一時帰国は短くて1週間、長くて1ヶ月だったが、いつもやるべきことはリストにしていた。でも今回は本帰国のため、きちんとしたリストも作らず、なんとなく2ヶ月を過ごしてきた。まあ最初の目標が「実家と家の片付け」だったので、その合間にやるべきことをやり、友人と会う生活を続けてきた。

 何をやったか忘れてしまいそうなので、記録として書いておこうと思う。

①3年間分の確定申告を作成
 一時帰国は大学が休みになる4月か5月だったので、最初の2年間も3月15日の締め切りには間に合わなかった。でもその時に税務署で聞いたら、遅れても問題はないとのことだった。今回は3年分になるが、前もって税務署に電話をしたら、やはり問題ないと言われた。

②マイナンバーカード取得
 マイナンバーカードを持つことは、少し抵抗もあった。でも確定申告をe-Taxで提出しようとすると、昔のカードリーダーが古すぎて使えず、プリンターも壊れて使えなかったので、マイナンバーカードしかないという結論になった。
 これで確定申告をしたら、すごく簡単で、しかもこれだとネットとマイナンバーカードさえあれば世界中どこからでもアクセスできるとわかり、作ってよかったと思った。

③歯医者の診察
 4月にタイで奥歯のインプラントの検診は受けたが、私は10年ほど前に、前歯もインプラントにしている。その状態とクリーニングを兼ねて、かかりつけの歯科医へ行った。インプラントの状態も、それ以外の歯も特に問題がないとのことでほっとした。

④市の検診チケットを使っての検診
 仕事をしているときは、職場の検診や、互助組合の割引がある人間ドックを受けていた。タイでも大学の検診を毎年受け、日本に一時帰国の際に人間ドックや胃カメラを取ったりした。でも無職の今は、この地方自治体の検診チケットを使うのが、一番てっとり早く、しかも安い。
 
 基本的な検診は無料で、がん検診は費用がかかる。でも胃がん検診はバリウムなので受けない。というのは、たぶんポリープがあるので、どうせ胃カメラはしなくてはならないはずだし、バリウムはあまり身体に合わなくて、吐いたこともあるのでやりたくない。胸部X線は、がんのため不要。ということで検便(300円)と心電図(100円)だけを近くのクリニックで追加して受けた。

 婦人科は別の病院へ行かねばならず、今日行ってきた。乳がん検診800円(マンモグラフィーと視触診)と子宮がん検診500円で、2週間ほどで結果が送られてくるようだ。去年2月のBNH病院の人間ドックで胸のしこりを指摘されたが、もう一度8月に受けて変化がなかったので、今回も変わりないといいのだけど。
 
⑤コロナワクチンの登録
 私は住民票を残したままだったので、去年に接種券が届いている。つまり接種券番号があるということだ。市役所の担当部署に電話をしてみると、ネット上で3回目のワクチンを済ませたという登録ができるとのこと。やってみると簡単にできて、先日4回目の接種案内が届いた。私は3月初めにバンコクで3回目を受けたので、5か月以上経過している。月末に近くのクリニックでの予約をネットで行った。

⑥大阪国際がんセンターの受診予約
 本当なら2020年5月に行くはずだった。ちょうどコロナで国が閉鎖されたころで、夫に電話でキャンセルを入れてもらった。4月にBNH病院で受診しているので、次は10月でかまわない。2年ぶりに電話をしてみると、当時の主治医の先生は異動されてしまったが、他の先生の予約を10月初めに入れてもらえた。

 ①から⑤までは、本帰国した人に大体必要ではないだろうか。今回は住民票を残したままだったし、免許も切れていなかったので、役所関係の手続きはあまりなかった。

 それ以外にも持っていたカードがことごとく期限切れで再発行になった。今日も図書館に行って、再発行してもらった。まだ使っていないコンビニのカードなんかはどうなっているのだろう。よく行くドラッグストアのポイントは5年経っても有効だったけれど。

 ようやくすべきことも一段落ついたかなという気がする。でも逆に、これから何をするべきなんだろうと悩んでいる。実家の片付けという大プロジェクトは、母のことを考えると気が重く、どうすべきかと迷ったままだ。もう少し涼しくなってから再開しようかな。


 さて、写真は全く関係がないのだが、この前行った民族博物館のもの。私が昔住んだことのあるオーストラリアのメルボルンからということで、親近感を抱いた。ディンゴというのは、野生の犬なのだが、実は狼並みに狂暴だ。人間が襲われた事例もある。

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