google-site-verification=O9h17fJGk1A5FQlfgyImCO5Z6jWMmyfZS9djnrInQjI

がんになっても地球旅行

病気には無縁と思ってた元バックパッカー、タイの大学で日本語教師をしていた2019年4月バンコクで肺腺癌(1A)手術。2022年6月に日本に帰国後もタイをメインに地球旅行に出かけています。

2025年07月

旅先でのオンラインワーク

 昨日、エストニアのタリンに入りました。今、ようやく7月に予定していた5回のオンラインレッスンを終えました。

タリンのお城の周りの公園を散歩しました
IMG_5271


 私が一人旅をするときは、ほとんどワーケーションです。2年前に夫と娘の住むニュージーランドへ行ったとき、前半に少し仕事を入れていたら、体調をくずし、娘に迷惑をかけてしまったので、誰かと行くときは、仕事をいれないようにしています。

 今回は一カ月半の日程で、最後の2週間はタイにいるので、いつも通りのワーケーションで問題ないし、私の属している語学学校も8月の1,2週目は夏休みなので、7月3,4週をどうしようかと悩みました。

 ちょうど7月21日が祝日だったので、その週のレッスンはキャンセルさせてもらいました。といっても、個人レッスンなので、後ろ倒しです。ちょうどその週がカナダだったので、観光に徹することにしたのです。

 そして今週です。前半はフランクフルトで、後半が今回の旅行の目的であるバルト三国のひとつエストニアです。フランクフルトは、エストニアへの中継地点として選んだだけだったので、そこで3回、タリンに到着した翌日に2回のレッスンをすることにしました。

 ヨーロッパは6,7時間遅れの時差ということで、夜のレッスンは午後になるのですが、朝9時のレッスンが、フランクフルトで深夜2時、タリンで深夜3時になってしまいました。昨夜は10時ごろにとりあえずベッドに入り、うつらうつらして、夜中の2時に起きました。そして4時半に終えたあと、睡眠導入剤のお世話になり、8時半まで寝ました。

 その後、近くのカフェでブランチを取りました。ちょうど止まっているAirbnbの近くに、ガイドブックにも載っているような有名なカフェがあったのです。

サーモンが入ったエッグベネディクトと紅茶 14.2ユーロ
IMG_5277

 今日は、夕方に散歩と早めの夕食に出かけ、その後は、今週のレッスンのまとめや、久しぶりにブログの旅行記に向き合おうと思っています。

ボリュームたっぷりで美味しかったんですが、
ちょっとソースが多くて、味が濃かったです
IMG_5278

 泊っているAirbnbはワンルームのアパートで、キッチン設備や洗濯機もあります。Airbnbだと「暮らすような旅」ができるのが、うれしいです。

こんな感じでレッスンしています
テキストはすべてKindle
IMG_5285


カナダ、トロント空港で出国検査なし!

 すでに2回目の大陸間移動を終えて、フランクフルトにいます。旅行記はどんどん書きたいことがたまっていきますが、ちょっと間に合いそうにありません。でもカナダからドイツまでの移動で一番驚いたのが、このタイトルに書いたことでした。

 赤毛のアンの島、プリンスエドワード島のシャーロットタウン空港から、トロントまで国内線で移動し、そこからエアーカナダの国際線でフランクフルトに来ました。予定通りであれば、19時50分にトロントに着き、21時10分発でフランクフルト行きだったので、1時間20分の乗り継ぎは、同じ航空会社なので問題もないと思っていました。でもシャーロットタウンの出発が、30分も遅れてしまったのです。

 シャーロットタウンは国内線だけなので、当然イミグレはありません。荷物はスルーでフランクフルトまで行くにしても、トロントでイミグレを通らなければならないはずと思うと、広いトロントの空港で、到着後50分でイミグレ通過できるのだろうかと、ドキドキ状態でした。しかも到着してすぐゲートが開くわけでなく、ただその時に、機長さんからの放送で、「この便には乗り継ぎのお客様がたくさんおられます。まずそのお客さんから出ていただけるよう、ご協力願います」と放送が入り、3Aに座っていた私は、一番に飛行機から飛び出しました。

