにせず、元気なうちにやり、悔いのない人生をおくるべきだということだった。

 この特集記事を読んですぐ市の図書館でこの本を予約した。5ヶ月近く待って届いた本を一気に読んだが、かなり納得できることが多かった。もちろんアメリカと日本では全く同じというわけにはいかないが、実際私がやってきたことも含まれていた。

 ここでふと思い出したのがラーマ9世の有名な政策「เศรษฐกิจพอเพียง 足るを知る経済Sufficiency Economy」。これを経済ではなく生活と置き換えて、いつも自分にとってพอเพียง な生活を求めていけばいいし、もしお金が残るのであれば、早く子どもに譲ったり、寄付をしたりと、自分にとって意味のある使い方ができるのではないかと思った。

 まあそんな偉そうなことを書いても、人間は欲があり、理想と現実には大きな間があるかもしれない。でもできる限り、ゼロで死ぬことを目指し、人生を送りたいと思う。

今日は土曜日なので、またいつもの子ども食堂です
唐揚げの南蛮漬け ポテトサラダゆで卵入り、キャベツとツナのチーズ焼き
スープ(玉ねぎ、人参、キャベツ、じゃがいも)
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冷凍バナナと牛乳をフードプロセッサーで混ぜると
ムースっぽくなりました
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「ゼロで死ねるか」新聞記事で考えさせられた

 「ゼロで死ねるか」という特集記事が載っていたのは、昨年11月のこと。5回シリーズだったその記事を、切り抜いて保管している。ブログネタにしようと思っただけでなく、じっくり考えようと思ったためだ。

記事は2024年11月19日から始まった朝日新聞の特集記事「ゼロで死ねるか」より
 
第1回は、20億円を残して亡くなった93歳の男性のこと。5年前に奥さんを亡くし、都内のマンションで一人暮らしをしていて、倒れていたところを証券会社の担当者が発見し、病院へ搬送したがそのまま亡くなった。その男性は税理士から「死後事務手続きをしておいたほうがいい」とアドバイスされていたが、「まだ早い」と断っていたようだ。


 親、兄弟など相続人はすでに他界し、自治体で火葬され、無縁遺骨として保管された。知人にでも後で遺言書が見つかり、死後手続きを頼んだ知人に数千万を遺贈し、残りは「すべて公的な団体へ寄贈する」という遺言が有効になった。

 もう一人の子どものいない女性は、亡くなった夫とともに高級老人ホームに入り、月額22万円ほどを支払っている。自分の年金でその支払いもまかなわれており、夫の遺産は残ったままだ。それでも夫が亡くなる前の7か月間、毎月70万円もの医療費を支払っていたので、自分が100歳まで生きると想定すると、貯金に手を付けられないし、もう「足が弱り旅行も行けない」。この女性も「ゼロで死ぬ」ことはないだろう。

 第2回は3億円の資産を持ちながら身寄りがないまま認知症を発症した80歳男性のこと。ケアマネージャーが介護施設の入所資金を男性の銀行口座から引き出そうとしたが、口座は凍結されており、その男性は最低限の公的な介護しか受けられなかった。認知症になると、家庭裁判所が法廷後見人を選ぶことになるが、手続きにかなり時間がかかるそうだ。

 第3回も悲しい話が載っていた。和菓子店を経営していた83歳の女性が亡くなり、3歳下の妹に全財産を残すと遺言書を用意していた。生前、その姉は貧しい年金暮らしをしているように見えたので、妹は食事や病院へのタクシー代の援助などをしていた。でも遺品整理をしていると、預金や株などが1億5千万も残っていて、妹は「80歳近くになってこんな大金をもらっても・・・」と喜びより悲しい気持ちのほうが大きかったという。

 日本人男性の健康寿命は72.68歳で死亡最多年齢が88歳。女性は75.38歳と93歳。つまりお金は70代前半までに使わないと、使えなくなるということだ。両親のことを考えても、父の遺産はそのまま母に渡り、家だけを母、弟、私の三人で相続した。まあ我が家は大した額ではないが、父が亡くなったときすでに80代に入った母には、大きなお金の使い道がない。昭和ヒトケタ生まれの父は、あまり贅沢もせず、お金のかかる趣味もなかったので、残された母が十分暮らしていけるだけのお金は残してくれた。

