これはまだバンコクにいた時のことなので、もう4ヶ月ほど前のことになる。途中まで書いてすっかり忘れていた。でもタイで働いたことのある方は、ぜひこれを参考にして一時金をもらうチャンス逃さないでいただければと思う。
以前からタイの社会保険に加入していれば、老齢一時金が受け取れると聞いていた。まわりに申請した人も知らなかったので、ネットで情報は集めていた。一番詳しかったのは、最近はあまり更新されていないが、「ランシット日記」のnishizawaさんという方の記事、「タイの老齢年金、日本人も55歳からもらえます」。
ただその方の情報によると、55歳未満で退職した人は55歳になって1年以内に、55歳以上で退職した人は、退職後1年以内に申請しないともらえないと書いてあった。いくつかの代行業者のサイトも確認してみたが、1年以内という説明はなかった。それで一つの代行業者にメールで確認したが、やはり期限はないはずとの返事だった。
というのは私が退職したのは2021年1月なので、去年中に手続きをしようと思っていたのに、タイ語の講座が終わってからは遊び過ぎて忘れてしまっていた。それで3月の旅行が終わってあわてて調べたのだが・・・。
社会保険事務所は以前社会保険カードの再発行で行ったことがある。(「タイの社会保険カードを再発行」)しかし、その手続きをした社会保険カードは、結局私の下へは届かなかった。まあ退職したので、必要ないといえばそれまでだが。
3月末のある午後、シーロム通りにある社会保険事務所へ行ってみた。入る前に名前を書いて測った体温を記入、中はまあまあ人がいた。インフォーメーションで退職したので老齢一時金(เงินบำเหน็จ)を申請したいというと、用紙を渡され、入ったところで待つように言われた。
この時はまだ少しコロナの規制があったようで、実際の手続きは2階なのだが、一定数以上は2階にあげないようにしていた。しばらくして2階へと声がかかり上がったが、番号札を取る機械で、何番を押していいのかわからない。
ちょうど前にいたタイ人に聞いたら3番と言われ、その番号札が呼ばれたところに行ったが、1番だと言われた。また番号札を取って5分ほど待って、窓口へ。
私は自分の社会保険番号は分かっていたので、書類もすぐに受理してもらえた。2ヶ月で指定した銀行口座に返金されるとのことだった。必要だったのは、この番号と振込口座の通帳のみ。書類はタイ語だが、今はGoogle翻訳を使えれば、書類記入もそれほど難しくはないと思う。
手続きをしたのが3月末、そして5月18日に私の口座に39,311.5バーツが振り込まれていた。これはちょっとびっくり。こんなに返ってくるんだ。実際私が働いたのは3年9か月。つまり45か月間で、毎月750バーツが社会保険料として引かれていた。750×45=33,750だから、それ以上返ってきたことになる。もちろん勤め先があと750バーツを納めているのだが。
自分の申請が認められた時、すぐに元同僚の友人にも話して、3月最後に友人の申請を一緒にしてあげた。でも彼女は社会保険カードではなく税金カードを間違えて持ってきてしまった。
「どこに勤めていたの?」と係りの人が聞いてくれて、なんと二人がかりで調べてくれた。そして無事、申請することができた。彼女はもう退職して2年8か月になっていたのだが、申請することができ、無事6月に返金されたそうだ。
個人でこの老齢一時金を申請する人は少ないかもしれない。友人に付いて行ってあげた時、「退職して日本に帰ってたの?旅行で来たの?」と聞かれた。たまにはそんな人もいるのだろうなあ。
帰ってきたお金で、最後のバンコクは優雅にヒルトンに泊まれたし、次回タイに行くときの予備のお金もできた。あまり期待していなかったので、棚からぼた餅で、本当に嬉しかった。
以前からタイの社会保険に加入していれば、老齢一時金が受け取れると聞いていた。まわりに申請した人も知らなかったので、ネットで情報は集めていた。一番詳しかったのは、最近はあまり更新されていないが、「ランシット日記」のnishizawaさんという方の記事、「タイの老齢年金、日本人も55歳からもらえます」。
