テレビを見ていると、夏の高校野球で優勝した仙台育英高校の監督さんのコメントが聞こえてきた。
「青春って密だなって思うのに、それがダメだダメだと言われて・・・」

「青春って密」、すごく的確な表現だと思った。

 青春時代と言われると、私は高校時代を一番に思い浮かべる。私も部活動に明け暮れた3年間だった。たまたま3年とも同じクラスにバレー部の仲間がいたから、いつもどんな時でも、バレー部のメンバーと一緒にいた。それほど強くはなかったけれど、夏休みはお盆前後だけ、冬休みはお正月をはさんで5日間ほどしか休みがなく、つまりそれ以外はずっと仲間と一緒だった。そう3年間ずっと「密」だった。

 コロナ禍で「3密を避ける」という言葉がポピュラーになり、「密」という言葉のイメー」ジはいいものではなかった。でも仙台育英の監督さんのコメントで、私の中の「密」のイメージが急に変わった。

 以前少し書いたことがあるが、「SOTUS」というタイのBL(boy's love)ドラマにハマった。他のBLドラマも見てみたが、やはり「SOTUS」ほどはハマらなかった。それはなぜかと考えてみたが、ドラマの設定が大学の工学部の上級生と下級生の話で、どちらのグループも5,6人の男子学生のわちゃわちゃした様子が面白かったのだ。

 
ここで気づいたのですが、「わちゃわちゃした」は大阪弁かも!?意味は「大勢が人それぞれ口々に話している様子」です。

 高校や大学の頃は、本当にいつも何人かの友だちと一緒に時間を過ごした。一人でご飯を食べるなんて、あり得なかった。中高時代は、確かトイレも一緒に行っていた。でもそんな風に人に囲まれた生活が普通で、とても楽しかった。

 今の中学、高校、大学の1,2年生は、コロナ禍での学校生活しか知らない。食堂で肩を寄せ合って話をしながら食事をしたり、更衣室で大声で冗談を言いながら一緒に着替えをする経験もないのだろう。

 50年近く経っても思い出せるそんな「密な時間」を共有することができない青春時代ってどんなだろう。外に出ても、エレベーターの中で「会話はお控えください」と書いてあったり、温泉でも「黙浴をお願いします」と書いてあったりする世の中だ。

 私たちの2年間より、子どもたちの2年間はもっと重い。彼らの「失われた密な青春時代」を取り戻すすべはないのだろうか。政府は外国に倣って、無症状患者をコロナの数に入れない方針を打ち出したが、まだまだ反対意見も多い。でもコロナと共存して前に進まなければ、日本は他国から置いてけぼりにされるように思う。 

白浜には南国の花や草木も見られる
真っ赤なハイビスカスが鮮やかだった
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