 出たところに、乗り継ぎ案内を持ったエアーカナダの職員がいて、「フランクフルトへ乗り継ぎです」というと「E22です。Eのサインに従って、行ってください」との返事。どれくらい時間がかかるのかもわからないので、約7㎏の手荷物を抱えて、必死で走りました。と言っても、いまだに時差ボケ解消できず、睡眠不足の体力低下中では、ちょっと走っただけで息切れで、呼吸困難に陥りました。

 とにかく「E」目指して走ったり歩いたりし続けること20分、ようやく搭乗ゲートのようなところが見えてきました。でもイミグレがない!

 そう、結局イミグレはなく、出国検査もなく、パスポートも出しませんでした・・・こんなことってアリですか?

これも本文と関係ないですが
フランクフルトで見つけた不思議な色のアジサイ
IMG_5165

 これまで出入国検査は、どの国に行ってもありました。でもカナダも電子渡航認証eTAというのを申請して、出国予定日も届けているので、それで問題がないと言うことでしょうか。今、ググってみると、「カナダには日本のような出国検査はありません」とありました。ちゃんと調べておけば、トロント空港で、あそこまでドキドキしなくて済んだのにと、準備不足を反省しています。


Microsoftのメールが使えなくなった!

 楽しく旅を続けているのですが、ひとつ問題が発生しました。火曜日、プリンスエドワード島のキャンベンディッシュに着いて、赤毛のアンの世界にひたって幸せな気分でB&Bにチェックインしたのに、メールをチェックして、唖然としました。「Microsoftアカウントセキュリティの警告」という件名で、不正アクセスの可能性があるから、私のアカウントを使用不可にしたとあったのです。

 私はMicrosoftのメルアドをふたつ、Gmailをふたつ使っていて、このブログや仕事関連はGmailを、旅行サイト関連はhotmailのアドレス、それ以外なんでもはoutlookのアドレスを使っています。でもそのhotmailもoutlookもどちらも使えなくなったのです。

 これには焦りました。ANA、Airbnb、Wiseといった、この旅行に欠かせないアプリの登録メールがすべて受信できないことになります。あわてて、メールの指示に従って復旧を試みたのですが、そこで大きな問題がふたつありました。

 まずhotmailの方ですが、これの連絡用電話番号が、もう2月に解約したタイの電話番号のままだったのです。つまり絶対にSMSは受信できません。そしてoutlookの方は、電話番号ではなく、hotmailを連絡用にしていたため、これもどちらも使えず、簡単に復旧できなくなりました。

 最後の手段として書いてあったのは、一番最近そのアドレスから送った相手のアドレスと件名を入力することでした。でもhotmailの方は、自分のGmailに転送したものが2つで、3つ目も入れたものの、なぜか却下されてしまいました。しかも2回やったら、もう3回目は一日の限度を超えたとかでアクセスも拒否され、すっかり疲れ切ってしまいました。

内容が暗いので せめてきれいなお花を・・・
IMG_4942

 そこまで来て、もう復旧はあきらめ、新たなメールアドレスでどうしても必要なアプリだけ変更しようと思い、またoutlookでメルアドを作り、ANA、Airbnb、Wiseだけは変えました。なのに、その翌日、新しいAirbnbからアクセスすると、その最新のoutlookに「不正アクセス~」というメールが入り、使えなくなったのです。

 microsoftの方がセキュリティが厳しいのか、もうこちらを使うのはあきらめて、ANA、Airbnb、WiseはGmailに替えました。でもその後、気を取り直して、最新のメルアド復旧にチャレンジしました。まだ連絡用の電話番号とメルアドも入れてなかったのが幸いして、電話番号は日本の楽天モバイルを、メルアドはyahooにしてトライすると、なんとか承認され使えるようになりました。

 楽天モバイルは、海外のどこでもSMSを受け取れるのが、本当にありがたいです。そして連絡用メルアドは、今後Microsoftばかりにすると全滅する可能性があるとわかったので、yahooでいいかと思ったのですが、またひとつ問題に気づきました。ヨーロッパではyahooが使えない!

