先日参加した市のシニア講座のエクスカージョンの午後は、大阪地方裁判所の見学。これは本当に楽しみにしていた。私は昔から法廷ドラマが好きで、裁判シーンのやり取りも好きだ。しかも今は、先日ブログに書いた朝ドラ「虎に翼」に夢中なのだ。そんな時、裁判所を見学できるとは、なんてタイムリー。

 そのわりには、今まで裁判を傍聴しようと考えたことがなかった。テレビで見る裁判の傍聴は、整理券が配られたりしているが、実際には毎日裁判はたくさん行われており、そのほとんどは傍聴できるそうだ。

 私たちは市の講座グループということで、まず見学説明用の法廷に入れてもらい、そこで説明を聞いた。
このパンフレットを見ながら説明を受ける
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 この部屋は傍聴席からの写真撮影はOKだったが、ネットに公開するのはダメとのこと。しかもここで、黒い法衣を着て、裁判官の席に座って写真を撮ってもいいのに、その写真も、個人的にみるだけでネット上は不可。それが、残念。私が真ん中の裁判長の席に黒い法衣を着て、にこやかに映っている写真があるというのに。

ネットで裁判官の法衣と検索すると、コスプレ用のこんな写真がでてきた
私が着たのも、これによく似ていた
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「虎に翼」のポスターで主人公が着ているのは弁護士の法衣
弁護士が白、検事が赤の刺繡だった

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 でもこの「裁判員制度」のパンフレットの表紙の写真くらいはいいかな。これはすでに大量にばらまかれているはずだし。

実際の法廷
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 この裁判員制度だが、これができた当時、私は公立高校教員だったので、こんなのに選ばれても仕事は絶対休めない!と思っていた。実際同僚がひとり当たったのだが、彼女は辞退した。教員の仕事は、盆と正月以外は簡単に休めない。しかも私は運動部顧問だったので、盆と正月も他の人より休みは少なかった。

 ちょっと話はそれたが、私の知人の中で、裁判員に当たったという人は、この一人しか知らない。一緒に講座に参加した周りの人も、裁判員になった人を知らないと言っていた。だからかなり確率は低いのだろう。

 資料によると、裁判員になる確率は、13,500人に1人らしい。ただ大阪はその確率が下がり、10,000人に1人くらいだとか。宝くじどころか単なるガラガラのくじも当たったことのない私なので、この10,000分の1の確率に当たると思えない。

 でもこの日、3つの裁判を傍聴して、一度でいいから裁判員をやってみたいと思った。傍聴した裁判はどれも裁判員裁判ではなかったが、いろいろ考えさせられたし、検察官にモノ申したくなった。今なら仕事の都合はつきやすい身、ホントに裁判員に選ばれないかなあ。


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