母がまた「温泉でも行きたいね」と言う。そりゃそうだろう。私がいない間は、どこへも行けなかっただろうし。いつもどおり「お金は出すから連れて行って」と電話で2,3回言われたので、とりあえず近場で探すことにした。

 4月以降も全国旅行支援が使えると聞いたので、少し検索してみると、大阪は5月12日までの宿泊なら使えるようなので、去年泊まった大阪池田市にある伏尾温泉「不死王閣」にもう一度行くことにした。ただ今回のキャンペーンは前回よりは割引額は少ない。

 ただその旅行支援は直接宿で予約するのか、業者を通すのか、どちらがいいのかわからない。その時点で、業者によっては販売終了のところもあった。それにしてもネットで調べてもわかりにくいなら、PCやスマホが得意じゃない人は、業者に頼むしか方法はないのだろうか。

私が参考にしたサイト ここは詳しく載っているので便利



 そして結局、楽天トラベルから予約を入れた。一泊2食つきでの二人分39,600円から5,940円の割引で33,660円。申し込んだ日に楽天カードで決済された。

 それが一昨日、私の携帯に3回も不死王閣から電話があり(しかも夕食を作っている時間)、留守電まで残されていた。予約の確認らしいが「もしお手すきの時間ございましたら、一度不死王閣の方までお電話お願いできればと思います」とあり、ご丁寧に電話番号まで残している。でも担当者の名前は残していない。

 翌日昼頃また電話があったが、その時も昼食準備中で気付かなかった。それに気づいたのも夕方だったので、何か急に変更でもあるのだろうかと心配になり、夕方6時前に電話をしてみた。

 最初の総合案内らしい女性は「係りにつなぎます」と言って、それから約1分待った。出てきた男性に「予約しているNakko(もちろん名字を告げた)ですが、折り返し電話してほしいと留守番電話が残っていたので・・・」と言うと、また1分待たされた後、「予約確認の電話だと思います。」

 えっ?それだけ?
「私はすでにカードで支払い済みなので、わざわざ客に、折り返しの電話をさせる必要がありますか?」
「すみません。」
 えっ!またそれだけ?普通「お手間をおかけしまして申し訳ございません」とか「わざわざお電話いただきありがとうございます」とか言うよね?しかも名前も名乗らないし。

 前回泊まった時の印象は悪くなかった。フロントも母が保険証を忘れたのに、こっそり許してくれたし、レストランの中居さんも愛想よく対応してくれた。なのに今回のこの予約係の対応は納得がいかない。

 夕食後もまだ怒りがおさまらないので、HPに載っていたアドレスに、「支配人様へ」というタイトルでメールを出した。文面はかなり丁寧に、でも以下のことをきっちり書いた。

1 支払い済みの客に対して、携帯電話での確認電話は不要ではないか?
2 確認のためだけなら、折り返し電話をくれというのはおかしいのではないか?
3 折り返しの電話を要求したのに、予約係の連携は取られておらず、しかも折り返し電話にお礼も言わないのは失礼ではないか?

 私がメールを送ったのが、19時15分だったが、今朝女将から謝罪のメールが届いていた。受信時間は23時12分なので、かなり早い対応だった。返答は以下だ。

1 予約を間違えるお客様もいらっしゃるので、確認することにしています。
2 留守電を入れることで不都合が生じたと心配なさるということに、考えが及びませんでした。留守電の内容について、ご心配をおかけしない内容に変更するよう検討します。
3 折り返し電話のお礼も言わなかったことは、こちらの指導不足です。

 そしてメールの中でも数回お詫びの言葉が添えてあった。

 今観光業界は、かなり人手不足だと聞いている。従業員の質を保つのも難しいかもしれない。でも老舗旅館だからこそ、これまでのレベルを保ってほしい。

 女将は、事前決済のお客様への確認電話は不要であるということも検討すると書いてくれた。私が支払い済みなのだから、全くその必要はないと思うと書いたからだ。もし客の都合が悪くなれば、キャンセル料がかからないうちにキャンセルするだろうし、万が一、当日客が来なくても、支払いずみだから、旅館に金銭的な被害はない。

 電話のやり取りだけであれば、もう泊まりにいくのも嫌だなと思ったが、女将から丁寧な返事をいただいて、一気に気分は回復した。ということで、明日は不死王閣に泊まってきます。


 このブログランキングに参加しています。
もしよろしければ、ポチっとしていただければ、励みになります

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ




にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