 どうしてもいろいろなWiFiを使用するためか、すぐに規制がかかるのかもしれませんが、突然メールが使えなくなる事態にはまいりました。今、前からの2つのメールは、ダウンロードされていませんと表示され、読むこともできません。

 移動の旅を続けている間は、もうゆっくり対処している暇もないので、とりあえずこのままにしておくつもりです。でも約1か月後にバンコクから復旧を試みてうまくいくんでしょうか。ダメなら日本に帰ってから、何とかするしかないんでしょうね。


赤毛のアンの世界で夢見心地@プリンスエドワード島

 女の子なら誰でも「赤毛のアン」を読んで、その「アンのいる世界」に思いを馳せたことがあるはずです。私もはるか昔、母が買ってくれた「赤毛のアン」を何度も読んで、「パフスリーブのドレス」や「キイチゴのジュース」がどんなものなのか、想像していました。見たことも聞いたこともないもので、本当に文章から想像しながらワクワクしました。

 「赤毛のアン」の本当の題名は「Anne of Green Gables」。アンがマシューとマリラ兄妹に引き取られて暮らした家がGreen Gables。そこは作者モンゴメリーの親戚が所有していた家で、今はカナダの国定史跡となっています。今回、プリンスエドワード島のキャベンディッシュという小さな村に来たのは、ここが赤毛のアンの舞台だからです。

 狭い村の真ん中に、Green Gablesがあります。まずこのインフォーメーションビルがあり、ここでモンゴメリーについての詳しい展示がありました。

 そしてここでラッキーなことがひとつ。本来は大人9ドル、シニア7.5ドルの入場料なのですが、今年6月20日から9月2日までは無料なのです!B&Bのオーナーさんが教えてくださったのですが、カナダ政府は、カナダ人がアメリカへ行かず、カナダ内で旅行するようにと、多くのNational Parkを無料にしたそうです。

IMG_4622

モンゴメリーが実際に使っていたタイプライター
IMG_4625

世界中の翻訳も展示されていて、日本語もありました
1952年出版の村岡花子さん訳です
私も村岡さんの訳で読みました

IMG_4626

さあいよいよGreen Gablesへ

IMG_4627

家の前に、マシューがアンを迎えに行った馬車が!
IMG_4651
  
 マシューが本当は男の子が欲しいのに、間違いだったと言えず、それを知らないアンが、とてもうれしそうに話し続けるシーンが印象的でした。

今の飾り戸棚にあった時計
IMG_4633

キッチン
IMG_4634

IMG_4635

1階にあるマシューの部屋
IMG_4629

2階のマリラの部屋
IMG_4645

このロッキングチェアーに座って
編み物をしているマリラが目に浮かびます

IMG_4646

マリラらしいシンプルな服や鏡台
IMG_4647

家事室 このミシンでマリラがアンの服を作ったんですね
IMG_4650

マリラが作ったシンプルなドレスが飾ってありました
IMG_4649

そしてアンの部屋です!
やはりマリラが作ったシンプルなドレスがおいてあります

IMG_4640

でもドアのところにマシューがこっそり注文してプレゼントしてくれた服が!
IMG_4639

そうこれが、アンが憧れた「パフスリーブのドレス」
IMG_4641

ギルバートの頭をたたいて割れた石板もありました
IMG_4642

 赤毛のアンを読んでいない方には、今回の内容も写真もピンと来ないかもしれませんが、世界中の女の子を虜にしてきた「Anne of Green Gables」の世界の中に入ることができる場所です。私もいつか絶対に行ってみようと思っていました。ひとつ、夢をかなえたという気持ちでいっぱいです。 


