バンコクは大都会とはいえ、やはり熱帯なので、日本とは見ないような動物も多い。この前の大トカゲも、大学のどこかにずっと住みついているのだ。でもそれだけでなく、学生たちが持ってくる場合もある。

 ウィークエンドマーケットとして有名なチャトチャック市場には、動物を売るコーナーがある。私はその前を通り過ぎただけでじっくり見たことはないが、かなり珍しい動物も売っているらしい。もちろん子犬や子猫も売っていて、タイ人はペットが欲しいときはチャトチャックへ行く。

 年に一度くらいは、日本人が動物を持ち帰ろうとして捕まったというニュースを見る。カワウソを10匹以上隠して持ち帰ろうとしたという話は、2、3回聞いたことがある。日本で買う1/3くらいの値段で買えるそうなので、日本で売るつもりなんだろう。

 昨年、授業の休み時間に、ある学生がハムスターを教室で遊ばせていた。
「それ、ハムスター?誰のですか?」
「僕のペットです。」
全然、悪びれもせず、授業が始まると大きな箱の中に入れた。

6737704F-B2CD-46EB-80C7-A58637A35D1C そして先日、また休み時間に教室の隅で女の子たちが集まって何かを見ていた。
覗きに行くと、今度はなんとハリネズミ!手のひらに乗るほどの小さなハリネズミだが、針に触ると痛い。

動くのでちょっと写真はピントが合っていないが、見ていると確かに可愛い。
 
「チャトチャックで買いましたか?」「はい」
 でもやっぱり授業に平気で連れてくるところが、日本人とは違うなあ。誰も不思議とは思わないようだし、まあ私も授業を邪魔されているわけではないので、気にならないといえば、私ももう日本人の感覚ではないということか。

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