 母はまだまだ元気だが、ゼロで死ぬことはありえないだろうから、今のうちに、母が納得いく額のお金を、どこか公的な機関に寄付するよう、遺言書を書いたらと勧めてみようかと思う。でも嫌がりそうだなあ。

これは先週土曜日の子ども食堂
サンドイッチ(サニーレタス、キュウリ、ハム、炒り卵)、唐揚げ、ポテトフライ
キャベツとツナのサラダ、ミネストローネ(玉ねぎ、人参、ネギ、キャベツ、ソーセージ)
コーンごはん、チョコ入りミニパン
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長女との断捨離で目からウロコ

 長女は以前にも自分の洋服類は整理をしていたので、今回の断捨離のメインは「紙類」でした。一番大変だったのは、年賀状の処分で、私がボランティアに出かけた土曜日は、ずっとため込んでいた年賀状を、ハサミでチョキチョキするだけで終わったようです。
「これだけやと、手が腱鞘炎になりそうやから、他も気分転換に片付けたけどね」と、夜、子ども食堂から帰ってきた私に言いました。そして45リットルのごみ袋は、まるでシュレッダーのごみを出したようでした。そりゃ、大変だわ。

 私もGW中にかなりの書類を処分したんですが、この時は次女との共同作業だったので、テレビを見ながら疲れたら交代するという感じで、それほど苦になりませんでした。その時も、シュレッダーが欲しいと思いましたが、書類もため込まなければ、普通の家には要りませんよね。

 日曜朝に、私も娘を手伝ったのですが、その時にびっくりしたことがありました。長女は就職と同時に独立したので、24才までこの家で過ごしました。中学生になったときに個室を与えたので、小学校時代のものも残っています。
「これもいらんよね?このまま捨てていいかな」と私に見せたのは、小学校の卒業証書が入った筒。
「えっ!卒業証書、捨てるの?」
「うん、中高もいらんよね。大学もいらんかなあ。」

 彼女の最終学歴は修士課程なので、確かに学士課程の証書はいらないのでしょう。でもこれは「目からウロコ」でした。

 私は結婚するときに、すべての学校の卒業証書(もしかしたら幼稚園の修了書も?)と卒業アルバムも、大事に持ってきました。でも証書なんて一度も出したことがないし、アルバムでさえ見た記憶がありません。つまり40年間不要だったわけで、残りの人生に必要になるはずがありませんよね!

 私も今度のごみの日に、卒業証書は名前のところだけ切り取って、ごみ袋に入れようと思います。一応大学と、オーストラリアの修士課程だけは残しておくつもりですが、これも必要かと言われると、必要じゃないと答えられそうです。

 私は高校教員だったので、高校3年生を担任した年は、卒業アルバムを持っています。それだけでも10冊ちかくあるので、どう処分すればいいのか悩みどころです。まあ教員としての卒アルは置いておくことにして、自身のものは、本当にシュレッダーがあれば、さっさとシュレッダーにかけたいです。

 紙の断捨離中、懐かしいものも見つけました。これは、娘二人を連れてオーストラリアの大学院に留学中、1年目に娘二人だけで一時帰国させたときのものです。当時長女が小学校4年生、次女が3年生でした。

 二人だけで飛行機に乗せるのは初めてだったので、こんなものを作らせたんです。でも、子どもだけの搭乗時のサービスを利用したので、イミグレは航空会社の職員が付き添ってくれたようです。

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長女は、「これも捨てるよ」と言ったのですが、
あまりにも可愛くて写真に撮りました

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 これは2001年1月のことなので、はるか昔のことです。でもこれを長女に書かせたことも思い出しました。二人だけで、よく乗り換えもあるフライトに乗って帰ったものだと、今更感心しました。


長女に諭される

 この週末、金曜夜から日曜午後まで、長女が帰ってきていました。次女と私がGWをはさんでかなりの断捨離をしたのを知って、「私も自分の残してあるものを片付ける!」と5月末の週末に帰ってくる予定でした。でも、たまたま体調不良になり、この週末に延期されていたのです。

 昨日私は、午前中は高齢者にスマホを教えるボランティア、午後3時からは子ども食堂と、一日中ボランティアの日でしたが、お昼だけ一緒に食べに行きました。

 家の近くに、ご夫婦でやっておられるお店があり、そこは小皿の前菜がついたランチがあるのです。
まず新玉ねぎのポタージュスープ
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ズラリと並んだ小皿たち
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メインの唐揚げ
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メインの白身魚と野菜の天ぷら、甘酢あん
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 このボリュームで、税込み1400円とお買い得なんです。前に次女と行ったときは、平日で満席でしたが、昨日は土曜日で、予約しておいたものの、席は空いていました。

