人生の中で、これほどずっと家にいる時間がくるなんて、夢にも思っていなかった。この3か月間は、自分が作ったルーティーンを守る日々だった。家に閉じこもっていたが、体調は変わらず、毎日ヨガやエクササイズもしていたので、マッサージに行かなくても、肩こりに悩まされずにすんだ。
ブログは、自分の備忘録のようなもので、いつか自分が死んだらどうなるのだろうと思っている。1,2年前、死んだらすべてのデジタルデータを消去するという仕事を請け負うというドラマがあった。
実はその時はまだ肺がんが発覚しておらず、ブログも始めていなかった。そして自分が死ぬことなんて考えもせず、何もしなくても平均寿命位までは生きているだろうと思っていた。
もちろん今もその可能性は大きいと信じている(というより信じたい)。幸い私のがんは1Aだったので、手術後は普通の生活に戻っている。でも再発の可能性は0%ではないので、死について考える事も増えた。「死」についてというより、「死後の手続き」といったほうがいいかもしれない。
目に見えるものは、処分しやすい。私の服や着物なんて、いらなければすべて処分してもらってかまわない。でも本当に困るのは、デジタルデータだ。自分でもどこに何を入れているかわからなくなっている。
私は今PCを職場と家の2台使っているし、iPad や iPhoneもある。整理するのがめんどうだったので、これまでのUSBもすべて手元にある。今、数えたら7本だった。それに外付けのハードディスク。
私の娘たちは、私と違う分野の仕事をしているので、私のデータなど必要ないだろう。でも、いろいろなところに保存されている写真データは、見たいと思うかもしれない。
まあPCなどの本体に入っていれば、なんとかなるだろう。でもiClooudやDropboxなどクラウド上にあるものは、パスワードが必要だ。
そうこのパスワードが問題だ。何もかもパスワードを要求されるために、自分でも覚えていられない。もちろん今iPadやPCは自動的にパスワードを入力してくれるので、覚えなくても大丈夫だが、もし急にPCが壊れたらどうすればいい?
フリーメールのアドレスも常時使っているものだけで5つもある。一応使い分けているものの、私が死んだらこのメールのデータはどうなるんだろう。Yahooメールは、何年も触らなくてもデータは消えていない。
こんなことを考えていると、なんだか怖くなってしまった。人は死んでも、ネット上でデータだけは生き続けるのだなと。
がんがテーマのブログは、お亡くなりになったあとも残されていることがある。ご家族が思い出として残しておきたい、他の方に役立ててほしいと思っておられることも多いだろう。でも10年後、20年後は?
2日間一歩も外に出ていないと、なんだか書くネタもなくて、つまらないことを書いてしまったが、これも非常事態宣言下(タイはまだ解かれていません)の生活の一部で備忘録だなと思う。
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ブログは、自分の備忘録のようなもので、いつか自分が死んだらどうなるのだろうと思っている。1,2年前、死んだらすべてのデジタルデータを消去するという仕事を請け負うというドラマがあった。
実はその時はまだ肺がんが発覚しておらず、ブログも始めていなかった。そして自分が死ぬことなんて考えもせず、何もしなくても平均寿命位までは生きているだろうと思っていた。
もちろん今もその可能性は大きいと信じている(というより信じたい)。幸い私のがんは1Aだったので、手術後は普通の生活に戻っている。でも再発の可能性は0%ではないので、死について考える事も増えた。「死」についてというより、「死後の手続き」といったほうがいいかもしれない。
目に見えるものは、処分しやすい。私の服や着物なんて、いらなければすべて処分してもらってかまわない。でも本当に困るのは、デジタルデータだ。自分でもどこに何を入れているかわからなくなっている。
私は今PCを職場と家の2台使っているし、iPad や iPhoneもある。整理するのがめんどうだったので、これまでのUSBもすべて手元にある。今、数えたら7本だった。それに外付けのハードディスク。
私の娘たちは、私と違う分野の仕事をしているので、私のデータなど必要ないだろう。でも、いろいろなところに保存されている写真データは、見たいと思うかもしれない。
まあPCなどの本体に入っていれば、なんとかなるだろう。でもiClooudやDropboxなどクラウド上にあるものは、パスワードが必要だ。
そうこのパスワードが問題だ。何もかもパスワードを要求されるために、自分でも覚えていられない。もちろん今iPadやPCは自動的にパスワードを入力してくれるので、覚えなくても大丈夫だが、もし急にPCが壊れたらどうすればいい?
フリーメールのアドレスも常時使っているものだけで5つもある。一応使い分けているものの、私が死んだらこのメールのデータはどうなるんだろう。Yahooメールは、何年も触らなくてもデータは消えていない。
こんなことを考えていると、なんだか怖くなってしまった。人は死んでも、ネット上でデータだけは生き続けるのだなと。
がんがテーマのブログは、お亡くなりになったあとも残されていることがある。ご家族が思い出として残しておきたい、他の方に役立ててほしいと思っておられることも多いだろう。でも10年後、20年後は?
2日間一歩も外に出ていないと、なんだか書くネタもなくて、つまらないことを書いてしまったが、これも非常事態宣言下(タイはまだ解かれていません)の生活の一部で備忘録だなと思う。
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