やはり学期始めは忙しい。ロックダウン中は順調に書いていたブログも、気づくと一週間ちかく触らないことも増えてきた。今年度は、授業数、科目数ともに去年より多いので、まだ準備に手間取っている。

 まあ病気ブログの分類としては、あまり変化もなく、内容も肺がんとではないものと中心になってしまった。ほとんどがタイ生活にかかわるものばかり書いている。自分の記録として始めたブログだが、こんな内容でいいのかなと思いつつ続けている。

 先週末は日本も4連休だったが、ここタイでも土曜日から4連休だった。無理やり4連休にした感があって、本来は28日(火)が国王誕生日の祝日で飛び石になるところを、27日(月)に4月のソンクラーンの代休を持ってきたのだ。日本もオリンピックは延期になっても、祝日は延期にしなかったのだから、よく似たものか。

 それに日本の「Go To Travel」のようなこともやっている。ただし、タイ人(国民IDを持つ人のみ)にして適用されないので、外国人には無関係のため、あまり詳しくは知らない。かなりお得な制度らしいけれど。

 娘二人の反対で5時間のバス旅行を断念した私は、急遽友人を誘って、バンコクから1時間半ほどのマハチャイという港町に出かけた。これはこの前友人が連れていってくれた海をもう少し先に行ったところだ。

 マハチャイへは、トンブリー側(チャオプラヤー川の向こう側)にあるウォンエンヤイ駅から電車で行ける。そのマハチャイで乗り換えると、観光客にも有名なメークローン折りたたみ市場に行くことができる。でも今回はそこまで行かず、ただのんびりと魚市場を見たり、おいしい海鮮料理が食べられればいいかと思ってでかけることにした。

 でもそのウォンエンヤイ駅は、少し不便なところにある。BTSにもウォンエンヤイ駅はあるのだが、ふたつの駅は少し離れているし、家からBTSの駅も、ソンテウを降りてから少し歩かなければならない。

 ぶと思い出したのは、数年前の「歩くバンコク」。確かそれにマハチャイへの一日トリップが載っていたのだ。しかもバスで行けたような・・・。2014-2015年版とかなり古いものの、キンドル版で持っていたので、すぐに見つけた。

 ファランポーン駅からマハチャイまで約2時間、一本のバスで行けるらしい。これはウォンエンヤイへ行くよりずっと楽だ。友だちと8時50分に待ち合せて、9時ごろのバスで向かうことに決めた。

D09F1574-8F8F-4451-8235-6ADFC1E549A4 バス乗り場は、この看板もありすぐにわかった。でも7番はエアコンありしか、マハチャイに行かないので、気をつけなければならない。

 乗客はまばら。スーツケースを持っている人もいるので、連休中の帰省だろうか。5年前の本では料金は19バーツで、今は21バーツ。ほとんど値上がりしていないし、本当に安い。

 バスは中華街を抜けて、橋を渡り、ウォンウェンヤイを回って、MRTの通る道に出た。これが意外に楽しくて、新しくできたMRTの駅やその周りを眺めながら、「以外にこのあたりに住んでみるのも楽しそう」と友人と話しながらバスから車窓を見ていた。
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 1時間ほど走ったところで給油。乗客を外に出し、待たせながら給油するところがタイらしい。給油後少しして、バスが異常に遅いことに気づいた。渋滞かと思い前を見ても、それらしい様子はない。でもどう見ても時速30kほどしか出ていないように思える。そうしているうちに、またガソリンスタンドのようなところに入った。そして、運転手が何かを言うと乗客はみんな立ち上がってバスから降りようとする。なんと、バスの乗り換えだった!

9E782224-726F-475C-A28A-64E4E74686E1 普通の路線バスで、しかも始発から乗っているのに、ガソリンは十分じゃないわ、途中でおかしくなるって、やっぱりタイ!?

 でも乗客はだれ一人文句を言わず、次のバスに乗り込み、おそらくいつもより30分以上遅くマハチャイへ着いた。でも降りていく乗客は、怒った様子もなく、本当に何事もないように降りていった。

 日本だと、みんな怒り狂っているんじゃないだろうか。日本では、時間通りのバスや電車を当たり前のことと思っていて、それが少し遅れただけで、文句を言いたくなるのだ。

 まあとにかくマハチャイには着いた。朝少し雨が降っていたが、着いた時には青空が広がっていて、田舎の海の景色が目の前にあった。

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 着いただけで、長い文になってしまったので、残りは次回に回します。


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