羽田-ワシントンDC ANAビジネスクラス搭乗記

 日本より13時間も遅いアメリカやカナダに来るのは、なんだか不思議な気がします。実際私が乗った便は、羽田10時50分発なのに、ワシントンにも同日ほぼ同時間の10時35分着だったのです(日本時間だと23時35分)。

 ということで、飛行機に乗っている間に、せっかくのフルフラットシートで寝ようと思っていたはずなのに、結局ほとんど眠れませんでした。でもさすがにビジネスクラスは快適でした。

座席にはセットされていたもの
スリッパ、アメニティポーチ、ヘッドフォン、薄い羽毛布団、ベッドパッド
IMG_4345

 アメニティポーチは、イギリス王室御用達のエッティンガーというブランドだそうです。仲には、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、クリームなどが入っていて、紺色の四角のものは、エコバッグでした。

IMG_4348

広げたらこんな感じでした
IMG_4605

 搭乗してすぐにウェルカムドリンク。飲める方ならシャンパンをでしょうが、私はお酒は全くダメなので、オレンジジュース。

IMG_4349
スクリーンの下の部分は、フルフラットにするとつながって足を伸ばせるようになります

離陸してすぐに上空から見た東京
IMG_4356

そして1時間後くらいに始まった食事のサービス
これはアミューズで、砂肝とチーズとオリーブが美味しかったです
飲み物はANAオリジナルハーブティを頼みました

IMG_4357

これが前菜なんですが、これだけでいつものおかずより多いかも・・・
出発前に、カレーを食べたことをちょっと後悔しました

IMG_4358

小鉢 蒸し鶏 茄子オランダ煮 野菜味噌かけ
IMG_4359

小鉢 炙り鰆サラダ造り ちり酢ドレッシング
IMG_4360

前菜 蓴菜と長いも寄せ 穴子小袖寿司 モロコシカステラ 吹き寄せ
IMG_4361

これがメインとご飯、お味噌汁、お漬物
IMG_4362

豚角煮、馬鈴薯あん、金目鯛塩こうじ焼き
IMG_4363

デザートにビスタチオのムースとコーヒー
果物とチーズは断念しました
IMG_4364

この後フルフラットにしたものの、結局眠れませんでした
何時か覚えていませんが、ふと外を見ると、こんな太陽

IMG_4368

朝食も和食にしました
IMG_4369

これも何の魚か忘れましたが、味噌漬けでした
IMG_4370

朝食後、外には美しい雲が広がっていました
IMG_4372

 眠れなかったので、見たいと思っていた映画を2本見ました。「キャプテンアメリカ」と「ドクターX」で、どちらも公開時に見損ねたものです。

 やはりビジネスクラスの快適さは、その値段の価値だけあるなあと実感しました。眠れなくても10時間越えのフライトなのに、その長さもあまり感じませんでした。

 それと、久しぶりに日系のキャリアに乗ったら、到着まですべて日本語で、しかもいろいろ気を遣っていただいて、本当に至れり尽くせりでした。これまで、アメリカン航空、タイ航空、キャセイ航空、ニュージーランド航空、マレーシア航空、エアーカナダのビジネスに乗ったことがあるのですが、ANAのサービスは段違いによかったです。
 (これらのビジネスは、アップグレードとマイルを使ったチケットなので、高いお金を払ったわけではありません。)
 


トロント・カナダの入国はあっという間でした

 ワシントン空港のユナイティッドラウンジで3時間半以上過ごして、初日最後の飛行機に乗りました。一応ビジネスで1Aという席なんですが、 ビジネスのところだけが、1-2の座席でエコノミーが2-2という小型の飛行機でした。乗ってすぐ睡魔に襲われて、飲み物のサービスを逃したらしく、スナックが配られたときに、飲み物ももらいました。スナックは一応エコノミーと違っていて、ポテトチップスとかポップコーンをかごの中から選べました。でもちょっと座席が広い程度で、何だかなーという感じでした。

