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 娘夫婦から結婚式の招待状が来てびっくりした。いや結婚式に驚いているのではない。娘夫婦は11月から同居して12月初めに入籍も済ませている。式も身内だけで挙げるという話も聞いて、確か今年の初め頃には日程も決まったと思う。

 じゃあ何をびっくりするのかと言われそうだが、「親に結婚式の招待状を送るものなのか?」である。なんでもググってみたくなる私はさっそくググるとこんな説明を発見。

「結論からいうと、親への招待状は必ず渡さないといけないというわけではありません。なぜなら親は結婚式で「招待する側」の立場であり、ゲストではないからです。実際、招待状の差出人は新郎新婦の親の連名になっているケースも多いはず。ただし差出人が新郎新婦自身の場合は、「両親もゲストとしてお招きする」という意味で、必要に応じて招待状を渡します。」
Wedding Mart より

 そうか、昔は新郎新婦の親の名前で招待状を出すことも多かったんだ。私の時代でも、どちらにしますかと聞かれ、自分たちの名前だけでと答えたことを思い出した。

 娘夫婦と私達夫婦では、本当に結婚についての様々なことが異なっている。私達は元同僚だったので、式には共通の同僚たちに来てもらったし、それぞれの友人も招待した。仲人も二人がお世話になった先輩の同僚にお願いした。

 当時は普通に行われていた結納もしたし、私の両親は花嫁道具として、タンスや寝具、着物、服といろいろ揃えてくれた。今考えると、タンスや着物はなくてもよかったのにと思う。もちろん今の家にそのタンスや着物は残っているのだが、私達は結婚2年後に、姑も一緒に住んでいた古い家を壊し、新築したので、タンスがなければウォークインクローゼットにできたのにと、悔しかったのを覚えている。着物もまだ手を通していないものもあるし、なんだか無駄なお金を使わせてしまったなあと思う。

 娘たちは、二人だけでなにもかも準備して、私は一切手伝っていない。一応私たち夫婦から結婚費用として少し援助したが、娘夫婦はお互いの懐は別で、費用を折半するようだ。私の時とは大違いだなと感心している。


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