タイは地震はほとんどない国なので、自然災害と言えば干ばつか洪水が多い。タイのこれまでの最大の自然災害は、2011年7月末から2012年1月まで続いた、全国的に被害が出た洪水だった。当時、日本の企業もたくさん進出しているアユタヤ工場団地も完全に水に浸かり、工場も中止に陥った。これは日本でも割と大きなニュースとして取り上げられていたと思う。
そしてこの2011年2月には、ニュージーランドのクライストチャーチでも地震があり、日本人留学生も犠牲になった。実はこの年から次女はニュージーランドへ留学したので、この年の8月に娘のところへ行った後、災害傷跡の残るクライストチャーチも訪れた。
つまり2011年2月、クライストチャーチの地震、3月東北大震災、8−12月タイ洪水と自然災害が起こったのだ。また世界銀行の統計によると、震災による経済的被害が一番大きいのは、東北大震災、二番目が阪神淡路大震災、三番目がハリケーンカトリーナ、四番目がタイ洪水だということだ。4件のうち2件が2011年に起こっている。
2011年、日本で教師をしていた。そして3月11日は偶然、東京にいた。いつも通り大阪にいれば、あの騒ぎの中で品川駅で新幹線再開を待ち続けることはなかっただろうに、不思議な経験だ。
タイとニュージーランドは、私にとっては特別な国であり、日本も含めて3カ国で同じ2011年に自然災害に襲われたのは、何故なんだろう。
毎年大学の授業で、「旅行中に地震になった時どうするか」ということを教えてきた。今は授業で教えることはないが、自分が受けているレッスンで地震を取り上げ、プレゼンテーションをした。そこで外国人クラスメートに日本の二つの大地震の経験を話し、対処の仕方を説明した。
3.11のニュースの中で、防災訓練や被害や怖さを伝える取り組みをしている人たちの姿を見た。私も誰かに話すことで、少しでも人の役に立てればいいなと思う。

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