このところ、チェンカーンの旅行記も終わっていないし、2月の北タイ旅行は全く書いていないが、目の前のプロジェクトについても記録を残しておきたいというジレンマに駆られている。 

 実は今年6月に完全帰国することに決めた。昨年父が亡くなって以来、一人暮らしの母は元気にしているものの、不安要素も増えてきた。毎週日曜日に電話をしているのだが、コロナで人と話すことが少なったこともあり、かなり記憶力が危うい。さすがにこれ以上ほっておけないと思い、タイ生活に終止符を打つことにした。

 私のバンコク生活は2017年4月に始まった。チェンマイのソンクラーンを見物してからバンコクに入ったので、2,3日は暑さに参ってしまった。大学での仕事が始まったのは5月なので、それまでに家探し、ネットや携帯電話の契約、ワークパーミットの申請とバタバタしたことを覚えている。

 コンドは3,4軒見たが、あまり悩むこともなく今のところに決めた。1ベッドルームで42㎡あるので、一人暮らしには贅沢なのだが(しかも薄給の日本人教師には高すぎる)、家族や友人が泊まることも多いと思い決めた。結局とても気に入って、丸5年住むことになった。

 4月下旬に契約終了なのだが、そのまま日本に帰るのではない。最後のわがままで、チェンマイで2ヶ月過ごすつもりだ。というのは、コロナがなければ、私は本当にチェンマイへ引っ越していた。かなり計画も進んでいたのだ。でも2年前の突然の非常事態宣言で、バンコクから出られなかった。そして辞めようと思った仕事も、その時は辞められなくなった。

 そんな経緯があるので、どうしてもチェンマイに住んでみたいと思ったのだ。日本の家族にもそう伝え、バンコクの友人たちにも話した。4月末までに、今のコンドにあるものを整理しなくてはならない。

 あまり物は買わない生活をしているはずなのに、部屋の中には処分しなければならないものがたくさんある。コンドは家具や電化製品はあったのだが、大きめの扇風機、オーブントースター、湯沸かしポット、プリンターなどを入居時にそろえた。コンドのソファーは立派だがベッドとしは使えないものだったので、1回目の更新時にそれを引き取ってもらい、自分でソファーベッドも買った。

 翌年、最初の帰国時に、日本で使っていたMac Mini、モニター、キーボードを持ち込んだ。その後、ワークデスクとチェアーも買ってしまった。ついLazadaで買ってしまったPCマイク、ヘッドセット、電気スタンド(2個)、スピーカーなんかもある。もう全部いらないはずだ・・・。

 そして日本語教師時代の大学の資料、学生のレポートも残っているし、チュラ―のインテンシブタイコースの教材も山盛り残っている。娘が持って来てくれた文庫本、こちらで買った本、もうどうすればいいんだろう。

 コンドには各階ゴミコーナーがあるので、いざとなれば全部捨ててもかまわないだろう(ソファベッドだけは無理だろうが)。前に壊れた豆乳メーカーや小さいほうの扇風機を出したら、夜にはなくなっていた。きっと従業員の方が、修理して使ってくれるのではないだろうか。

 バンコクには「買取屋さん」という商売があるということを、昔の同僚に教えてもらった。彼女は、帰国直前に取りにきてもらい、お金にならないものでも、一緒に持って帰ってもらえたそうだ。またスクムウィットにもセカンドハンドのお店があるので、ブランド品とか品質のいい電化製品であれば買い取ってもらえるとか。でも私はそこで売れるほど高価なものはないだろうなあ。

 実は引っ越しプロジェクトは2月末に始めた。だから現在進行中で、実際、整理処分したものもある。旅行記と並行して、こちらの記録も進めていこうと思う。

先日友人と行ったチャイナタウンのはずれあるお店
クワンシウンキー(กว้านสิ่วกี่)

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 飲茶はセイロを持ってきてくれた。写真右の豚肉とタケノコを包んだものが、美味しかった。大好きなハーカウ(海老餃子)がなかったのでオーダー 。でも後で来たために、写真を撮り忘れ。食べ始めると写真より食い気となり、全部の写真がない(TДT)。この魚のラートナーも美味しかったなあ。

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