 さて話は断捨離のこと。
「私はあの家に25年以上住んでたのに、開けたことのない扉があるわ。」
「どういうこと?」
「リビングの作り付けの棚の上のところとか、おばあちゃんの部屋や、その横の和室の押し入れとか、縁側廊下の奥のところとか。」

 確かに私もリビングの上の棚は、もう20年近く触っていないような気がします。私は身長が153㎝しかないので、キッチンの上の段も、椅子がないと使えないんですよね。そこを見てみると、私が独身時代に持っていたスライド映写機と、当時のスライド写真、いつ買ったかわからない紹興酒、まだ箱に入っているキティちゃんクリスマスリース、お正月用リースが出てきました。

「それ、全部いらんでしょ。うちは、収納場所が多すぎて、いらんモノでもずっと取ってるやん。それやのに、こんな三段ボックスとか、小さい食器棚とかも後で買ってるやん。」
「収納庫を買う前に、いらんものを捨てるのが先決!」

 そのとおりでございます。でもそれを20年前の私に言ってください・・・。

 今娘夫婦が住んでいるのは、2LDKのマンションで、収納は洋室2部屋のクローゼットと、キッチン横に半間の物入。そして洗面所に棚と収納スペースだけで、十分生活できていると言います。しかも最近リビングに置いていたソファ(彼女が独身時代から使っていたもの)も処分し、リビングにはビーズクッションを置いているだけになったそう。でもその方が掃除がしやすく、楽になったと言うのです。
「モノが多すぎる方がストレスになるんだよ。」

 私はそれほど物欲はないと思っていました。若い頃もおしゃれにお金を使うのでなく、休みごとに旅行に行くことが先決でした。結婚して、子どもができても、それほど買い物が好きではなかったはずなのに、なぜ家にはこんなにモノが詰まっているんでしょうね。

 でも娘の世代と私の世代でさえも、かなり意識の違いがあるのだろうと感じました。私たちが家を建てたころは、「収納の多さ」は大きなテーマで、一戸建てであれば、床下収納庫、階段下収納、2階屋根の下野収納と、我が家も部屋以外にかなりの収納場所があります。実際そこには、まだかなりのモノが詰まっています。

 でも最近の若い世代にとって、シンプルライフとかミニマリストとか、モノを持たないことがかなりトレンドになっているように思います。私も完全なミニマリストになることは不可能でも、必要なモノだけに囲まれた暮らしができるようになりたいです。

 と言っても、すでに猛暑の今は、もう整理をする気持ちになれません。旅行を終えて、また涼しくなったころ、娘に言われたことを思い出して、断捨離を再開します。


やっぱり自分で片付けなきゃだめだわ

 4月から5月にかけて、かなり断捨離をした我が家です。捨てたものに、今のところ後悔はありません。断捨離の本には、「3年使わなかったものは、2度と使わない」とありましたが、実際3年間も見なかったものは、あったことさえ忘れているモノもあります。ということで、今のところ「捨てなければよかった」と思うことはありません。

 でも時々困っているのが、「アレはどこに入れたんだろう・・・」です。寝室のクローゼットの服もかなり整理して、次女が使いやすいように整理してくれたのですが、これがちょっと失敗でした。

 いつも旅行に持って行くものは、クローゼットの片隅に置いてある段ボール箱か、大中小と持っているスーツケースの中に入れています。そろそろ旅行に持って行くものを出してみようと思ったのですが、あるべきところに「欲しいモノ」が見つからないのです。一つ目はクロックスのパンプスで、これは旅行の時にしか使わないから、その箱に入れていたはずなのに、見つからない・・・。靴だから、玄関のシューズロッカーに入れ替えたのかと思うとそこにもない。でも絶対捨てるはずがないんですよねぇ。

 結局それは、今度持って行こうと考えているスーツケースの中にありました。でもこれは娘ではなく私の仕業。そしてもう一つは、旅行用の電動歯ブラシですが、これは、次女がまとめてくれた旅行小物用の引き出しにありました。