 定刻より10分ほど早くトロントに着き、1Aなので一番に出ました。でもそのまま直結のバスに乗り込んだので、エコノミーの人も一緒だったと思います。そしてここの入国審査は、去年オーストラリアのケアンズで使ったのとよく似た自動イミグレ機でした。 パスポートを読ませて、質問に答えてクリックします。でもここで楽だったのは、「全部No」 というところをクリックすると、一気に入力されます。以前入国カードにあったような質問なので、まずNoしかないですよね。

 終わると、番号と自分の顔写真が印刷されて紙がでてきて、それをExitの係の人に渡すだけ。実際機械の前について、ほとんど待ち時間もなく、10分で終わりました。早すぎたので、バゲッジターンテーブルはまだ動いてなかったんですが、ちょうどトイレから戻ってくると、Priority Tagがついた自分のスーツケースが流れてきました。3つの飛行機でロストバゲージにならなくてホントによかったです。

 空港から市内中心のユニオン駅までの電車も表示がありすぐに見つけました。あっその前に少しだけ現金をと思い、ずいぶん前から持っていたアメリカドルを$50だけ換金したのですが、手数料が高くて、ひどいレートになってしまいました。
    アメリカドル$50  → カナダドル$52.7  (手数料$5.95を引かれた後)
 支払いはWiseデビットカードか、クレジットカードを使う予定ですが、一応、ピローチップとか、ポーターさんのチップとかがキャッシュで必要かなと思ったからです。

 ユニオン駅まで約25分で着くUPエクスプレスは、12.35$。プリペイドカードのPRESTOカードを買うと9.25$だけど、カードが6$なので、1か月チャージしないと無効になるらしいので、短期の旅行者にはちょっと向かないかなと思います。それに今は、ほとんどクレカのタッチでバスとか地下鉄も乗れるそうです。もちろんこのチケットもタッチで買えました。
車内はこんな感じ
最初に乗り込んだけど、このあと車内は満員になりました
IMG_4388

 この後、ユニオン駅から20分ほど歩いて着いたホテルに入り、シャワーを浴びて、バタンのはずだったんですが、最初の数時間は寝たものの、あとは寝たのか寝ていないのかわからないような状態で、時差ボケの影響がはっきり出てしまいました。
 

ちょっと頭がぼーっとしながら、ワシントンダレス空港です

 昨日、朝4時に起きて、家を出たのが5時でした。伊丹ー羽田は国内線だから、それほど早くかなくてもいいかなと思ったのですが、始発に乗り、6時に空港に着きました。チェックインは、国際線乗り継ぎというカウンターがあって、ビジネスに並べたので、一人待っただけで、7時半の便を7時5分に振り替えましょうかと言ってもらえました。ただ座席は真ん中になってしまったのですが、羽田の乗り継ぎ時間を増やす方がいいと思ったので、変えてもらいました。それにこの区間はビジネスがないので、結局エコノミーにグレードダウンだったんです。

 荷物は、トロントまでのバゲッジ受け取りをもらえたので、「ワシントンでいったん受け取る必要があると聞いたんですが・・・」と聞くと、「普通はトランスファーでそのまま行くと思うんですが」との答え。まあ伊丹から国際線乗り換えでアメリカという人が、すごく多いわけでもないかもしれないし、すべての情報を地上職員がご存じなわけもないですよね。

 羽田に着いたのが8時15分ごろ。ターミナル3という掲示に従って進んだのに、最後まで行くと、係の人が「ここからのバスは30分かかるので、いったん出口から出てシャトルバスに乗った方が早いです」と言うのです。それだったら、最初からそんなバスを作らなきゃいいのにと思いました。

 結局飛行機を降りて、ターミナル3のANAラウンジに着いたのは、9時ごろでした。ワシンン行きの搭乗開始が9時45分だったので、一便早くしてもらえてよかったと思います。朝から何も食べていなかったので、もうお腹ペコペコで、ついANAカレーを食べてしまいました。でもこれは後で少し後悔することになったのですが・・・

