ニュースを見ていたら、びっくりするようなワードが!「#使用済みマスク売ります」
えっ?どういうこと?ツイッターで検索すると、かなりヒットするらしい。

 記者がそのツイッタにDMを送ってみたところすぐ返事が来て、3枚500円で送られてきたそうだ。手渡しもOKの人に連絡を取ると、21歳の女性が持ってきて、取材に応じて答えていた。

 彼女は学生で、生活費の足しにするために、売れるものは何でも売るそうだ。最初は抵抗があったが、今では売れるのならいいと思うようになったと話していた。もう一人電話取材を受けた女性は、シングルマザーで子どもと過ごす時間をこれ以上削りたくないので、使用済みのマスクや靴下、下着なども売るそうだ。

 以前から下着を売る女性がいるというのは聞いていた。でもまさか使用済みのマスクだなんて。一日外出してつけていたマスクは、雑菌がついているように思うので、帰宅したらすぐ丸めてゴミ箱に捨てている。万が一コロナウイルスがついていたら怖いので、ゴミ箱の底のほうに押し込む。

 でも需要があるから供給があるのだ。もし誰も買わなかったら、そんなことを考える人もいないだろう。その取材によると、マスクを売っているのは10代、20代の女性がほとんどで、その半数近くが10代で中高生もいるらしい。

 中高生は小遣い稼ぎかもしれないが、大学生や取材を受けたシングルマザーは、コロナ禍で収入が減ったため、少しでもお金になるならと始めたそうだ。コロナ不景気は、アルバイトやパートの人たちに大きな痛手を与えた。元々低収入だった人のほうが、より収入減になっている。でも政府の.政策は、国民一律10万円とか、Go to travelとか、本当に困っている人を救うものではなかった。

 コロナ禍でも女性の貧困問題は取り上げられることはあったが、実際それに対する政策はなにもなかった。貧困に苦しめられる女性たちが、決して良いと言えない選択をすることは止められないのかもしれない。

写真はチェンマイ最後の朝にコンドから撮ったもの
もう1度あの部屋に戻りたい
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