私が教えているのは大学なので、授業は会話だけではなく、日本の文化や歴史などの授業もある。今学期は「日本事情」という科目を教えているのだが、これまで日本人の衣食住、就職、年中行事、自然災害などをテーマにしてきたが、やはり内容がかなり難しくなる。

 あまり難しいことばかりすると、お互いに嫌になりそうなので、最後に調理実習をいれることにした。これまでも、他の先生方が、「たこ焼き」「いなりずし」「とんかつ」などを作らせているのをみたことがあったので、何か初めてのものを作りたいと思うが思いつかない。

 でも1月初めに久しぶりに会った友だちが、絵巻きずしのインストラクターの資格を持っていることを思い出し、彼女の頼んでみると、二つ返事でOKをもらえた。

 2月初めに会って必要なものを確認し、日本料理に必要なものなら何でも売っている「フジスーパー」を見に行った。
「焼きのり、すりごま、桜でんぶ、紅ショウガ、青のり・・・全部ここでそろうね。」
「ほんとに何でもあるね。」

 当日、学生たちには、ご飯とソーセージだけを用意させて、残りの材料はすべて私が用意した。私も事前に練習しておくべきかと思ったが、結局その時間もなく、友人に全てを任せて私は補助に入った。

 終わってみてびっくり。ほとんどの学生は上手に作れていた。改めてタイ人の手先の器用さに感心する。
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 今のところ、大学の周りでコロナは出ていないが、机や道具も事前にアルコールの入ったウエットティッシュでふかせ、手洗いも徹底させた。またかなりの学生が、マスクをしていた。
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 終わってから友人も驚いていた。日本でも20人から30人のグループに教えたことはあるけれど、必ず数人はできない人がいるそうだ。でも30数人のクラスを2回教えてもらって、どちらもできない学生はいなかった。

 今度日本へ帰ったとき、私ももう一度作ってみよう。もう雛祭りではないけれど、ちょど子どもの日の頃に帰るつもりなので、端午の節句でもまあいいかな。でも娘たちが子供の頃に作ってあげたかったと、遠く離れた娘たちを思いながら考えていた。


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