これはもうチェンマイを離れる直前、チェンマイ最後のアクシデントだった。最後の日曜日、夕方にはバイクを返そうと思っていたので、朝からドーイステープへ向かった。この2ヶ月間でドーイステープは4回訪れた。
1回目はチェンマイに来てすぐバイクでやってきた。その日のことはブログにも書いた。2回目はかりびーさんが車を運転してくださって、一緒にやってきた。3回目もたまたま知り合った日本人の人と、バイクのツーリングも兼ねて、ドーイステープとその先にあるプーピン離宮を訪れた。
そしてこの日、やはり最後はドーイステープだなあと思い、バイクで向かった。かなりカーブも多いのだが、もうずいぶん慣れて、とても楽しかった。
1回目はチェンマイに来てすぐバイクでやってきた。その日のことはブログにも書いた。2回目はかりびーさんが車を運転してくださって、一緒にやってきた。3回目もたまたま知り合った日本人の人と、バイクのツーリングも兼ねて、ドーイステープとその先にあるプーピン離宮を訪れた。
そしてこの日、やはり最後はドーイステープだなあと思い、バイクで向かった。かなりカーブも多いのだが、もうずいぶん慣れて、とても楽しかった。
何回見ても、黄金色が美しいなあと思う
天気が良かったので、空港や旧市街もはっきり見えた
まだもう少しバイクに乗りたかったので、前回行ったプーピン離宮の奥のドーイプイまで行こうと決めた。モン族の村もあるのだが、そこは数年前に訪れているので、ドーイプイビューポイントに行くことにした。
でもプーピンを超えると道はかなりせまくなり、人気も全くなくなった。車だとすれ違いも厳しそうな道だが、バイクはどんどん行ける。
ビューポイントには車が2台とバイクが2台停まっていた。そしてタイ人の若い子が、7、8人で写真を撮っていた。
ここから見えるモン族の村
景色もワインディング道路も満喫したので、最後のお昼もカオソーイを食べに行こうかなと思いながら、山道をどんどん下っていった。そしてほとんど降り切った頃、急にエンジンの音がおかしくなった。
坂道なので惰性で下っていく。でもエンジンは完全に止まってしまった。もう一度エンジンスイッチをオフにしてから、セルを回したが、うんともすんとも言わない。バンコクの自分のバイクでバッテリーが上がりかけたことがあるが、それとは感触が違う。レンタルバイク屋のオーナーさんに慌ててラインで電話をかけた。
「走っている時に急にエンジンが止まったんだけど。セルを回しても、音もしないんです。」
「キックスタートを試してみて、ダメならまた電話して。」
このエンジンが止まった場所が奇跡としか言いようがない。ドーイステープから降りてきたところに動物園があるのだが、そこは、ドーイステープやプーピンに行く人のためのソンテウ乗り場なのだ。だから赤いソンテウが数台停まっており、客引きのおばさんと運転手が数人、暇そうに座っていた。
「エンジンがかからないんです。私、キックスタートができないんで、やってもらえませんか?」
すぐに運転手の一人がバイクのスタンドを立て(私はこれも重すぎてできない)、キックしてくれた。でもやはりだめだったので、「借りてるなら、店に電話しろ」と言ってくれた。
電話をするとメカニックを派遣すると言ってくれて、場所を説明した。でもこの奇跡のエンスト場所のおかげで説明も簡単。
目立つところで待機中のエンストしたバイク
野次馬のように様子を見にくるソンテウのおじさんたち
原因は私にはわからない。一応エンジンはかかったが、店のオーナーさんが、違うバイクを持って来てくれることになり、結局全部で40分ほど待つことになった。それでも山の中でエンジンが止まっていたら、いったいどうなっていたか。
私のタイ生活は、本当にいいことがたくさんあったが、今回のことも本当に運がよかったと思う。ソンテウのおじさんたちも、修理に来てくれた男性も、店のオーナーさんも、みんな親切だった。
チェンマイでのバイクトラブルはこれだけだったが、トラブルが逆に人に親切にしてもらえたといういい思い出となった。
なんと、最後の最後にこんなトラブルが(@_@)!!いつもながらNakkoさんはラッキーで良かったですね。
やっぱり、ドイ・ステープを階段で上がってお参りしたのが良かったのかも(*´ω`*)。これからもきッと守られてますよ~。
nakko
が
しました