自動ご飯盛り機とかいうのがあって、小盛にしたんですが・・・
IMG_4344

 羽田ーワシントンDCのビジネスクラス搭乗記は、後回しにします。それよりもずっと心配していたワシントンでの乗り継ぎのことを書いておきます。

 伊丹の地上職員さんの言ったことは、やはり間違いでした。世界中の多くの空港では、国際線乗り継ぎの時は、入国する必要がなく、セキュリティチェックはあっても、そのまま荷物もスルーで次のゲートに向かうことになっていると思います。私もいろいろな国で乗り継ぎをした経験があるのですが、乗り継ぎなのにイミグレを通らなきゃいけなかったのは中国だけと思っていました。でもアメリカには何度か来ているものの、今回のような空港だけで乗り継ぎというのは初めてだったんです。

 私はワシントンからそのままトロントに行くのであれば、ESTAもイミグレも関係がないと思っていたのですが、コメントでそれは間違っていると教えてくださった方がおられて、本当に助かりました。実際その方の書いてくださった通りでした。

 ワシントンは日本より13時間遅れなので、昨日10時50分羽田発の便は、同日9時30頃にワシントンに着きました。ちょうど飛行機に乗っていた時間が消えたのと同じようなものです。飛行機を降りるとそのままバスに乗り込むようになっていて、全員がイミグレに進みます。ぱっと見ただけでかなり並んでいたので、先にトイレに行きました。(これは正解)

IMG_4375

 この列に加わったのがちょうど10時。そしてイミグレを出たのが11時だったので、1時間かかりました。私の前後に並んでいたのも日本人で、「何を聞かれるんだろう」「言われたことがわかるかな」と不安そうでした。私もパスポートのミャンマーのビザとかラオスのスタンプとか見られないかなと一瞬不安でした。でも結局、何も聞かれなかったのです・・・(なんで!?)「ESTAは?」と言われ、アプリを見せようとしたら、ろくに見ず、すぐに指紋をスキャンするように言われて、それだけ・・・。不安になったので「トロントへ乗り継ぎです」と言うと、こんな親切な返事が・・・
「荷物を取って、出口を出たらtransferの掲示があるから、そっちに行けばいいよ。」
「Thank you so much.」(私)「Have a nice day.」(係の男性)
なんて、親切な入国管理官に当たったんでしょうね。旅のスタートでうれしくなりました。

 ターンテーブルの荷物はもうすべて横に置いてました。でも一瞬自分のが見当たらなかったので、そこにいた係員に「これで全部ですか?」と英語で聞くと、「乗り継ぎのはそちらです」と日本語で返ってきました。「出口をでたところに、ANAの職員が待っていますから、そこで渡してください」とのこと。そのとおり出口すぐのところにベルトコンベアーがあり、そこでバゲージタグをスキャンしてくれて、「C22ゲート」と教えてくれました。

 セキュリティチェックはありました。でもPCやiPadをカバンから出す必要もなく、すぐ終わりました。そしてCゲートにある「United Club」というラウンジに着いたのが11時40分ごろ。日本時間だともう日付は変わり19日深夜0時40分です。家を出て、もう20時間ちかいということです。

 ビジネスクラスでしたが、機内にいたのは午前10時台から夜の11時ごろなので、あまり寝られなかったんです。だから今かなり頭がぼーっとしています。トロントに着くのが5時20分の予定なので、宿に着くのは、早くても7時ごろ(まだ18日)。これは19日の朝8時なので、家を出て27時間後ということになり、ほとんど徹夜状態なので、ちょっと気をつけようと思います。
 以上この旅で5時間だけ滞在するアメリカからでした。

ランチもこのラウンジで
アメリカと言うよりメキシコ料理ぽいかも
IMG_4378


プロフィール

nakko

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
読者登録
LINE読者登録QRコード
お問いあわせ