スロベニアのリュブリャーナは2泊だけで、4日目は夕方にはクロアチアのザグレブまで移動します。
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 行きたかった2つの鍾乳洞については、かなり調べて計画をたて、シュコツィアンはネット予約し、その見学が終わってからポストイナ鍾乳洞も予約を入れようと思ってました。でもポンコツレンタカー(*`Д')のせいで、私ネリにねった計画もオジャン。運転の疲れもあり、近くのスーパーで買ったものをAirbnbで食べて、爆睡でした。


 さて、あまり計画をしていなかったリュブリャーナ市内観光、まず旧市内のリュブリャーナ城に向かいます。

 街を一望できる丘の上に建つリュブリャーナ城は、歩いていくこともできるけど、今回は時間節約+体力温存のためケーブルカーに乗ります。

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 ここのチケット売り場で、ケーブルカー往復+お城+オーディオガイドのセットチケットを買いました(€20)。このオーディオガイドがスグレモノで、まったく知識のなかった私も、お城の歴史がよくわかりました。

ケーブルカーは全面ガラス張り!IMG_8459

ケーブルカーから見える旧市街
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 12世紀に建てられたこの城は、13世紀初頭に封建領主スパンハイム男爵によって統治のシンボルとなり、1335年からはハプスブルク家の支配になりました。でもこのお城は、貴族や領主が住むためではなく、敵から街を守る軍事的要素の強い建物として使用されていたそうです。現在の姿は16世紀の大地震で一部が壊れた後に17世紀にかけて築かれたものだとされています。

お城のミニチュア あまり大きくないお城です
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この庭園は無料で入れて、カフェもあるので、市民の憩いの場になってます
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 ちょっとびっくりしたのは、
19世紀初頭から第二次世界大戦後にかけて、リュブリャーナ城はなんと刑務所として利用されていたのだとか・・・!第二次世界大戦中はイタリア人やドイツ人捕虜の収容所として活用されていたそうです。

牢獄跡
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展望塔の上からはリュブリャーナ市内がすべて見渡せます。



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 展望塔の下で、バーチャル・キャッスルの上映があるので入ってみました。3Dのメガネを借りて、音声はオーディオガイドがそのまま使えるので、日本語で聞けます。
 座席が少し動いたり、上から水滴が降ってきたりと、ちょっとUSJのシアターを、かなりスケールダウンしたような感じ (´▽`)

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 1905年にリュブリャーナ市が文化的な活動のためにと城を買収したのに、その直後は貧しい人たちのためのアパートして使われていたとか!?これもちょっとびっくり。1963年に最後の住人が去って、大改修が行われ、今の姿になったそうです。カフェでお茶や食事をしたり、お城までの庭園でピクニックをしたり、またお城の聖ジョージ礼拝堂では結婚式もおこなわれるそうです。


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