今月9月12日から30日まで「大阪いらっしゃいキャンペーン2022」というのがあり、宿泊は5000円分、地域クーポンも2000円分もらえるということで、今月はこれを利用して近場の温泉へ行くことにした。

 そして昨夜、伏尾温泉に泊まってきた。その宿については明日以降に書こうと思うが、先に大阪キャンペーンのクーポンについて、思ったことを書きたいと思う。

 宿からは説明も書かれた紙クーポンをもらった。フロントの説明によると、このまま紙クーポンで使えるが、そうすると2000円のクーポンでお釣りが出ないというのだ。電子クーポンの説明には、「region PAY」アプリをダウンロードして、「おおさかPAY」にチャージしてくださいと書いてあった。

 そこにあったQRコードからApple Storeにアクセスして「region PAY」をダウンロード。そこで大阪を追加。「チャージする」を選ぶと、すぐQRコードの読み取りになり、私は4000円分のポイントをゲットした。

 使う時は 「支払う」を選び、お店のQRコードを読み取り、金額を入れてクリックで終わり。だからスマホを使い慣れていれば、全く問題はない。でも母のようにスマホを使えない人にとっては、あまりにもハードルの高いクーポンだ。
 
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 キャンペーンが少し延長され有効期限が延びたので使えるチャンスは増えたが、母と使えるのは明日のランチくらいだ。でもこのクーポンを使える場所も限られている。

 結局、母のような人は、2000円のクーポンをもらっても、泊まった宿でおみやげを買うくらいしか使い道はない。しかもお釣りは出ないので、欲しくないものも買ってしまうかもしれない。
 
 タイでも「コンラクルン」(1日150バーツを上限に政府が50%を援助する制度)のときに、「パオタン」というアプリを使って決済をしていた。小さな屋台でもコンラクルンのポスターが貼ってあり、お年寄りでもスマホを使って支払っているのを見て、ちょっと驚いた。タイはスマホの普及率が94%とかで、日本よりはるかに多いらしい。

 それでもスマホを持たない人は、そんな生活に関わる制度からも置いてけぼりかと思ったのだが、日本ではスマホを使えない高齢者は、いろいろな制度から置いてけぼりになる。母はワクチンの予約も電話しか使えず時間がかかり、マイナンバーカードも持っているそうだが(弟が手配したらしい)、今ではどこに置いたかも覚えていないようだ。

 私は紙の無駄遣いとしか思えないことも、紙でしか対応できない人もいる。母を見ながら、膨大な紙のゴミをどう処理すればいいかと頭が痛くなる。

 今日はまだ実家にいて、母の物忘れについイラッとしながら書いているので、もう文章もまとまりがなさすぎる。 駄文にお付き合い頂いて申し訳ありません。


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