6月後半から始まるはずだった大学の新学期は7月に先送りとなった。タイの非常事態宣言も6月末まで延長なので、基本的に私の生活はロックダウン中大きな変化はない。

 私のような経過観察だけの患者にとって、検診は安心感を得るための機会だ。タイでは3か月に1度レントゲンを撮り問診。2年目は4か月に一度になった。日本は半年に一度CTと血液検査で問診。

 BNH病院の主治医は、他病院から来られているので、診察は日曜日だけのようだ。お忙しい先生らしく、もしくはタイ人らしく、いつも遅刻して来られる。部屋に入っても、レントゲンを見ながら、にこにこ「No problem」。

 お互い第2言語で話すので、あまり必要な話以外はしない。でも質問には簡潔に答えてくださるし、いつもにこにこと快活に話されるので、診察の後は、いつも私も元気になる。この前は本当に3,4分だったかもしれないが、それでも病院を出た私はルンルン気分でケーキを買いに行った。

 医師の方たちは、何十人もの患者を診て、お忙しい毎日だろうと思う。でもやはり笑顔で対応してくださると、患者は本当にうれしくなる。難しい話をされるより、簡単な言葉で安心させてもらえることが大切だ。

 日本にとうぶん戻れそうにないので、次の検診もBNH病院だ。少しの体調の変化にびくびくすることはあるけれど、信頼できる先生に出会えてよかったと思う。

 ちょっとおまけ。
 以前、タイのトイレは、ペーパーを流してはいけないところが多いと書いたことがある。病院でも、横においてある蓋つきのゴミ箱に捨てるのが普通だった。でも、今回これが貼ってあるのに気がついた。

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「トイレットペーパーはトイレの中に流すことができます。
使用済みのペーパーを流すことが、菌の繁殖を減らすことになります。」

 これでタイ人もトイレにペーパーを流す習慣が身につくのかな?この前はイミグレで、フタを閉めましょうという注意書きもあったので、タイのトイレ事情は、コロナでずいぶん変わるかもしれない。
  

 

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