実は私はお金に細かいというか(いやケチなのか)、人生のほとんど家計簿(子ども時代は小遣い帳)をつけている。もう20年くらいはパソコン入力だが、自分で作ったエクセルファイルを使ったこともあった。今は簡単なアプリを使ってiPadとiPhoneのどちらからもアクセスできるようにしている。
以前にも書いたが、タイの日本語教師は在タイ日本人としては最低賃金レベルだ。それは国立大学には外国人用の給与形態がなく、タイ人の先生方と同じだからだ(基本給2万バーツちょっと)。しかもタイ人教師は地位が上がると昇給もあるのだが、外国人にはない。ただ私の勤めていた大学は、一応外国人手当と住居手当もついていたので、毎月手取りで3万バーツほどだった。
駐在の人や現地採用でもちゃんと日本人枠5万バーツ以上もらっている人にとったら、たった3万バーツでどうやって暮らしているのと思われるかもしれない。でも私はお酒を全く飲めないし、料理も好きで以前から自炊率も高かったので、その金額でも十分やっていけた。
その頃の生活は、朝食にパンと野菜マリネ、果物、紅茶、昼は大学の食堂で食べるので1食35-40バーツのタイ料理、夜は1品は市場で買ってきたもので、あと2品ほどは自分で作っていた。そして友人と月1,2回はイタリアンや中華を食べに行き、毎週タイマッサージを2時間、月1度はフェイシャルエステも受けていた。それを大体3万バーツで賄っていたと思う。
それ以外の出費(旅行、一時帰国など)は日本のクレジットカードを使っていたので、実際はタイ生活は赤字だったかもしれない。でも年1度のボーナス1月分と規定時間数以外に授業を持っている学期はエクストラももらったので、たぶん一時帰国費用だけが赤字になったくらいか。
よくネット上で「タイ生活10万円で生活できるか?」という質問を見るが、私ならできると思う。でもそれはかなり倹約生活だ。仕事をしていた時は、平日にどこかへ行くゆとりはなかったし、旅行も長期の休みしか行く暇はなかった。土日もせいぜいマッサージや映画に行く程度で、一人で食事となると、やはりそのあたりのタイ料理屋になってしまう。そしておしゃれをして出かける機会も少ないので、服も近くの市場で買った200バーツ以下のシャツやブラウスを着ていた。
そして無職となった現在の生活はどうかというと・・・。コロナがなければ、気楽にタイ国内や近隣諸国に行って、日本の貯金を食いつぶす生活だっただろう。でも退職と同時にタイは規制が厳しくなり、ますます行動制限されてしまった。それでタイ語の勉強に励んでいるわけだが、そのために、昼でさえ外食したり、買いに行く暇さえない。
今月ももう半ばだが、なんと自分のコンドミニアムから外に出たのはたった3回で、使ったお金は1068バーツ(3600円ほど)。先月規制が強くなった時に、冷凍食品と保存食品を多い目に買ったので、今月は野菜やパン牛乳など日持ちのしないものを週に1,2回買いに出ただけだ。デリバリーを取れば食費がかかっても豊かな食生活になるだろうが、実はデリバリーでもちょっと怖い。近くでもコロナで亡くなった人がいるらしいし、今は他の人が触ったものを食べるのも躊躇しているのだ。これは過剰反応かもしれないが、かかったら重症化するかもしれないと思うと、ワクチンを打つまでかなり注意しようと思っている。
まあこんなボンビー生活を送っているが、それほど不満があるわけではない。もともと自分が作るものはおいしいと思う厚かましい性格なので、毎日の食事に不満はない。ただ最近はソムタムを買うのが怖くて、それがちょっと悲しい。そして月一度のヒルトンでのステイケーションだけが私の贅沢で、それを楽しみに日々を過ごしている。

以前にも書いたが、タイの日本語教師は在タイ日本人としては最低賃金レベルだ。それは国立大学には外国人用の給与形態がなく、タイ人の先生方と同じだからだ(基本給2万バーツちょっと)。しかもタイ人教師は地位が上がると昇給もあるのだが、外国人にはない。ただ私の勤めていた大学は、一応外国人手当と住居手当もついていたので、毎月手取りで3万バーツほどだった。
駐在の人や現地採用でもちゃんと日本人枠5万バーツ以上もらっている人にとったら、たった3万バーツでどうやって暮らしているのと思われるかもしれない。でも私はお酒を全く飲めないし、料理も好きで以前から自炊率も高かったので、その金額でも十分やっていけた。
その頃の生活は、朝食にパンと野菜マリネ、果物、紅茶、昼は大学の食堂で食べるので1食35-40バーツのタイ料理、夜は1品は市場で買ってきたもので、あと2品ほどは自分で作っていた。そして友人と月1,2回はイタリアンや中華を食べに行き、毎週タイマッサージを2時間、月1度はフェイシャルエステも受けていた。それを大体3万バーツで賄っていたと思う。
それ以外の出費(旅行、一時帰国など)は日本のクレジットカードを使っていたので、実際はタイ生活は赤字だったかもしれない。でも年1度のボーナス1月分と規定時間数以外に授業を持っている学期はエクストラももらったので、たぶん一時帰国費用だけが赤字になったくらいか。
よくネット上で「タイ生活10万円で生活できるか?」という質問を見るが、私ならできると思う。でもそれはかなり倹約生活だ。仕事をしていた時は、平日にどこかへ行くゆとりはなかったし、旅行も長期の休みしか行く暇はなかった。土日もせいぜいマッサージや映画に行く程度で、一人で食事となると、やはりそのあたりのタイ料理屋になってしまう。そしておしゃれをして出かける機会も少ないので、服も近くの市場で買った200バーツ以下のシャツやブラウスを着ていた。
そして無職となった現在の生活はどうかというと・・・。コロナがなければ、気楽にタイ国内や近隣諸国に行って、日本の貯金を食いつぶす生活だっただろう。でも退職と同時にタイは規制が厳しくなり、ますます行動制限されてしまった。それでタイ語の勉強に励んでいるわけだが、そのために、昼でさえ外食したり、買いに行く暇さえない。
今月ももう半ばだが、なんと自分のコンドミニアムから外に出たのはたった3回で、使ったお金は1068バーツ(3600円ほど)。先月規制が強くなった時に、冷凍食品と保存食品を多い目に買ったので、今月は野菜やパン牛乳など日持ちのしないものを週に1,2回買いに出ただけだ。デリバリーを取れば食費がかかっても豊かな食生活になるだろうが、実はデリバリーでもちょっと怖い。近くでもコロナで亡くなった人がいるらしいし、今は他の人が触ったものを食べるのも躊躇しているのだ。これは過剰反応かもしれないが、かかったら重症化するかもしれないと思うと、ワクチンを打つまでかなり注意しようと思っている。
まあこんなボンビー生活を送っているが、それほど不満があるわけではない。もともと自分が作るものはおいしいと思う厚かましい性格なので、毎日の食事に不満はない。ただ最近はソムタムを買うのが怖くて、それがちょっと悲しい。そして月一度のヒルトンでのステイケーションだけが私の贅沢で、それを楽しみに日々を過ごしている。
今日のお昼はトマト、セロリ、チキンのスパゲティバジリコ


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日本語教師時代も、そして現在も、ご意思で選択された生活だと承知しますので。
料理がお好き、というのは強みですね。いろいろな才能に恵まれた方であり、羨ましいです。
nakko
が
しました