アイコンサイアムでと国際交流基金の共済企画で、「シネマ歌舞伎 連獅/らくだ」が無料上映されると聞き、友人と見に行った。事前にネットで申し込みが必要だったが、11日土曜日は満席ではなかった。

 アイコンサイアムへ行くのは1年ぶりくらいだろうか。いつもサトーンピアから無料のシャトルボートで行く。でも以前と船の乗り場が少し変わっていた。

 以前の乗り場を左手にすすんでいくと、工事中のようで・・・
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 ホテルのシャトルボート乗り場の向こうにこれが見えて
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 ここから乗船。10時の開店に向けて9時50分にボートが出た。
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 船に乗って景色を見るのは、バンコクにいる楽しみのひとつだ。ほんの数分乗っているだけなのに、どこかを旅している気分になれる。
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 着いたところでこんなクリスマスツリーのお出迎え
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 アイコンサイアムの映画館は6階にある。これまで来たことがなかったが、アイコンサイアムらしく本当に豪華なつくり。ネットで申し込むとQRコードが送られてきたので、受付でそれをチケットに引き換える。

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 映画は「連獅子」と「らくだ」の2部構成。
連獅子 公開年:2008年  上映時間:55分
    監督:山田洋次
    出演:中村勘三郎、中村勘九郎(上演時の名前は中村勘太郎)、中村七之助

らくだ 公開年:2008年  上映時間:52分
    出演:中村勘三郎、坂東三津五郎 他

 すべてタイ語と英語の字幕がついていた。「連獅子」は親獅子が仔獅子を谷に突き落とし、登ってきた仔獅子だけを育てるという物語。実は日本人だと言うのに、もし字幕がなかったら内容をちゃんと理解できなかったと思う。

 字幕もタイ語と英語を読み比べると、タイ語の方が簡単な単語を使っていてわかりやすかった。私よりタイ語が得意な友人がそのタイ語字幕がすごくうまく訳されていることに驚い
ていた。

 Netflixの映画やドラマの日本語字幕は、英語から訳されている場合が多いと思う。そのため日本語字幕が不自然なことが時々ある。タイ語と日本語は文法構造がかなり違うので、英語を媒介にしたほうが訳しやすいことも多い。

 だから今回の字幕の上手さに、私たちは驚いたのだ。
「誰が字幕を作ったんだろね。」
「日本語聞くより、タイ語字幕みたほうがわかりやすいなんて、情けなくない?」お
「タイ人の人もいたけど、ちゃんとわかったかな。」

 私は歌舞伎を生で見たことがないし、あまりよく知らない。でも主演の中村勘三郎さんはもう亡くなっておられることは覚えていた。でも映画の中で見ることができ、それがこのバンコクで見るなんて不思議な気がした。

 昼食は贅沢なアイコンサイアムではなく、友人が行きたいと言ったお店へ。実はここは私も以前から気になっている店だ。チャン通りにあり、以前バイクでよく通ることがあり、いつもデリバリーのバイクで店先がいっぱいだったのだ。

 ガオラオ(豚肉が入ったスープ)とクイチャップがメインのお店で、入り口はこんな感じで奥もそれほど大きくないと思っていた。でも実は左に繋がっていて、かなりの席数があったのだ。
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カオラオ 70バーツ
かなりコショウがきいていて味に深みもあって美味しい
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 日本の文化に触れ、タイ料理を食べる。そして友人とおしゃべりをする。ホントに満足できる1日だった。

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