かなり昔の話になるが、私は30代半ばで、年上の同僚に刺激を受けてランニングを始めた。小中高と短距離は得意だったが、1000mは嫌いだったので、自分がマラソンに向いていると思ったことがなかった。でも練習を初めて1年後に出たフルマラソンでは、他の同僚たちよりいいタイムで走り切ることができて、自分でも驚いた。

 それから40歳になるまで、毎年フルマラソンを走っていた。その後は、長距離を走ることはなかったが、部活指導もしていたので、生徒たちと一緒に走ることもあり、タイに来た時も、コロナまではコンドのジムで走っていた。

 そう肺がん手術の後も、少しずつ走り、コロナ前には30分以上走ることもできていたのだ。なのにバンコクのコンドのジムが使えるようになっても走らず、チェンマイのコンドでもたった2,3回走っただけ、しかも休憩を入れながらじゃないと走れないという状態で、日本に帰ってきた。

 帰った時があまりにも暑く、ちょっと外を歩いただけでへとへとになった。駅で階段をのぼっただけで息があがる。しかもチェンマイから日本へと美味しいものを食べる生活が続き、体重も少しずつ増え身体が重い。これではいけない!

 そしてついに決心した。昔と同じコースを走ろう!

 本気でマラソンに取り組んでいた頃、近くの河川敷まで往復6㎞を毎日走り、土日は10㎞ほど走っていた。その河川敷は500mごとに2㎞まで目印があり、往復4㎞をタイムを計りながら走ることができて便利だった。

 ちょうど1週間前、朝6時半に家を出て河川敷に向かった。河川敷まで800mほどだが、最後の土手に上がるところで息が上がり、走れなくなった。少し歩いて息を整え、スタートの目印のところから走り出す。

 いや走るというのは正しくない。ヨタヨタジョギングしているだけだ。何とか1㎞地点まで行ってタイムを見てショック。8分を超えている。昔は6分で走っていたのに。

 たった1㎞で息があがり、また少し歩く。そして1㎞走り、歩いて休憩。その繰り返しで家まで戻ったが、4㎞弱で40分弱かかっている。もう早歩きより遅いんじゃないか。

 でも今日まで、雨の1日を除いて毎日走った。だからブログにも書いておこうと思ったのだ。これからずっと走り続ければ、以前の距離を走れるようになるだろうか。同じタイムで走ることは無理でも、冬までに6㎞を走れるようにしたい。

 話は変わるが、日本では急に感染者が増えてきて、今日は感染者が19万人を上回ったそうだ。私が帰国した6月末は感染者が2万人を切っていたので、割と気楽に友人に会うこともできた。でも来月予定している10人ほどの宴会はどうなるだろうか。

 タイにいれば私も今月4回目のワクチンを打てたと思うが、日本ではもう少し先になりそうだ。とにかく今まで通り、手洗い、アルコール、うがいと気をつけるしかない。

このグラフを見て、ちょっとびっくり
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