阿蘇での一泊は、 カドリードミニオンに一番近いとい条件で選んだ「阿蘇の司ビラパークホテル」。Agodaで取った一泊二食つきで、23,490円と施設の割には安かった。食事はビュッフェ形式で、量より質を望む私たちには「まあ値段相応かな」という感じだった。

 でもメニューには地元料理もあり、普通に美味しかったと思う。ただ一枚も写真がない。周りは家族連れが多かった。

 席に案内してくれたのはアジア系の男性だった。聞いてみるとベトナム人とのこと。ステーキを焼いていたのはネパール人だった。二人ともきちんとした日本語で返事をしてくれた。食事を終えて受付の年配の人に聞いてみると、ホテルでは10人ほどの外国人が働いているそうだ。

 技能実習生として来日したのかどうかは聞いていないが、こんな風に日本で頑張って働いているアジア人を見るとうれしくなる。彼らも私の教え子のように、日本へ行きたいと思いながら勉強をしていたんだろうなあ。

 ここも当然温泉なので、3回入った。前に書いたお猿のカイくん最終公演を(泣く泣く)あきらめて、ホテルにチェックイン後すぐにお風呂へ行った。まだ人はほとんどいなかったが、壁には「静かに入浴してください」と貼ってあった。

 なのに、母はとても陽気な50代くらいの女性と意気投合し、大声で話しまくる!福岡の方だったが、大阪のおばちゃんと同じくらいの迫力でしゃべる、しゃべる・・・。もう一人入浴されていた年配女性は、ちょっと離れておられたけれど、私は迷惑なんじゃないかと気が気じゃなかった。

 元々母は、知らない人でも平気で話しかける方だった。実は母を連れて海外旅行をしたのも10回以上になると思う。海外で日本人を見かけても、私はめったに話しかけないのだが、母は絶対に話しかけた。そして言わなくてもいい私のプロフィールをぺらぺらしゃべりまくった。当時私は英語教師なので、旅行のコミュニケーションはあまり困らなかったが、それを言う母が嫌だった。

 母と話をしてくれた女性は、私には母の自慢に聞こえる話も、興味深そうに聞いて返事をしてくださり、本当に後でお礼を言いたいほどだった。コロナ禍で他人と話す機会がなかったから、お互いに話をするのが楽しかったのかなとも思う。

 就寝前のお風呂のときは、小さな女の子を連れた若いお母さんが餌食となった。お風呂から上がって着替えているときに、その若いお母さんが、あたふたされていたので、3歳くらいの妹さんのほうに、私がゆかたを着せてあげた。

「女の子二人はいいよ。私も今でも姉と電話で毎日話してるわ。」(数年前大げんかをして、数年間音信不通だったよねぇ)
「この子(私のこと)も娘二人で年子やねんけど、ずっと二人で遊ぶから楽って言うてたし。」(その分、ダブルおむつの時代はたいへんでしたけど)
( )内は口には出して言えない私のツッコミ。「静かに入浴」と書いてある横で、そんなにペラペラしゃべらないでよ。

 相手をしてくれた若いお母さん、二人の可愛い娘さんたち、ありがとうございました!まあおかげで母は上機嫌でお風呂から戻り、気分良く一日を終えたようだ。

 この時の写真が全く撮っていなかったので、今日のランチのことをおまけに書いておこう。母の家の近くに、5年前にはなかったネパール料理店ができていた。これまでに3,4回、母をインド料理を食べに連れていったことがある。聞いてみると「行きたい」と言ったので、二人で散歩がてら出かけた。

 母はお店の人が勧めたチーズナンセットというのを頼んだ。パンが好きな人なので、チーズナンは気に入ると思ったが、私が一枚もらったが、残りはしっかり完食。でも私の普通のナンも少し食べたので、ほぼ一人前は食べたようだ。

チーズナンセット(チキンカレーを選択)1100円
スープと飲み物付き
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私の食べたセット カレー(ほうれん草とナスを選択)、ナン、スープ、サラダ、飲み物(マンゴーラッシー) 980円


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 ランチだと、ナンでもライスでも1回お代わりOKとのこと。(もうそんなに食べられない自分が悔しい)大阪郊外の都市のためか、メチャ安いと思ったし、味も本当に美味しかった。
 

 
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