2、3日前にネットニュースで、私にとって嬉しい?ニュースが目についた。タイトルに書いたように、お酒を飲んで顔が赤くなる人は、コロナにかかりにくいという研究成果が発表された。研究は佐賀大医学部の研究グループによるもので、お酒を飲むと顔が赤くなる人は、ならない人に比べて約5倍新型コロナウイルス感染症にかかりにくいというのだ。

 コップ一杯のビールで顔が真っ赤になるのは「アジアンフラッシュ」と呼ばれる東アジアに多い体質で、日本人の約半数がこの体質だそうだ。この原因遺伝子を持つ人は、お酒に含まれるエタノールの代謝物のアセトアルデヒドを解毒する酸素の働きが弱い。そのためお酒を飲むと血管が拡張して皮膚が赤くなるが、顔の赤くなる人が、この遺伝子を持つ確率は9割とされている。

 そして私は完全にこの「アジアンフラッシュ」で、コップ一杯どころか、多分半分くらいでも顔が赤くなる。まだ物心がつくかつかない頃に、お隣で奈良漬を数切れ食べて、真っ赤な顔をして帰ってきたことがあると母によく言われた。学生時代のコンパでも「乾杯だけ」と言われ、ビールを一杯飲んだだけで、気持ちが悪くなったこともあった。

 そして無理強いされなくなったころには、もうお酒はほとんど飲まず、いつも烏龍茶やジュースを飲むようになった。でも友人にはお酒が強い人が多いので、このお酒の弱い体質はなんとかならないものかと、ちょっと悔しい思いをしてきた。

 「お酒を飲めないのは損!」とずっと思ってきたが、今回の研究成果が本当なら、これはこの体質はラッキーかもしれない。しかも他のウイルスや細菌、原虫による感染症などにも影響する可能性もあるという。アジアンフラッシュ体質の人は、アルデヒド類を解毒しにくいため、普段から殺菌作用のあるホルムアルデヒドの濃度が高めで、ウイルスからの防御になっている可能性があるそうだ。

 とりあえずアジアンフラッシュ体質の私はまだコロナにかかっていない。もちろん感染しやすい場所に行かないし、知らない人と会う機会も少ないので、感染の可能性はかなり低い。でもこの仮説が正しいことが、早く証明されてほしいと思っている。

 さて、今日は子ども食堂のボランティア。野菜やパンの寄付があったそうで、今日は野菜消費を考えたメニュー。焼き肉バーガー、牛肉、ソーセージ、卵入りチャーハン、きんぴら(ごぼう、人参、こんにゃく)、大根と人参の煮物、サラダ(大根、きゅうり、コーン、ツナ、トマト)、スープ(大根、もやし、長ネギ、玉ねぎ、小松菜)

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