慶州へ来た一番の目的は、韓国の修学旅行先ベスト1で、1995年にユネスコ世界文化遺産に登録された仏国寺と石窟庵を訪れること。ここは751年に新羅時代の宰相、金大城(キム・デソン)が建立したというのが有力な説らしい。境内には新羅仏教芸術の傑作と称えられる7つの国宝が現存し、韓国の名勝・史跡第1号にも指定されている。

 市内中心部からもバス1本で行けるので、それほど不便ではない。私は慶州駅手前の城東市場前のバス停から700番のバスに乗った。他に10番、11番も行けるが、バス停に着いたら700番が来たので飛び乗ったのだ。

 仏国寺まで50分くちょっとだったろうか。10番のルートよりは少し遠回りになったようだ。仏国寺からもっと山奥の石窟庵までは、12番のシャトルバスが出ているのだが、1時間に一本しかないらしい。まず時間を確かめに行くと、運良く次のバスが出るまで5分ほどだった。仏国寺から山頂に8kmほど上がった所にある。仏国寺から石窟庵入口へは約3kmの登山路もあるそうだが、とても歩く気になれない。

バス停にあった時刻表
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 仏国寺から石窟庵までの車道は、かなりクネクネ道。途中でGoogle mapを見ると、こんな感じだった。

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 石窟庵」は景徳王15年(751年)、ときの宰相、金大城(キム・デソン)により創建され、完成当時は「石仏寺(ソップルサ)」と呼ばれていた。金大城は前世の両親のために石窟庵を、現世の両親のために仏国寺をそれぞれ建立したと伝えられている。

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 バス停からここまでは、15分ほど歩かねばならない。でも気温が低いので、歩くのも苦にならなかった。この石窟庵の中に国宝の本尊仏が安置されているのだが、この仏像は写真撮影不可だった。

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ということで、これは石窟庵のパンフレットから
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かなり山奥なので、遠くに慶州の町が見える
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ちょうど1時間で戻ってくるバスに乗って仏国寺へ
チケットを買おうとしたら、なぜか無料だった
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立派な門を通ると
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多宝塔
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釈迦塔
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そして一番大きな大佛殿
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こんな風に石を積むのは、どこでも見られるのだろうか
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これは願いをかける提灯
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 実は仏国寺を見ている間に、頭が痛くなってきた。休憩して水を飲んだが、あまり変わらない。結局、帰りのバスの中でも酷くなったので、宿に着いてダウンしてしまった。せっかく慶州まで行ったのに、博物館も仏国寺ももう少しちゃんと見たかったなあ。
 
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