いよいよ大学の新年度が始まった。本来であれば、6月後半スタートだったが、今年は3週間遅れで始まった。
大学ではコロナ対応について色々議論はされていたようだが、私たち外国人教師には情報はあまり回ってこず、かなり不安を抱えたままスタートした。一応、日本語学科が属している教養学部としては、講義形式の授業はオンラインを推奨し、実習形式の授業は、大学での授業も構わないが、学生が大学に来るのは50%以下が望ましいというガイドラインだった。
私は、自分が単独で担当する科目については、オンラインで対応できるように準備をした。日本でも取り入れた学校も多いGoogle Classroomを使い、Google Formを使った小テストも、1ヶ月分ほどは準備した。
そして迎えた初日の昨日、学生たちは元気に大学へ戻ってきた。日本人教師が担当するのは、会話関連の授業が多く、授業中一切話をさせないというのはありえない。ただ、これまではペアワークをしやすいように机をつけてコの字型に配置していたが、大学側が、用務員さんたちを使って、試験のように一定間隔を開けて、前をむいて座るように準備されていた。
学生たちは、朝必ず検温チェックを受けて、シールを貼る。37度5分以上だと、参加することは許されない。 本来なら、教員がそのシールがあるかを確認すべきなのだが、私たち日本語学科は本当に緩くて、その指示も受けていない。ということで、私も気にせず授業に入ってしまった。
私がオンライン授業に向けて準備したのは、クラス単位で行う4年生の授業。それだと35人近い学生がいて、1mほどの間隔を開けるのが精一杯だ。だから、オンデマンドのビデオ、その内容についてのチェックテストを事前に行い、大学での授業は2グループに分けてやろうと思っていた。
でも今日行った4年生の2クラスとも、クラス全員で授業を受けたいという意見が70%を超えた。個別に話をした学生も、やっぱりクラス全員で授業をする方がいいと言う。これはやはり4ヶ月間も友達にも会えず、つらい思いをしていたためだろうか。
タイはもう50日近くも国内感染者は出ず、かなり緩い雰囲気になってきている。だから学生たちは、休憩時間や食堂では、かなり三密状態だ。一応食堂の椅子には、交互に座るように、✖️印がつけてあるのだが、守っていない学生も多い。
私は、コロナ対策として、かなりオンライン授業を覚悟していたのに、なんだか気が抜けた気分だ。もちろん今まで通り、学生たちの声を聞き、顔を見ながら授業ができるのは、嬉しいしありがたいと思う。日本の厳しい状況を考えると、私たちは、もうずいぶん平常に戻った感が大きい。
タイがコロナの第2波に襲われることなく、今、国をあげて開発を進めているワクチンが成功し、日本との行き来ができるようになってほしい。
大学ではコロナ対応について色々議論はされていたようだが、私たち外国人教師には情報はあまり回ってこず、かなり不安を抱えたままスタートした。一応、日本語学科が属している教養学部としては、講義形式の授業はオンラインを推奨し、実習形式の授業は、大学での授業も構わないが、学生が大学に来るのは50%以下が望ましいというガイドラインだった。
私は、自分が単独で担当する科目については、オンラインで対応できるように準備をした。日本でも取り入れた学校も多いGoogle Classroomを使い、Google Formを使った小テストも、1ヶ月分ほどは準備した。
そして迎えた初日の昨日、学生たちは元気に大学へ戻ってきた。日本人教師が担当するのは、会話関連の授業が多く、授業中一切話をさせないというのはありえない。ただ、これまではペアワークをしやすいように机をつけてコの字型に配置していたが、大学側が、用務員さんたちを使って、試験のように一定間隔を開けて、前をむいて座るように準備されていた。
学生たちは、朝必ず検温チェックを受けて、シールを貼る。37度5分以上だと、参加することは許されない。 本来なら、教員がそのシールがあるかを確認すべきなのだが、私たち日本語学科は本当に緩くて、その指示も受けていない。ということで、私も気にせず授業に入ってしまった。
私がオンライン授業に向けて準備したのは、クラス単位で行う4年生の授業。それだと35人近い学生がいて、1mほどの間隔を開けるのが精一杯だ。だから、オンデマンドのビデオ、その内容についてのチェックテストを事前に行い、大学での授業は2グループに分けてやろうと思っていた。
でも今日行った4年生の2クラスとも、クラス全員で授業を受けたいという意見が70%を超えた。個別に話をした学生も、やっぱりクラス全員で授業をする方がいいと言う。これはやはり4ヶ月間も友達にも会えず、つらい思いをしていたためだろうか。
タイはもう50日近くも国内感染者は出ず、かなり緩い雰囲気になってきている。だから学生たちは、休憩時間や食堂では、かなり三密状態だ。一応食堂の椅子には、交互に座るように、✖️印がつけてあるのだが、守っていない学生も多い。
私は、コロナ対策として、かなりオンライン授業を覚悟していたのに、なんだか気が抜けた気分だ。もちろん今まで通り、学生たちの声を聞き、顔を見ながら授業ができるのは、嬉しいしありがたいと思う。日本の厳しい状況を考えると、私たちは、もうずいぶん平常に戻った感が大きい。
タイがコロナの第2波に襲われることなく、今、国をあげて開発を進めているワクチンが成功し、日本との行き来ができるようになってほしい。

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