 私はとても整理整頓ができているとは言いませんが、モノの置き場所にはこだわる方なので、かなりモノの置き場所を覚えています。タイにいたとき、長女からラインで「私の予防接種記録とか残ってる?」と聞かれて、それが入っているファイルの場所を即答しました。そう、大事なモノの場所を覚えていることは、私の自慢だったんです。

 今回の断捨離で、かなりモノを移動して、その自信もガタガタ崩れました。まあこれは、移動しただけでなく、私の記憶力が落ちたことも原因です。これからはもっと「あれはどこだっけ?」ということが増えるでしょうから、モノを減らし、置き場所を決め、探し回らなくてもいいようにしたいと思います。果たして、できるんでしょうか・・・。

最近お昼ご飯を手抜きして、冷凍パスタにハマっています
何種類か食べましたが、コスパと味でこれがお気に入り
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これは近くのスーパーで250円弱でした
 
ちょっと具は少ないけど、おいしいです
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書くのを躊躇したけど・・・痔のこと

 私は還暦もすぎたオバハンだし、今更恥ずかしいなんてあるかと言われそうですが、ちょっと書くのを躊躇しました。でもブログを読んでくださる皆様も、ある程度の年齢になっておられる方が多いでしょうから、もし同様のことで悩んでおられたらと、書く気になりました。それにこれは私の日記のようなものですから、やっぱり記録しておかねばと思います。

 2週間ほど前から、排便の後、ペーパーに真っ赤な血がつくようになりました。実はこれまで病院にかかったことはないのですが、切れ痔やいぼ痔の自覚はありました。でも数日たてばましになるので、またかと思うだけだったのです。ただ人間ドッグの検便の際に、出血が見られ再検査が必要と言われたことが2,3回あり、そのうち一回は大腸検査をしましたが、何も問題はありませんでした。

 でも私はいぼ痔になりやすい体質のすべてに当てはまっているんです。NHKのサイトで見たのですが、以下が「いぼ痔になりやすいタイプ」だそうです。
・便秘しやすい
・排便時に強くいきむ
・トイレに長時間座っている
・重いものを持つことが多い
・辛いものをよく食べる
・妊娠・出産

 さすがに最近は重いものを持つことはないですが、これまでの私にはほぼ当てはまります。それでも病院に行くほどではないと勝手に判断し(まあそれだけでなく、少し恥ずかしいと思ったためでもありますが)、今まで一度も病院に行きませんでした。

 でも来月から今年の一大イベントが始まるので、その時にひどくなったら困るし、それより「まさか他の病気じゃないよね!?鮮血だから大腸がんとかじゃないよね!?」と急に不安になったのです。

 しかもその時、なぜか背中の左側も痛くて、ネットでいろいろ検索していると、腰痛も腫瘍の原因になりえるとか書いてあるのを見つけてしまい、ますます怖くなりました。がんサバイバーとしては、そんな記述にはかなり敏感です。

 ということで、Googleで肛門科を探しました。胃腸科でもよさそうでしたが、今回はやはり専門に行こうと思いました。幸い地元に1軒見つかったので、月曜日の朝8時半に行ってみると(開院は9時)、すでにかなりの人が待っていて、「1時間ちょっとお待ちいただくことになります」と言われました。でもちょうど市役所にも用事があったので、その1時間を利用することができました。

 病院に戻ると、10分ほど待つだけで診察してもらえました。症状を話し、診てもらうと、「中が切れてるね」と言われて、薬を処方してくれました。もう10年以上前に大腸検査を受けただけだと言うと、「年齢的にも受けたほうがいいね」とのことで、来月、世界一周旅行に出る前に検査を受けることにしました。

 まあ何もないはずだと思うんですが、ちょっと不安です。本当に旅行に行く前に受けるべきなのかと思ったのですが、安心して旅立つためには必要かなと思うことにしました。ただ、10数年前の大腸検査は、もう絶叫したくなるほど痛かった記憶しかないので、それを言うと、「大丈夫、麻酔を使うから」とのこと。

 2年前に初めて麻酔を使った胃カメラをやってみて、あまりにも楽だったことを思い出しました。今回も寝ている間に終わるんだなと、気持ちも楽になりました。

 さて、痔の出血ですが、もらったお薬を一度入れただけで止まりました。なんと28日分も処方されたのですが、2日間使って痛みもなくなりました。あまりにも効いたのが怖くて、もうこれ以上使うのはやめようかなと思っています。でもあと2,3日は使うべきなんでしょうかねぇ。

まだ箱ごと残っている薬
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