私たちは昔オーストラリアのメルボルンに1年半住んだ。クライストチャーチはメルボルンによく似ている。どちらもビクトリア朝の建物があり、ガーデンが多い。そしてトラムが走っている。ゆっくり走るトラムは、どちらの街にも似合っている。

クライストチャーチの街を走るトラム
F95E4509-61FE-409D-9593-431FD72A50FC

 クライストチャーチでどこに行こうかと話していたら、「トラムレストランへ行きたい」と娘が言った。そういえばメルボルンにもあったような気がする。Google mapから予約のページに行くと、夕方5時からのEarly Dinnerと7時からのSummer Dinnerというメニューがあった。終わってから車でリトルトンまで帰らなければならないので、早い時間の方にした。

 内容も早い時間のほうは一品少なく値段も安い。5時からのが99ドル(約8200円)、7時からが125ドル(約10360円)だった。

 4時半ごろには出発するトラムステーションに着いた。少し待つとこんなトラムがやってきた。

C602F4E2-4EC6-429C-806B-C0B58A34F8C5

 私たちが乗り込んだときは、すでに数組のお客さんが座っていたので、車内の写真は撮れなかった。これはトラムレストランが公開しているクリップビデオのスナップショット。

7FB40E6A-5E39-4CE1-9F3D-343249F324EE

 5時からの食事中、トラムは市内を回る。まだ明るいがこんな景色を見ながら食事を楽しんだ。

EAF8D9B4-9316-4F9C-AE58-A76FDDD75CAD

ニュージーランドのトイレはホントにおしゃれだなあ
8C368A43-A642-40AC-97D7-26D6897A7EA2

ビルの壁に描かれた鳥の絵が本当に上手だ
CDEFA8B5-8DA9-451C-BE77-5F570DF83DB5

 エイボン川にかかる「追憶の橋 Bridge of Remembrance」。歴史建造物に指定されているこの橋は、1923年、第1次世界大戦での戦死者を追悼して作られた。この名前は、多くの兵士がこの橋を渡って戦争に旅立ったことから名づけられた。

 2011年の地震の後に訪れたとき、ここは立ち入り禁止区域で近づくこともできなかった。でも今は車が通らない橋を、市民がゆっくり歩いていく。

E58CE0AF-1297-44E6-AE03-D1CFBD907D0D

 さてメニューだが、まずウエルカムドリンクにスターター、メインはサーモン、牛のランプ肉とベジタリアンのラザーニャ、デザートもキーウィのケーキ、チョコレートとラズベリーのケーキ、チーズ盛り合わせから選べる。もちろんコーヒーか紅茶付き。

FA39DAD8-AD4F-4D8B-82DE-439BD9319346


スターター
食べたのに、何だったか忘れてしまった
でも3種類とも美味しかった

DCABAAD1-3AB7-436A-9D0B-C7A29A014324

クライストチャーチの近くでもサーモンが捕れるそうだ
ふっくらして美味しかった

F59AC71A-D20F-484C-93B8-08569A37EF53

 娘はランプ肉を主に食べたが、こんな美味しい牛肉は食べたことがないと言っていた。まあ日頃そんな贅沢な暮らしはしていないだろうけど。私も一口もらったが、確かにすごく美味しかった。娘が両方味見したいというので、私はサーモンにしたが、本音を言うと、サーモンは何度か食べたので、こっちが食べたかった。

9849CBFC-759B-451E-A15B-87125F20D971

AAC77E58-08B2-47E4-9D27-D1F00735CA83

娘が選んだチョコレートとラズベリーのケーキ
8F998389-2AF4-4B5F-8047-B80936706BCA

私はキーウイとレモンのケーキ
これは午前中に食べた日本人の作ったケーキよりはるかに美味しかった

FB24D78A-27D3-4D29-9749-1B6723B843F1

 娘の座席からは厨房が見えたのでこんな感じ
75087711-576F-4026-A810-F1EAA28A669A

 この日が2人で過ごす最後の夜だったので、とてもいい思い出になった。二人とも少しだけおしゃれをして、優雅なディナーを楽しんだ。でもやっぱり「ここに〇〇(長女の名)もいたらいいのに」とつぶやく娘に、私だけでなく早く長女に会いたいのだろうなと思った。

もしよろしければ、ポチっとしていただければ、励みになります

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ




にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