タイで長期滞在する人は、どんなビザであれ90日レポートというものが必要だ。以前は直接イミグレに出向くか郵送だったそうだが、私が住み始めた頃はネット提出ができるようになり、最近アプリもできたようだ。でも 慣れているはずの人でも、忙しさにかまけてうっかり忘れてしまうこともある。先日も知人が1ヶ月も過ぎてから気づき、罰金2000バーツを支払ったそうだ。

 90日以内に一度出国すればリセットされるので、私はその期限がくる頃に旅行に出ることが多い。今回も1月末が期限だが、その頃に旅行をするのは難しい。タイの正月休みは12月31日と1月1日しかないらしいが、大学は30日も休みなので、ちょうど授業の終わる27日夜に出かけようと思った。

 今回の行き先はホーチミン。またベトナムと言われそうだが、ホーチミンには一時的に親友が住んでいるので、彼女と年越しをしたいと思ったのだ。と言っても私は2日から仕事なので、1日には戻らなければならない。

 年末年始の授業予定がはっきりしたのが11月半ばだったので、その時にSkyscannerで検索して、行きはNok Air 、帰りは Viet Jetでチケットを取った。27日夜のチケットはかなり安く1120バーツ(約4000円)。到着も夜8時なので、心配して友人が迎えにきてくれることになった。帰りは1日なのでちょっと高くて、2515バーツ(約9100円)。これは昼過ぎにはバンコクに到着する。
Viet JetもLCCなのだが、スワンナプーム空港に着くので、帰りはこの方が便利だ。

 そう、予定通りなら友人宅で6泊させてもらい、2人でゆっくりホーチミンを観光したり、ちょっと遠出もするはずだった。でも前に書いたように、出発前日夜中に熱を出し、当日朝は高熱でふらふらになり、安かったとはいえ航空券は捨てることになった。

 28日に熱はすっかり下がっていたので、改めて検索してみると、やはり
Nok Airが一番安く、2679バーツ(約9700円)。年末だし翌日のチケットなので、取れただけラッキーと思わねば。

 短い滞在となってしまったので、朝早い便を選んだ。ドーンムアン空港7時35分発。となると5時半を目指して空港に行かなくては。タクシーしか方法はないが、体調も回復したわけではないので、コンドからGrabを使おう。

 私が住んでいるところはとても便利なところで、ソイ(小道)の入り口まで1分歩けば、夜中でもタクシーはつかまる。だから荷物が少ないときは、ほとんどGrabは使わない。でも家族や友人が帰るときは、Grabだと本当に便利だ。今回は体力温存のため、Grabで呼ぶとすぐに見つかった。

 タクシーでもGrabでも空港に向かうときは、必ず高速を使っていいかと聞かれる。スワンナプームでもドーンムアンでも100バーツほどなので、少しでも早い方がいいかといつもOKする。でも今回は、高速という言葉ではなく、他のことを言われたので、はっきりわからなかったけどまあいいやと「OK カー」と答えた。

 結果は空港まで地道で行ってくれ、しかも早朝4時代だったので、たった40分しかかからなかった。なんて親切なGrabの人。チェックインカウンターはもう開いていて、10分ほど並んだが、搭乗券を受け取りイミグレへ。

 年末のせいかちょっと人は多かったが、それでも並んだのは15分程度。バンコクのイミグレはかなり悪評が高く、ネットでも取り上げられることが多いが、少しは改善されたのだろうか。

 157F9EC7-8080-4BE2-8F39-89314E32D7EBそしてPriority Passを使ってラウンジへ。早く空港に着いたので、ゆっくり朝食を食べることができた。

 以前にも書いたが、私は楽天ゴールドカードを持っていて、このカードには
Priority Passが無料でついてくる。これは本当にお得だ。海外に年数回出かける人は、有効価値大だと思う。

  Nok AirはタイのLCCとしてはかなり以前からあり、私も何回か乗ったことがある。前回のベトナムフエ行きは、ベトナム航空で痛い目にあったが、今回は何と定刻出発、定刻到着とLCCとは思えないほどの正確さだった。

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ホーチミンのイミグレもそれほど混んでいなくて、荷物も持ち込んだためあっという間にに出ることができた。出る前にSimカードを購入。ショップがずらっと並んでいたので、データだけで4日間のみだから一番安いものをと、順番に聞いて行った。そして買ったのは、これ。
30日間有効、データ通信のみ4G。
10万ドン(475円)。
私は1Gも使わなかった。 



 

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