昨日は、仕事日でちょっと忙しく、ブログまで手が回りませんでした。それと、今日出かけたツアーのピックアップが6時50分で、昨夜は早く寝る必要もあったんです。

 ということで、今日は朝早くからキナバル山方面へのツアーに参加しました。帰ってきたのも夜7時半ごろだったので、ちょっと疲れ気味ですが、とてもラッキーだったことを書いておこうと思います。

 タイトル通り、幻の花と言われるラフレシアを見ることができたんです。もともとツアー行程に入っていたわけではなく、今日はたまたま咲いているという情報もあり、ガイドさんが連れて行ってくれました。

 私もラフレシアという花のことは聞いたことがありますが、詳しく知りませんでした。さっきネットで検索してみたところ、ラフレシアには、通常の植物の基本的なパーツである葉・根・茎がないのです。根がないので、土から養分を取ることも、葉がないので光合成もできません。じゃあどうやって花を咲かせるのかというと、ラフレシアはブドウ科の植物の根などに寄生し、他の植物が作り出した栄養を奪う「全寄生植物」だそうです。

 いやーこれには驚きました。花だけの花なんて、聞いたこともなかったし、80㎝から種類によっては1mを超える大きさの花が、地面にポツンと置かれているように咲き、しかもそれが他の植物から養分を盗んで(?)いるなんて。

 私たちが訪れたのは、Adenna Rafflesia Garden という場所ですが、ガイドさんによると、ここは個人の所有場所で、広大な土地を家族で世話をしているとのこと。

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 ラフレシアは開花までに15ヵ月もかかるのに、開花は4,5日程度。しかもそれでその花は死んでしまうそうです。ここに来ても見れる確率は、かなり低いそうです。若い女性のスタッフにちょっと聞いてみました。
「ラフレシアは1年にいくつくらい咲くんですか?」
「今日咲いているのが、6つ目です。でも明日と、3日後くらいに咲くので、それで8つ。」
「今年になってからということですか?」
「そう1月から数えてです。」

 今8月だよね、それで8つしか咲かないってこと?しかも今日は咲いて1日目の花と、もうすぐ咲く花も見れたというのは、かなりラッキーじゃないでしょうか。

 ということで幻の花ラフレシアをごらんください。

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これがたぶん明日咲くラフレシア
わたしにはキノコに見えます
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 グループの人に撮ってもらった写真には、3日後くらいに咲くラフレシアも写っていました。
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 ラフレシアは、絶滅危惧種で、マレーシアでもコタキナバルのこのあたりしか見られないそうです。今回、これを見るために来たわけではないのですが、見れて本当にラッキーでした。

 ラフレシアは、ものすごい悪臭がすると書いてあったのですが、今日私が見たときは、何のにおいも感じませんでした。ラフレシアはマレーシアで8種類あるそうですが、もしかすると種類によって、においも違うのかなと思いました(勝手な推測です)。でも動物の死骸が腐った匂い、トイレの悪臭のような匂いと言われているそうなので、そんなにおいをかがなくてほっとしました。


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