ただその方の情報によると、55歳未満で退職した人は55歳になって1年以内に、55歳以上で退職した人は、退職後1年以内に申請しないともらえないと書いてあった。いくつかの代行業者のサイトも確認してみたが、1年以内という説明はなかった。それで一つの代行業者にメールで確認したが、やはり期限はないはずとの返事だった。
というのは私が退職したのは2021年1月なので、去年中に手続きをしようと思っていたのに、タイ語の講座が終わってからは遊び過ぎて忘れてしまっていた。それで3月の旅行が終わってあわてて調べたのだが・・・。
社会保険事務所は以前社会保険カードの再発行で行ったことがある。(「タイの社会保険カードを再発行」)しかし、その手続きをした社会保険カードは、結局私の下へは届かなかった。まあ退職したので、必要ないといえばそれまでだが。
シーロム通りの社会保障事務所エリア4
3月末のある午後、シーロム通りにある社会保険事務所へ行ってみた。入る前に名前を書いて測った体温を記入、中はまあまあ人がいた。インフォーメーションで退職したので老齢一時金(เงินบำเหน็จ)を申請したいというと、用紙を渡され、入ったところで待つように言われた。
この時はまだ少しコロナの規制があったようで、実際の手続きは2階なのだが、一定数以上は2階にあげないようにしていた。しばらくして2階へと声がかかり上がったが、番号札を取る機械で、何番を押していいのかわからない。
ちょうど前にいたタイ人に聞いたら3番と言われ、その番号札が呼ばれたところに行ったが、1番だと言われた。また番号札を取って5分ほど待って、窓口へ。
私は自分の社会保険番号は分かっていたので、書類もすぐに受理してもらえた。2ヶ月で指定した銀行口座に返金されるとのことだった。必要だったのは、この番号と振込口座の通帳のみ。書類はタイ語だが、今はGoogle翻訳を使えれば、書類記入もそれほど難しくはないと思う。
手続きをしたのが3月末、そして5月18日に私の口座に39,311.5バーツが振り込まれていた。これはちょっとびっくり。こんなに返ってくるんだ。実際私が働いたのは3年9か月。つまり45か月間で、毎月750バーツが社会保険料として引かれていた。750×45=33,750だから、それ以上返ってきたことになる。もちろん勤め先があと750バーツを納めているのだが。
自分の申請が認められた時、すぐに元同僚の友人にも話して、3月最後に友人の申請を一緒にしてあげた。でも彼女は社会保険カードではなく税金カードを間違えて持ってきてしまった。
「どこに勤めていたの?」と係りの人が聞いてくれて、なんと二人がかりで調べてくれた。そして無事、申請することができた。彼女はもう退職して2年8か月になっていたのだが、申請することができ、無事6月に返金されたそうだ。
個人でこの老齢一時金を申請する人は少ないかもしれない。友人に付いて行ってあげた時、「退職して日本に帰ってたの?旅行で来たの?」と聞かれた。たまにはそんな人もいるのだろうなあ。
帰ってきたお金で、最後のバンコクは優雅にヒルトンに泊まれたし、次回タイに行くときの予備のお金もできた。あまり期待していなかったので、棚からぼた餅で、本当に嬉しかった。
コメント
コメント一覧 (2)
タイの社会保険も以前は「支払うより入ってくるお金の方が多くてウハウハ状態」だと聞きましたが、こういう老齢一時金(または年金)もらう人が増えて、労働人口が減ってくると、だんだん切迫してくるだろうなあ、と(^^;)。
その中にあって「駐在中はずっと掛け金を払っていたけど、老齢金をもらわずに帰国する外国人」は社会保険事務局にとって神様の様にありがたい存在なのかも、と思いました( ´艸`)。
私は長年かけているので「年金」がもらえるはずなので、なんとかつぶれずに頑張ってほしいです、タイの社会保険。
nakko
がしました