「なぜ、日本のがん死亡者数はどんどん増えているのか?」というネット記事を読んだ。統計を見ると、がんが亡くなる人がが増えているのは事実だ。この50年間でがん死亡者は、10万人弱から50万人弱に増えている。でもこの数字だけを見て、がんの治療がうまくいっていないと考えるのは間違いだ。それは、すべてのがんの5年生存率は増加しているので、治療は確実に進歩していると言えるからだ。
でも実際のがん死亡者数増加の原因は高齢化のためだ。日本ではがんの発生率が高い65才以上の割合が1980年代から急激に増加し、それががんの死亡率をあげている。がんは、身体の遺伝子のコピーミスが原因で、年齢が上がるほどその可能性が高くなるのは当然だ。 (以上は記事の要約)
自分自身が60代に入ったので、私の知人、友人は60代以上の人のほうが多い。そして自分が周りにがんの事を話したために、同様の経験をしている人が多いことも知った。
「90%の確率でがん」と告げられた時、「どうして私が」と何度も考えた。健康を意識して、運動もして、毎年人間ドックも受けていた。でもストレスから逃れることはできないし、無理をしなかったとは言えない。
がんになったことは、私の人生のできごとの一つだ。運が悪かったとか早期発見なので運がよかったとかいろいろ考えたが、とにかくこの1年半の事実だ。受け入れるだけだ。
高齢化社会のすすめばすすむほど、がん患者は増え、がんで亡くなる人も増える。もう30年以上前のことになるが、私の祖母は100才を近い年齢で亡くなったが、がん患者でもあった。あの時は死亡理由は、がんなのか、老衰なのかどっちだったんだろう。
一方私の義母は70代前半で乳がんで乳房切除手術を受けた。がんは転移もなく緩解したが、その後認知症となり、80代後半で亡くなった。コミュニケーションが取れなくなってからも長かったので、夫もつらかっただろうし、本人もどうだったのだろうとか思う。
医療がすすんだ現在で、がんは余命宣告される可能性のある数少ない病気のひとつかもしれない。もちろん若い人ががんになるのはつらすぎる。特にAYA世代の方のブログや、話は本当につらい。
4年間がんの再発もなく過ごせて、がん患者でなくなったとして、10年後にがんになってしまったらどうだろう。どんな治療を望むのだろう。でも20年後ならどうだろう。もう80歳になっていたら、緩和以外の治療はしないのではないだろうか。
まあがんになったことで、こんなことを考える機会があると思えば、病気も経験だ。人間は経験によって学んで成長することができるのだから、これからの人生もいろいろな経験を積み重ねていこう。
でも実際のがん死亡者数増加の原因は高齢化のためだ。日本ではがんの発生率が高い65才以上の割合が1980年代から急激に増加し、それががんの死亡率をあげている。がんは、身体の遺伝子のコピーミスが原因で、年齢が上がるほどその可能性が高くなるのは当然だ。 (以上は記事の要約)
自分自身が60代に入ったので、私の知人、友人は60代以上の人のほうが多い。そして自分が周りにがんの事を話したために、同様の経験をしている人が多いことも知った。
「90%の確率でがん」と告げられた時、「どうして私が」と何度も考えた。健康を意識して、運動もして、毎年人間ドックも受けていた。でもストレスから逃れることはできないし、無理をしなかったとは言えない。
がんになったことは、私の人生のできごとの一つだ。運が悪かったとか早期発見なので運がよかったとかいろいろ考えたが、とにかくこの1年半の事実だ。受け入れるだけだ。
高齢化社会のすすめばすすむほど、がん患者は増え、がんで亡くなる人も増える。もう30年以上前のことになるが、私の祖母は100才を近い年齢で亡くなったが、がん患者でもあった。あの時は死亡理由は、がんなのか、老衰なのかどっちだったんだろう。
一方私の義母は70代前半で乳がんで乳房切除手術を受けた。がんは転移もなく緩解したが、その後認知症となり、80代後半で亡くなった。コミュニケーションが取れなくなってからも長かったので、夫もつらかっただろうし、本人もどうだったのだろうとか思う。
医療がすすんだ現在で、がんは余命宣告される可能性のある数少ない病気のひとつかもしれない。もちろん若い人ががんになるのはつらすぎる。特にAYA世代の方のブログや、話は本当につらい。
4年間がんの再発もなく過ごせて、がん患者でなくなったとして、10年後にがんになってしまったらどうだろう。どんな治療を望むのだろう。でも20年後ならどうだろう。もう80歳になっていたら、緩和以外の治療はしないのではないだろうか。
まあがんになったことで、こんなことを考える機会があると思えば、病気も経験だ。人間は経験によって学んで成長することができるのだから、これからの人生もいろいろな経験を積み重ねていこう。

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