3月は受けているタイ語講座の勉強に追われ、ようやく終わりが見えて旅行計画を立てるとコロナ騒動。すっかり手術から2年経ったことを忘れていた。

 体調はこの1年間ほとんど変わりない。コロナ禍の生活で運動不足になってしまったが、体重は手術前と同じくらいで、外見的な変化はほとんどないと思う。ただ普通の会話は大丈夫だが、大きな声で音読したり、歌を歌うと呼吸がしにくくなる。深呼吸をすると、咳が出たりもする。で
もずっとレントゲンやCTの結果は以上なしで来れているので、今のところ再発や転移の可能性はない。 

 ふと去年や一昨年はどうしていたのだろうとブログや自分の手帳を見返してみた。一昨年は、退院し夫が帰国し、一人でリハビリに励んでいた。そういえば、真夏の太陽の元、毎朝散歩をしていた。今はそんなことをやろうとも思わない。去年は、今とほとんど同じような生活だった。ほとんど家にいて、料理を作り食べ、なるべく規則正しい生活をしていた。

 去年、タイは徹底したコロナ対策のおかげで、7月ごろから12月のクラスター発生までは、普通の生活が送れていた。もちろん検温、マスクは必須だが、旅行も気楽にできた。でも今回はイギリスの変異種も見つかったとのことで、かなり不安がある。

 いつになったら、元の世界に戻れるのだろう。マスクをせずに、世界中を気楽に旅することができる世界。

 日本では、非常事態宣言ではなく「まん延防止重点措置」とかいうものを出している都道府県があるが、それにどれほどの違いがあるのだろう。自粛を要請すると言いながら、オリンピックに向けてのPRは忘れず、NHKの朝のニュースでも毎日「聖火リレー」の特集を放送している。見ると沿道にはそこそこ人が集まっている。

 不要不急の用事以外は出るなと言いながら、「聖火リレー」の感動的なシーンを毎日見せられたら、誰だった応援に行きたくなるのが当然だ。私も昨年5月に帰国を予定していた時、大阪は無理だが滋賀県なら間に合うから見に行こうと思っていた。

 それにしても本当にオリンピックは実施できるのだろうか。連日何百人もの感染者が出ている東京に、アスリートの皆さんは来たいと思ってくれるのか。観客は来なくても、選手や関係者の中に、無感染症状者が100%いないと確信できるだろうか。

 日本もタイもワクチンはまだまだで、いつになったら一般の人が接種できるのかも不確かだ。だがワクチンの普及が進んだ国の様子をみると、やはりこれが今のところ唯一の手段なのかなと思える。日本は国籍に関わらず住民票登録があれば無料でワクチンが受けられるとのことだが、タイは今のところ外国人については何も言われていない。

 なんかだらだらと暗い話題を書き続けてしまったが、これは旅行をキャンセルせざるをえず落ち込んでいるせいだ。しかも親しい友人たちは、規制のかからなかった南部へ出かけてしまい、虚しいソンクラーンを迎えようとしている。

 何か気分転換を考えなくては。幸いマッサージ店は開いているし、レストランも閉店時間が早くなっているが大丈夫だ。もともとお酒を飲まない私は、お店にお酒がなくても平気だ。そして私の近所は、コロナに関わらず今まで通りにお店が開き、市場で人々が働いている。これまでと同じ生活を続けるだけのことなんだ。



 

 

肺がんランキング 

にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ
にほんブログ村 

 にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村