今日は門真自動車免許試験場へ、娘の失効した免許の手続きに行った。実は私も4年前、がんの手術のため一時帰国が1ヶ月遅れて、免許が失効した。その時、ちゃんと調べなかったので、転入届の書類だけで大丈夫と思っていたら、住民票がいると言われて2回行くハメになったのだ。

 ということで今回はちゃんと大阪府警の期限切れ手続き(特別新規申請)というページを確認し、必要なものをそろえて出かけた。
*住民票の写し
*失効した免許証
*写真1枚 3cm×2.4cm(娘のは大きかったが、カウンターで切ってくれた)
*やむを得ない理由を証明するもの(診断書やパスポート)
 娘は当然パスポートだが、ここで大切なのは出入国スタンプ。だから必ずスタンプをもらうように念を押していた
*滞在国の運転免許証

 試験場に着いたのが10時ごろ、受付の機械に免許書をスキャンさせれば、必要な申請書類が印刷されて出てくるのはありがたい。特に日本語をたくさん書きたくない娘は喜んでいた。
申請書類を出す機械
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 期限切れ手続きのカウンターはふたつ開いていたが、一人一人に時間がかかっている。並んでいたのは6,7人だったが、そこで15分ほど待っただろうか。用意した書類をすべて出し、ニュージーランドの免許やパスポートの出入国スタンプのコピーを取られ、しばらくすると係りの人が言った。

 「前にも一回失効されていますね。」
えっ?そうだったんだ。ということは彼女は免許を取ってから、普通に手続きをしたのは1度だけということか。
「5年間無事故無違反であれば、ゴールドで30分の講習ですが、ちょっと確認させてください」と言われたが、とにかく最初の手数料を払い、次のカウンターへ進んだ。そこで待つこと10分。

「ちょっと5年に足りないんですよ。4年9か月ほどで・・・。上に掛け合ってみたんですが、やはりだめでした。ごめんなさいね。」
担当してくれた女性は、本当に気の毒そうな表情で娘にこう言ってくれた。その人の説明は、日本語理解力がちょっと弱い次女にもよくわかる説明で、とても親切だった。

 結局、娘は11時20分から2時間の講習を受けることになった。違反運転者講習、初回更新者講習と同じグループだ。その間私は喫茶・食堂へ行って待つことにした。一応こんな事態に備えて、iPadを持ってきたので、Amazon Primeで映画をちょうど1本見た。

 1時半ごろに戻ってきた娘は、「退屈やったけど、ためになることもあったわ」と言って、「でも免許をもらえる順番が、最初は若い人ばかりで、たぶん初回更新の人、次が年配の人が多くて違反のある人、私が最後だったんだよ。」と笑っていた。

期限切れ手続きにかかった費用
試験手数料1900円 交付手数料2050円   特定執行者講習(初回)1350円 合計5300円

 お腹がペコペコにだった私たちは、試験場を出てすぐ近くで見つけた「くら寿司」へ。私はこの前も行ったが、次女はまだ日本に帰ってから食べていないので、大喜びだった。

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 これ以外にも食べたが、写真は忘れてしまった。二人で14皿食べて、2210円。「ニュージーランドだと3倍くらいするかもしれない。日本って安いー」と娘はまた感激していた。

 とにかくマイナカードを作るつもりがない次女にとって、免許証だけが身分証明書になる。時間はかかったが、これでまたひとつ課題を終えた感じだ。

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