先月長女と会った時、どこか近くへ一泊で出かけようと相談して、久しぶりに奈良、飛鳥方面でステキな宿を見つけた。その近くに高松塚古墳、キトラ古墳、石舞台があるが、実はどこも行ったことがなかった。

 ネットで調べて、石舞台とその近くにある岡寺に行くことに決め、ドライブを楽しみながらのんびり向かった。昭和27年に特別史跡に指定されたそうだが、その昔は田んぼの真ん中にポツンとあり、石舞台に乗ってもかまわなかったそうだ。今はきれいに整備されて、入場料も300円だが、石室の中に入ることができる。

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 石室の中から石舞台の天井を眺める。この石室は蘇我馬子の墓だと言われている。

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 この石舞台は無料駐車場があるのだが、狭くて使えないことが多いとネットのコメントにあった。実際行ってみると、本当に狭かったが、ちょうど一台だけスペースがあり停めることができた。真夏で見学者が少ないのでラッキーだったが、見学時間はそれほどかからないので、繁忙期でも回転は早いかもしれない。 

 石舞台から車で5分のところにある岡寺は、厄除けのお寺として有名らしい。長女は厄年になるので、お参りしようと誘ったが、実は女性の62歳も厄年ということで、私も厄年だった。 

  天智天皇の時代に創建されたという歴史あるお寺で、西国観音霊場33ヶ所の第7番札所でもあるそうだ。この日もまあまあ多くの人がお参りに訪れていた。


 重要文化財である仁王門
 
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 手水のところに、柄杓は置いていなかったが、水が落ちるところにビー玉が敷き詰められて、とてもきれいだった。

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本尊の如意輪観音像は土で作られた塑像
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 本堂から奥のこの鳥居を上がっていくと、弥勒菩薩があるというので、息を切らしながら階段を登った。

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石洞の中に仏像がみえる。中はとてもひんやりしていた。

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小さな弥勒菩薩が暗い中で微笑んでいるように見えた

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 久しぶりにお寺のお参りをしたように思う。チェンマイではほぼ毎日お寺に行ったのに、日本へ帰ってから、機会もなかった。
 7世紀建立でも、とてもきれいに保存されていて、それほど古さは感じない。でも参拝客はいても、なぜか静けさを感じるお寺だった。長女と次女は年子なので、これから数年は二人とも厄年になるので。お祈りをしてお守りを買って、お寺を後にした。

 お寺を降りたところに、Google mapで高評価のお店があったのに、8月はお休みだった。またGoogle mapで調べて行ったのは、石舞台のすぐ近くにあった「農村レストラン 夢市茶屋」。もう1時半ごろで、いくつかのメニューは売り切れていた。
 
 私たちがいただいたのは「古代米御膳」ミニトマトジュースをつけて1300円。ツルムラサキの胡麻和え(上の左から2番目)、呉豆腐(とうにゅうと吉野葛の豆腐)、苦瓜の胡桃和えが美味しかった。

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 あまり食事をする場所がないためか、私たちの後もお客さんは来ていたが、この御膳も私たちで終了だったようだ。他の方には申し訳ないけど、これも小さな幸運。

 観光はここまでで、この後すぐに宿に向かい、ダラーっと時間を過ごした。素晴らしい宿で、それについては明日にします。


 
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