Merry Christmas from NZ & JP

 実は今日深夜に、私は日本の家に到着している予定だ。今日はオークランド、成田、羽田、関空と長時間の移動で、時間がある時に書いているのだが、最後まで書けなければ、途中でもアップしようと思う。

 旅の最後はクライストチャーチで、昨日、娘に空港まで送ってもらって別れた。国内線でオークランドへ飛び一泊(当日の乗り継ぎは無理だったので)、空港敷地内のIBISホテルを娘が取ってくれて、そこに泊まった。

 昨日クライストチャーチ空港に1時間半ほど前に着いたので、娘は車を停めて搭乗手続きも一緒にいてくれた。ゲートの近くまで行って、座って写真を見ながら話していると、娘が「もう無理。辛くなるから帰る」と泣き出した。

 3年半ぶりに会って、24日間一緒に旅をした。これほど長い時間、ほぼ二人だけで、ずっと一緒にいたのは初めてだ。彼女の涙を見て、私も泣き出してしまった。
 
そしてハグをして、彼女と別れた。
 
 すぐに手荷物検査場に向かった。リュックからiPadを出して、全部の荷物を大きなトレイに乗せた。そしてX線検査から出てきた荷物を取って、ゲートへ向かった。でもハンドバッグを探っても搭乗券が見当たらない。トレイに置いて取り忘れたんだ。あわてて戻って聞いたが、私の名前の搭乗券はないという。でも2枚残っていたから、同じような人がいるんだ。
 
 私がたぶん泣きそうな顔をしていたからだろう。女性職員が「パニックにならないでも大丈夫。どこ行きの便?」と聞いてくれた。
「オークランドです。」
「じゃあゲートはこの奥だから、ゲートで言えば再発行してくれるわよ。」
そうなんだ。やはり失くす人もいるんだなあ。
 
 ゲートはまだ係の人がいなかったので、ソファに座って待っていた。10分ほど経った頃、先ほどの職員さんが来て、笑顔で「見つかったわよ、ほら」と渡してくれた。わざわざ届けてくれたんだ。でも100回以上も飛行機に乗っているのに、搭乗券を失くすなんて初めてだ。やはり娘との別れで気が動転していたんだろうなあ。

 IBISホテルは一応敷地内だが、歩くと15分くらいかかる。HPを見るとシャトルバスがあるとのこと。そのバスがどこから出ているのかわからないので、インフォーメーションで聞いた。道路を渡って、黄色いバスと言われたが、シャトルバスの表示に従って歩くと、バス停のような所にでた。でもホテル名とかは何もない。不安になって、待っている家族連れに聞いた。親切な男性は、他の人にも聞いてくれ、わからないので電話をしたらと言ってくれた。でも私は電話を使えないと言うと、自分の電話を使ってかけてくれ、場所が違うと教えてくれた。でもまだイエローバスというだけではっきりしない。
 
 また戻って、出口前にあるノボテルのフロントに聞くことにした。すぐに教えてくれて、左の方にバスが止まると言われたが、外に出ると右手にイエローバスが見えた。誰かが荷物を下ろしているので間に合うかも思い、スーツケースを引っ張って走る。
 
 運転手さんにIBISホテルに行くかと聞くと、少し困ったような顔をされたが、乗せてくれた。そして数分走って道路に止めて、「あそこだよ」と下ろしてくれた。ホテルの前じゃないんだ。
 
 少し歩いたが、ようやくホテルに到着。フロントにシャトルバスの時刻表があった。
「7時5分を予約したいんですが。」
「予約はいらないわ。そのチケットマシーンで切符を買って、ホテル前で待てばいいから。」
えっ?無料じゃなかったんだ。チケットは6.5ドルだった。でもあの運転手さんは、何も言わずに乗せてくれた。
 
 たぶんイエローバスでも、ホテルを通らないのがあって、それだったのではないか。でも私に同情して、ルートでホテルに一番近いところで下ろしてくれたんだ。
 
 娘と別れて弱ってた私は、何人もの知らない人の親切を受けて、ほっこりした気分になった。そしてシャワー浴びて、そのことを娘に話すためにラインした。1時間ほど話したが、今度は湿っぽくならず、また次は日本からねと切った。

IBISホテルは日本のビジネスホテルのよう

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ロビーにはクリスマスツリー

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