この数日、チェンマイとチェンライで、ミャンマーから不法入国した女性がコロナに感染したことが大きなニュースになっている。ミャンマーのタチレイとチェンライのメーサーイは川を隔てて向かい合っている。川もそれほど大きくなくて、きっとこっそり渡ることも難しくないのだろうと思う。
実は私たちは、その橋の直前まで行った。別に国境が見たかったわけではなく、メーサーイのある場所に行きたかったからだ。まあこれは次回以降に回すとして、私たちが旅行していた時期ではなくて、本当に良かったと思う。
タイ保健省大臣は、不法入国してコロナ感染が確認されたタイ人女性に厳しい法的処置を取るように要請したそうだ。これは当然だろう。本来タイ人は、14日間の隔離検疫は無料なのだ。施設によって環境はずいぶん違うらしいが、外国人のように30000バーツ(約10万円)以上を払う必要はない。ニュースによると出国も不法だったそうなので、正式な入国はできなかったのだろう。
でも陸続きで隣国に囲まれているタイは、こんなことが続けば、鎖国状態で頑張っている意味がなくなる。今、バンコク周辺の集会のために、地方から警官が呼び寄せられているという話も聞く。そのために国境警備も手薄になってしまったのだろうか。
もう一つは全く違う話だ。私も利用したことのあるスクート航空(シンガポール航空のLCC)が「ScootHub」という機内で使うモバイルサービスを始めるそうだ。飛行機の中でシートの背にあるQRコードからネットワークに接続。そこから機内食や飲み物の注文、免税品の購入などができるそうだ。つまり乗客と乗務員の接触を最小限に抑えることができる「ニューノーマル時代」に対応しているとのこと。
どこかのニュースで、レストランのウエイターがロボットになっているのも見た。先日珍しくマクドナルドに行ったら、注文できる機械もあった。私は面倒なので、カウンターに行ったけれど、混んでいたら便利かなとも思う。
SFではないけれど、このままいくとロボットができない仕事なんて、数えるほどになってしまうのではないか。でもそれが本当に、素晴らしい世界になるのだろうか。
海外へ行く時、飛行機の中でCA(キャビンアテンダント)さんと、英語や現地語でちょっとした会話を交わすのが楽しみだった。初めて飛行機に乗った時、英語が通じるかどうかドキドキしたものだ。と言っても、単に飲み物を注文する程度だったが。
何か困った時、CAさんに助けてもらったり、質問に答えてもらったりすると、飛行機内が一気に楽しくなる。でもそんな些細な楽しみもなくなっていくのだろうか。
私自身、コロナ以来ネットショッピングばかり利用している。確かに便利なのだが、実際お店に行って商品を選ぶという楽しさからも遠ざかっている。そんなふうに、人との関わりやコミュニケーションが少なくなっていくのが、「ニューノーマル」なのだろうか。
ようやくワクチンも承認されるというニュースも入ってきたが、果たして私たちの生活は、以前のように戻ることはできるのか。タイは2021年中には元に戻らないだろうと言われているが、オリンピックを控えた日本はどうなのだろう。(あー、いつになったら気楽に帰れるんだ)
実は私たちは、その橋の直前まで行った。別に国境が見たかったわけではなく、メーサーイのある場所に行きたかったからだ。まあこれは次回以降に回すとして、私たちが旅行していた時期ではなくて、本当に良かったと思う。
タイ保健省大臣は、不法入国してコロナ感染が確認されたタイ人女性に厳しい法的処置を取るように要請したそうだ。これは当然だろう。本来タイ人は、14日間の隔離検疫は無料なのだ。施設によって環境はずいぶん違うらしいが、外国人のように30000バーツ(約10万円)以上を払う必要はない。ニュースによると出国も不法だったそうなので、正式な入国はできなかったのだろう。
でも陸続きで隣国に囲まれているタイは、こんなことが続けば、鎖国状態で頑張っている意味がなくなる。今、バンコク周辺の集会のために、地方から警官が呼び寄せられているという話も聞く。そのために国境警備も手薄になってしまったのだろうか。
もう一つは全く違う話だ。私も利用したことのあるスクート航空(シンガポール航空のLCC)が「ScootHub」という機内で使うモバイルサービスを始めるそうだ。飛行機の中でシートの背にあるQRコードからネットワークに接続。そこから機内食や飲み物の注文、免税品の購入などができるそうだ。つまり乗客と乗務員の接触を最小限に抑えることができる「ニューノーマル時代」に対応しているとのこと。
どこかのニュースで、レストランのウエイターがロボットになっているのも見た。先日珍しくマクドナルドに行ったら、注文できる機械もあった。私は面倒なので、カウンターに行ったけれど、混んでいたら便利かなとも思う。
SFではないけれど、このままいくとロボットができない仕事なんて、数えるほどになってしまうのではないか。でもそれが本当に、素晴らしい世界になるのだろうか。
海外へ行く時、飛行機の中でCA(キャビンアテンダント)さんと、英語や現地語でちょっとした会話を交わすのが楽しみだった。初めて飛行機に乗った時、英語が通じるかどうかドキドキしたものだ。と言っても、単に飲み物を注文する程度だったが。
何か困った時、CAさんに助けてもらったり、質問に答えてもらったりすると、飛行機内が一気に楽しくなる。でもそんな些細な楽しみもなくなっていくのだろうか。
私自身、コロナ以来ネットショッピングばかり利用している。確かに便利なのだが、実際お店に行って商品を選ぶという楽しさからも遠ざかっている。そんなふうに、人との関わりやコミュニケーションが少なくなっていくのが、「ニューノーマル」なのだろうか。
ようやくワクチンも承認されるというニュースも入ってきたが、果たして私たちの生活は、以前のように戻ることはできるのか。タイは2021年中には元に戻らないだろうと言われているが、オリンピックを控えた日本はどうなのだろう。(あー、いつになったら気楽に帰れるんだ)
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