クアラルンプール6泊7日の旅だが、最初の3日間は用事をしたり、映画館にずっといたりしたので、あまり歩いていない。だから残り3日間を観光客らしく過ごしたが、そのうち2日間で道を聞かれた。

 1回目はMidvalleryという駅で電車を待っていた時、ちょっと年配の男性が私に何かを言った。少し離れたところに、駅の職員らしい人が掃除をしていたので、その人に聞いた方がいいだろうにと思ったが、そのおじいさんは目の前の私が手っ取り早かったのだろうか。

 でも全く何語かもわからなかった。たぶんマレー語ではないかと思うが。一応英語で「私は外国人で、わかりません」と答えたが、そのおじいさんがその英語を理解してくれたかどうかもわからない。

 もう1回はブキッビンタンの交差点で信号待ちをしていた時、何か後ろからずっと話しかけられているような気がして振り向くと、やはり女性が私に何かを言ってきた。それはたぶん中国語だと思う。また英語で「私は中国人でないので、わかりません」と答えると、一瞬驚いたような顔をした女性は、仕方ないという表情で歩いて行った。

 昔バックパッカーで旅行していた時も、いくつかの国で道を聞かれたことがある。そしてタイでは旅行で来た時も、住んでいた時も、何度も聞かれたことがある。でもこれはとてもいいことだと思っている。

 私はどの国へ行っても、たいてい中国人かと言われる。そして中国人は、世界中に住んでいるので、現地に住む中国人と思われる可能性が高いのだ。最初から日本人かと聞かれたことはほとんどない。だからそれほど大きな危険に合わずにやってこれたのだと思う。

 もちろん海外へ行くときは、かなり注意をしている。あまりアクセサリーもつけなし、化粧も最低限。まあ今は化粧をしようがしまいが関係ないが、若い頃はきれいに化粧した方が危険も増えると思っていた。着る服も新しい服などは持って行かず、現地調達の安物も利用する。

 まあそれでも一度ぼったくりにあったことはある。スリランカのコロンボだが、ホテルから出てきたところで、そのホテルで働いているという男の子に声をかけられ、その人が捕まえたリクショーに乗ってしまったのだ。それが実は仲間で、ぼったくられた。でも日本円にして8000円くらいだったし、危険な場所に連れていかれたわけではなかったので、勉強代だったと思っている。
 
 さてここまでは昨日書いたのだが、今日6泊7日のクアラルンプールの旅を終えて、チェンマイに戻ってきた。クアラルンプールは大気汚染指数は低く、確かに空気が悪いと感じなかったが、チェンマイに戻ってネットで確認したら、やはり「敏感な人には良くない状態」。タイ人の方がマレーシア人よりマスク率が高いのは、コロナではなく、PM2.5 のためじゃないだろうか。

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