私がタイへ初めてきたのは、1982年の3月だった。大学の同期と後輩の5人で、ムッとするドンムアン空港に着いた時のことをはっきり覚えている。

 その時からずっと、来るたびにパパイヤを食べている。タイのパパイヤは少しクセがあるが、マナーオ(タイのライム)をかけて食べるとさっぱりして本当に美味しい。バンコクでは町中に果物の屋台があり、だいたい一袋20バーツで売っている。
 
 パパイヤの切り方は、まず縦半分に割り、中の種を取り出し、あとは細長くスライスしたり、サイコロ状に切ったりと食べやすいように切ればいい。ただマンゴーよりもかなり大きいので、一つを買うと数日間かけて食べることになる。

 先日、直径が15cmほどあり、長さが25cmほどのラグビーボールのような形のパパイヤを買った。一人で食べるのに、縦半分に切るより、端から輪切りにした方が、切断面が少なくてもいいと思って、まずボールの上から切って食べた。

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そして3日目、切って驚いた! 
種はあるけれど、星が見える!

種を取り除くと、本当にキレイな形の星が出てきた。

でも次の日切ってみると、もうこれほどキレイな星の形ではなかった。

 パパイヤはタンパク質を分解する消化酵素が含まれているので、肉料理の後に食べるといいと言われている。これは熟したパパイヤより、ソムタムというサラダに使う青いパパイヤの方が消化酵素が多いそうだ。ということは、ソムタムとガイヤーン(焼き鳥)という組み合わせは、理にかなっているということか。

 またパパイヤの黄色は人参と同じカロテノイドが多く含まれている。肺がん患者には人参ジュースがいいと言われているのは、このカロテノイドのためだと思うので、パパイヤも肺がん患者にはいいということか。
 
 またビタミンCやカリウムも含まれている。ビタミンCは老化やがんの原因と言われている活性酸素を自ら酸化されることで、身体の酸化を防いでくれ、カリウムは塩分を排泄し高血圧に効果があり、筋肉疲労にもいいそうだ。

 とまあ良いことづくめのよう思えるが、果物は食べすぎるとカロリーオーバーになりやすい。でもパパイヤはマンゴーの半分のカロリーしかない。それでちょっとたくさん夕食後に食べると、ちょっと辛い目にあった。

 実は夜8時ごろにパパイヤを食べて、11時ごろに寝ようとした。ちょっとうつらうつらしたころ急に便意を感じてトイレに行きたくなったのだ。消化酵素が効きすぎたというべきか。

 そして翌日も懲りずに食べてしまった。そして同じことの繰り返し(涙)。タイに来て以来、あまり便秘をすることはなくなり、ちょっと辛いものを食べすぎると下痢になってしまうこともある。でもトイレに行く時間は、いつもだいたい朝食後と決まっていたのに。
 
 パパイヤ消化酵素恐るべし!

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