今日のお寺 ワット・サンティタム ว้ดส้นติธรรม

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 このお寺は旧市街のお堀から少し北西にある。旧市街の中心からだと2㎞弱だろうか。1947年に建てられたということで、まだ新しいお寺だ。ルアンプー・シム師という高名な僧侶のために、ある裕福な女性がこのお寺を建てたそうだ。

 上の写真の本堂は、中に入れなかった。でも下の写真の仏塔は入ることができて、仏像もあった。この仏塔は1970年代に建てられたそうで、新しいためか白と金色のコントラストがはっきりして美しい。

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 さて仏像だが、四方向に四体配置されていた。全部同じかと思って見ると、手の形が違う。上の二体は同じように見えるが、右手の平が下向きと上向きになっている。調べてみたのだが、左上の形がタイで一番よく見られ、「降魔印(ごうまいん)」という。左下は恐れを取り除いてあげる手の形で「施無畏印(せむいいん)」。右下は瞑想中の姿で「禅定印(ぜんじょういん)」。それでも右上がわからない。
 
スクリーンショット (5)

 本堂の前に「博物館」があった。何が展示されているのだろう、仏像かなと思い、期待して入ってみた。
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 最初は何かわからなかったが、小さな金色のケースが並んでいて、たぶん僧侶の名前が書いてある。石や砂や布切れのようなもの?と見ているうちに、「骨」や「髪」があることに気づいた。つまりこれは高僧たちの遺物? 詳しい説明はなかったが、「存命中」という掲示もあったので、亡くなった方は遺骨や毛髪なんだろうか・・・とちょっと複雑な気持ちで眺めた。
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 まあ不思議なお寺だったけど、仏塔はきれいだったし、仏像も興味深かった。さあ次は食事。今日は市場の中にある食堂で、さっと食べる予定。お寺から1㎞ほどのところにある「ターニン市場」が目的地。ここは市場の横に、大きな食堂(フードコート)がある。

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豚肉ガパオ・目玉焼きのせ 50バーツ
見た目はそれほどでもないが、味はよかった!
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市場の方の建物
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タイ北部で有名な、とぐろ巻きのソーセージは焼きたてを売っている
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お菓子や果物、おかずも豊富
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乾物類もたくさん
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奥に行くと肉や魚のコーナー
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 ここは楽しい。バンコクのコンドは歩いてすぐのところに市場があって、何でも売っていたが、これほど規模が大きくなかった。欲しかった調味料もすぐ見つかり、マンゴーも買った。そしてタイ北部の郷土料理である「ゲーンハンレーแกงฮ้งเล」を買った。
 
市場の2階に上がる階段 ちょっと笑える
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 バイクだとここまで10分ほどなので、いつでも来れる。野菜も果物も新鮮だし、お肉や魚売り場のところも、かなり清潔そうに見えた。タイのローカル市場だと、はえがブンブンということもよくあるが、そんな気配はなかった。

 ここはおかずが豊富にあるのがうれしい。
これまでは日本風の味付けで作ることも多かったが、もうわずかなタイ生活なので、なるべくタイ料理を食べようと思う。


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