肺がんのブログランキングにも参加しているが、この1,2年のブログ内容は、ほとんどタイに関することや自分の日常生活のことになっている。前に書いたが、手術をしたことを忘れるほどがんについて考える事が少なくなったのだと思う。

 でもネットで見つけた記事で気になるものがあった。私もよく「2人に1人ががんになる時代」と書いたりするが、すべての世代にそれが当てはまるわけではないのだ。日本人が一生のうちにがんと診断される確率が50%なので、世代によって大きく異なる。

 公益財団法人がん研究振興財団の「がんの統計'19」によると
  年齢     男性        女性
~39歳     1.1%         2.0%
~49歳     2.6%         5.8%
~59歳     7.7%       11.7%
~69歳    20.9%       19.9%
~79歳    41.5%       30.9%

 これだと50%を超えていないと思うかもしれないが、80歳以上になると男女とも60%を超えていく。そして超高齢者になると、がんを持ったまま亡くなる人も多く、死因ががんなのか老衰なのかもはっきりしない場合も多い。そういえば私の父方の祖母も、100歳ちかくで亡くなったので、がんだったという話も聞いたが、どう考えても寿命だろうと思ったものだ。

 数字をあらためて見て感じたのは、当時私は59歳だから11.9%、そして女性はたった全体の4.9%の肺がんなので、かなり確率は低かったのだ。だから2人に1人というより、20人に1人くらいの確率だったかもしれない。宝くじに当たったこともない私が、そんな確率を引き当て、しかも見つけにくいレントゲン検査だけで見つけてもらえたのだから、その確率はどれほどになるんだろう。

 昔と違ってがんはすぐ死につながる病気というわけではない。だから2人に1人と言われても、びくびくする必要もないと思う。実際に60%を超える80歳なら、がんの進行も遅いし、がんで死ぬというより、身体の機能が衰えて、他の原因で亡くなることが多いのだろう。

 ずっと書いてきたが、やはり定期的に検診をして、早期発見に努めるしかない。特に若い人は、検診をする機会も少ないが、もしいつもと違う症状があれば、早めに検査を受けるべきだ。

 まとまりのない文章になってしまったが、がんの話はここまでにして、今日のお寺へ。と言っても、訪れたのは2,3日前だけど・・・ほとんどの観光客が訪れる「ワット・チェットヨート」。私も初めてチェンマイを訪れた何十年も前から、好きなお寺だ。

七つの尖塔があるから、チェットヨートというが、この写真では六つしか見えない
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仏像の彫刻は修復されているのか、はっきり残っている
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外側は遺跡のようなのに、内部は豪華絢爛
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本堂の横の仏塔も、歴史を感じる
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