今日、私はオンライン授業をしていた。iPhoneや iPadはもちろん音が出ないようにしているが、通知は画面にでてくる。それで日本大使館からのメールに気づいた。もちろん授業が終わってから見たのだが、本当に驚いた。

 Yahooニュースにも簡単に載っていたが、詳細はわからなかったので、The Nation online(英語)を見て、ある程度の情報がわかった。すでにブログに書いておられる方もいるし、在タイの方なら、すでにニュースなどで詳細はご存じだろう。

 何よりも驚いたのは、犯人が14歳の少年だということ。タイは個人情報保護の意識が低いので、彼のIDカードや顔もすでにメディアにさらされているようだが、その写真を見ると、まだ完全に子どもだ。学校のIDカードもあったので、これでどこの学校かもわかってしまう。記事内ではTuition schoolと書かれていたので、私立学校ではないだろうか。

 そしてその記事には「
the teen was addicted to shooting games on computer」(その10代はコンピュータのシューティングゲームにはまっていた)とあったのだが、ゲームに夢中になるからといって、なぜ銃を持っているのだろう。銃も小型のグロッグ9mmだとも書いてあった。

 タイでも銃を所有するには許可がいるはずだし、14歳の少年が持つことは許されていないはずだ。でも地下鉄のサムヨート駅の近くには銃を売るお店がたくさんあり、普通の人でも覗いていけそうな雰囲気だった。タイでは、日本より銃は身近なところにあるのかもしれない。

 ここまで書いたら、タイの教え子からラインが来て、このニュースのことを教えてくれた。彼が聞いたニュースでは、少年は少し精神的に問題があったとのことだ。それでも、なぜそんな子が銃を持っていたのか。

 日本に住んでいてよかったと思えるのは、こんな銃の事件が起こったときだ。私がタイにいたときでも、コーラートのショッピングモールで大きな銃の事件があったし、去年も学校か幼稚園が襲撃された事件があったと思う。昔オーストラリアに住んでいた時も、近くの大学で銃の事件があり、本当に恐怖を感じた。

 普通の日本人なら、銃など持ったことも、見たこともないだろう。その必要性もまったく感じないだろう。でも世界中に、銃が必要だと思う人がたくさんいて、普通の人々の生活の中に銃が入り込んでくるのが恐ろしい。まして子どもたちが手に取ることができる環境を、大人が作り出していることが怖い。

重い話なので、せめてキレイな蝶の写真でも
8月、プーピン宮殿の近くで
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